【出資馬応援】小型馬の苦悩…。ウィズアットダンスは未勝利突破なるか?

ジェイ
ジェイ
どうも、ジェイです。
今回はノルマンディーOCの出資馬ウィズアットダンスについて記事にしていきたいと思います。
よろしくお願いします。

ウィズアットダンスとは?

出典:netkeiba

ウィズアットダンスとはマツリダゴッホ産駒のノルマンディー所属の3歳牝馬です。

ノルマンディーのマツリダゴッホ産駒は産駒全体より勝ち上がり率に優れており、またオカダスタッドの自家生産馬が多いので価格もリーズナブルとなっており、ノルマンディーのマツリダゴッホ産駒の募集額回収率が非常にいいことから目をつけていました。

ウィズアットダンス(ウィズアットレースの20)はミスプロ系をはじめとして、マツリダゴッホ産駒の活躍傾向のツボを押さえている血統構成となっており、スピード要素が多く母系にもちりばめられていて、スプリント路線で勝負できる快速馬になるのではないかと期待して出資しました。

募集時に417㎏しかなく、スプリント路線にしては小柄な牝馬であることは懸念点ではありましたが今後440~450㎏まで成長してきたらいいなと思って出資したところです。

どちらかというと、この馬は馬体や歩様で選んだというよりは、血統配合の相性を重視して選んだ1頭です。

ウィズアットダンスの戦績は?

ウィズアットダンスは育成の中でサイズアップすることに賭けて出資をしましたが、結局デビュー戦は400㎏を切り300㎏台でのデビューとなり、4着に入りました。

今から思えばこれが今のところ最初で最後の掲示板内でした。

その後も400㎏前後をウロウロ、馬体サイズ的な意味で大きな成長を見せることはありませんでした。

馬体重が増えないため、続戦して使うことも難しく、デビュー時期は早かったのに出走数はここまで4戦と決して多い方ではありません。

とはいえ、初戦は4着に入りましたし全く持って勝負になっていない感じはありません。

先行できるゲートセンスもありますし、小さい身体でよく頑張ってくれていると思います。

一方、データベースを見てみると400㎏未満の馬の勝ち上がり率は10%未満とかなり厳しい数字です。

適性は短距離ですし、なんとか放牧の間に一回り成長して未勝利突破チャレンジをしてもらいたいと願っていました。



未勝利戦突破なるか?

ウィズアットダンスは2023年4月23日福島2Rの3歳未勝利戦芝1200m(牝限)に柴田騎手を背に出走しました。

このレース前の放牧時には、440㎏台で定着しつつあるという更新コメントが出ていましたので、馬体が成長しここで一変があるのではないか?とかなり期待していました。

しかし、レース直前の更新ではかなり馬体重が減ってしまっているとアナウンスがあり、結局ふたを開けてみたら今回も300㎏台の出走となりました。

一抹の不安を抱えながらのレースとなりましたが、弊サイトの新馬・未勝利予想ライター、単複貴公子の調教診断ではそれなりの評価が与えられており、なんとか掲示板内確保で権利を取ってくれないか、と祈るような気持ちで見ていました。

スタートでやや後手を踏んでしまい、ポジション確保に足を使ってしまいましたが、1枠1番スタートだったので馬群の前目内側で進んでいきました。

4角あたりで鞍上から追われはじめ、ちょっと早くないか?と思ったところもありますが、手ごたえは悪くなさそうでした。

ウィズアットダンスは直線弾ける、とまではいかないものの、見せ場十分、しっかりと最後までインで脚を使い、1着馬からそこまで離されずに7着で入線しました。

福島最終週で、インが荒れて外伸びになっているトラックバイアスの中、終始インを回してうまくコーナリングしながら7着に持ってきたのはなかなか見どころがあったレースだったのではないかと思います。



今後について

馬柱的にみると7着ですが、今回のレースはウィズアットダンスなりの成長が感じられたレースで、未勝利突破への希望が持てるレースだったのではないか?と思います。

馬力は足りない感じがありますが軽さのあるスピードがありますし、折り合いながら先行して直線でもしっかりと脚を使えるレースセンスがいい走りをするなという印象を改めて受けました。

残された時間は長くありませんが、洋芝適性があるマツリダゴッホ産駒です。

北海道滞在でなるべく馬体が減らないようにして、北海道シリーズで勝ち上がりを決めてほしいなと願うところです。

馬体重が軽い馬はメロディーレーンのような例外馬もいますが、基本的には追い切りで負荷がかけにくい、続戦しにくいなど一般的なサイズの馬に比べてハンデはあります。

もちろん軽い馬の方が早く仕上がる傾向がある、脚元への負担が少ないなどメリットもありますが、メリットデメリットを考えるとデメリットは大きいと感じます。

サイズの小さい募集馬に出資する際には、小さいゆえのデメリットは直視したうえで検討、判断するのが良いのではないかと思います。

ウィズアットダンスは今のサイズでも全く勝負になっていないことはないと思います。

願わくば馬体を増やして勝負して欲しいと素人目線では思いますが、何よりできるだけ万全の状態でこの馬がレースに向かえるよう、調整をしてもらいたいなと思います。

未勝利突破目指して頑張れウィズアットダンス!


ジェイ

現役地方&海外馬主・競馬ライター

登録者5000人超え&累計再生250万回超えの一口馬主YouTuber。豪州競馬会員制コミュニティJJ Racing Club 共同代表。社会人1年目から一口馬主を始め、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。地方個人共有とRSS や中條厩舎の豪州共有に加え北米MRHでマイクロシェアを行う。血統スタッツや馬体・歩様を重視していて代表馬はトゥルーフェアリー、ロードヴァレンチ、ミスティックロア等。

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