連載にて私も会員であるDMMバヌーシー2023年募集馬検討記事を投稿していきます。
今回は全頭分析を行います。
募集馬検討時の参考にしていただければ幸いですが、出資は自己責任でお願いいたします。
よろしくお願いします
リリーオブザヴァレーの22
血統
父ブリックスアンドモルタルは気性が難しいところがあるものの、仕上がりが早い印象で2歳戦冒頭から勝ち馬を出していて着も安定しています。
父自身ストームバードの濃いクロスを持つ米国系種牡馬なので基本的にはサンデー系の母系とのカップリングを想定します。
その中で本馬は母系に欧州系をぶつける配合で母父は日本では重くなってしまう傾向のあるGalileoです。
Galileoは欧州で大活躍した種牡馬ですが日本ではスタミナ・パワー寄りになりすぎてしまい欧州ほどの成績を残すことはできませんでした。
これまでのきょうだい馬は軽さとスピードの最高峰であるディープインパクトが連続してつけられてきたことからもわかるように、母系のパワーやスタミナを父のスピードと合わせるという配合意図を感じます。
今回はブリモルのためヘイロー(SS系)ではない形のスピード供給になりますがこれがどう出るのか…正直サンデーを母系に含むブリモル産駒の方がアベレージは高いのではないかと思います。
元々それを想定した連れてこられた種牡馬でしょうしね。
スピードが足りそうか?はこの馬の最大の懸念点だと思います。
また、気性的にうるさい馬が多いので、本馬は牝馬に出ていますから耳の動きや集中力などは歩様動画でしっかり確認したいところです。
馬体歩様
立ち姿はすらっとしていて芝っぽい雰囲気を感じます。
流石良血馬といったところでしょうか、シルエットはとても綺麗ですね。
歩様はそこまで力強さは感じません。ナチュラルスピードが遅めなので仕方ないですかね。
もう少しバネ感のある歩きが僕は好きです。
ここは好みの問題もありますね。
ストライドもそこまで広くないように見えるのでこれでカタログコメントにあるクラシックディスタンスを目指すのか…?という気持ちになりました。
体型的には確かに中距離っぽいんですけどね。
もう少し踏み込みの深さや力強さが欲しいところです。
後ろから見た時の飛節は安定感がありました。
仕上がりにそこまで時間がかかるタイプではないかもしれませんね。
厩舎
辻野厩舎はクルチェットでお世話になりました。
結果は出てませんが試行錯誤してくれているのは伝わってきますし、ある程度数も使ってくれているのでこれでダメなら仕方ないという納得感はあります。
厩舎勝ち上がり率は46%と高いですしかなりいい厩舎だと思います。
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