【一口馬主】コスパガチ勢は○○馬を狙え!?過去4年の経験から練り上げた今年の出資戦略を発表 byジェイ

ジェイ
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どうも、ジェイです。
今回は私の2023年の一口馬主の出資戦略について記事にしていきます、よろしくお願いします。

4年で見えた得意分野

これまでの4世代の出資馬(18産は全頭引退しましたが)を振り返って、私の場合明らかな傾向が見えています。

ジェイの出資馬(共有馬)の中で活躍している、または今後活躍しそうな馬を振り返ってみましょう。

・ロードヴァレンチ(中央OP、マーチS4着)

・ヴァナルガンド(中央1勝)

・ミスティックロア(中央1勝)

・セラドナイト(中央1勝)

・ファントムライド(北米2勝)

・ゴールデンシーカー(園田3勝、出戻り1勝C)

・(地)リレーションハート(門別1勝、大井1勝)

一目瞭然ですね、ダート馬ばかりだということです。

また、引退してしまいましたが大井で3勝し出戻り、初年度世代で唯一中央1勝Cに出走したシーロンシャンも、最後はダートを使われていました。

私がダート馬ばかりに出資しているかといわれそうですが、決してそんなことはありません。

一口馬主DBに記載のMy馬を見ていただければわかりますが、普通に芝血統の馬にも出資しています。

…が、僕の目利きがよくないのか日本の芝レースは実は未勝利。

北米でバレティックという出資馬が芝レースを勝ちましたので、一応芝でも勝利がありますがダートでの勝ち星に比べると寂しい数字です。

ここで、今年の戦略について私は2パターンを考えました。

①    芝馬を中心に再度勉強し出資、弱点を補強する

②    得意を活かして、ダート馬を中心に出資する

これらを考察するうえで、1つ重要な点があります。

それは資金力です。

何を隠そうジェイは資金がもう尽きかけています。

春の渡豪の旅費、そしてパーフェクトダイヤモンドの21を落札し共有。

そして勢いでEVOでスナークスマイルの21も共有。

今年の一口馬主はさすがにセーブしていかないと、生活が回らなくなります。

どのみち勉強はサララボの募集馬検討記事で行うので、自分のお金を使うのは②のダート馬中心の方がいいのでは…と現時点では考えています。



ダート馬の方が高コスパ!?

自分が見るのが得意だということ以外にも、ダート馬を狙うメリットはあります。

それは、みんな大好き「馬代回収」できる可能性がダート馬の方が高いという客観的なデータがあるからです。

具体的な事例を見ていきましょう。

芝馬とダート馬の種付け料をまず比べてみます。

※ちなみに芝の種牡馬かダートの種牡馬かは、概ねです。例外産駒はもちろんいます

芝種牡馬2023年種付け料TOP5

1位 エピファネイア 1800万円

2位 コントレイル  1200万円

2位  キズナ     1200万円

2位  ロードカナロア  1200万円

5位 キタサンブラック1000万円

ダート種牡馬2023年種付け料TOP5

1位 ドレフォン   700万円

2位 ブリックスアンドモルタル600万円

3位  シニスターミニスター500万円

3位 ヘニーヒューズ 500万円

5位 パイロ     400万円

5位  マインドユアビスケッツ400万円

「ドレフォンとかブリモルとか、芝で走っている産駒いるやん!」というのはいったん置いておいて…

芝種牡馬の方が、圧倒的に種付け料が高いことがわかると思います。

種付け料がセリの落札額やクラブの募集額に大きな影響を及ぼします。

このリストから、さらにセリ平均落札価格と平均獲得賞金という情報をプラスしてみましょう。

スペースの都合上、上記の2つの情報は牡馬に絞って(全体が手元にないだけですが)お伝えいたします。

芝種牡馬2023年種付け料TOP5

1位 エピファネイア 1800万円 牡馬平均落札額4076万円、牡馬平均獲得賞金1335万円

2位 コントレイル  1200万円 新種牡馬

2位  キズナ     1200万円 牡馬平均落札額3558万円、牡馬平均獲得賞金1718万円

2位 ロードカナロア  1200万円  牡馬平均落札額6408万円、牡馬平均獲得賞金1980万円

5位 キタサンブラック1000万円  牡馬平均落札額2561万円、牡馬平均獲得賞金2392万円

ダート種牡馬2023年種付け料TOP5

1位 ドレフォン   700万円  牡馬平均落札額2977万円、牡馬平均獲得賞金1050万円

2位 ブリックスアンドモルタル600万円 2歳馬が初年度

3位   シニスターミニスター500万円 牡馬平均落札額1680万円、牡馬平均獲得賞金1411万円

3位 ヘニーヒューズ 500万円  牡馬平均落札額2054万円、牡馬平均獲得賞金1484万円

5位 パイロ     400万円  牡馬平均落札額1620万円、牡馬平均獲得賞金1322万円

5位  マインドユアビスケッツ400万円  牡馬平均落札額1744万円、牡馬平均獲得賞金420万円(※3歳が初年度)

いかがでしょうか?

落札額と獲得賞金を見てみると、平均落札額の50%以上に平均獲得賞金が到達している芝種牡馬はキタサンブラックだけなのに対し、ダート種牡馬の場合はシニスターミニスター、ヘニーヒューズ、パイロと多くなっています。

ダート種牡馬ですとマインドユアビスケッツやドレフォンはまだ若い種牡馬なので、これから古馬産駒が増えてこれば平均獲得賞金は上昇する可能性があります。

統計データが全てではありませんが、ダート種牡馬の方が落札額と獲得賞金の平均値の差は小さく、コスパがいい種牡馬が多いと言えそうです。

やはり、セリでも一口馬主の募集馬でも芝のクラシック路線を意識する馬が最も高額になりますので、コスパ指標的には厳しくなってしまう種牡馬が多いようですね。



今年の戦略

これらのデータを踏まえて、去年はノーザン系は芝馬中心、日高系はダート中心と割り振りを行っておりましたが、今年はノーザン系に関してもあえて400〜500口クラブはダート馬を狙ってみようかなと思っております。

これは、特に牡馬に関しては3冠競走が整備されていて、早いうちから大きな舞台に立てる可能性があることも要因の1つにはなっています。

しかし、一口馬主として芝を完全に捨てるわけにもいかないですし、芝の大レースへの憧れは人並みにありますので、2000口のDMMバヌーシーでは芝路線の馬を狙ってみようと思っています。

ダート馬では

・上級路線の相手関係がきつい

・賞金体系が芝よりも充実していない

などのデメリットもありますが、ダート馬の方が脚元への負担が少なくケガ率が低いですし、詰めて使えるため数多く出走して楽しませてくれる可能性も高いように感じます(特にノルマンディー)。

コスパ的な面でいうと数多く走ることで収支をプラスに近づけることもできますしね。

また、ノルマンディーなど地方引っ張りが前提になるクラブについては、ダート血統だったゴールデンシーカーは地方ダートに対応できて中央に復帰することができました。

一方芝適性に全振りしている馬の場合、過去の出資馬プロヴィデンシアの場合は地方の下級条件でも歯が立たない…となってしまいファンド解散に。

この経験からもノルマンディーでは特に去年からダート馬を意識的に選ぶようにしています。

上級レースの賞金面のパンチは芝レースには劣るかもしれませんが、昨今はサウジアラビアやドバイを中心に高額賞金レースへの海外遠征も珍しいことではなくなりました。

いつか、メイダン競馬場で躍動するような出資馬に巡り合いたいものですね。

今の出資馬達の中からメイダンに殴り込む馬が出てくるかもしれませんけどね。


ジェイ

現役地方&海外馬主・競馬ライター

登録者5000人超え&累計再生250万回超えの一口馬主YouTuber。豪州競馬会員制コミュニティJJ Racing Club 共同代表。社会人1年目から一口馬主を始め、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。地方個人共有とRSS や中條厩舎の豪州共有に加え北米MRHでマイクロシェアを行う。血統スタッツや馬体・歩様を重視していて代表馬はトゥルーフェアリー、ロードヴァレンチ、ミスティックロア等。

—最近の私–

SONY ワイヤレススピーカー

Bluetoothでスマホと接続可能なスピーカー。重低音がとても強調されるので洋楽やアップテンポな曲が好きな私のお気に入り。防水機能つきなのでお風呂に持ち込んで音楽を聴きながら本を読むのが毎日の楽しみ。


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