ということで出馬表を覗いてみるも、土曜日2頭・・・日曜日2頭・・・・・・・
しかし、その中で今年の産駒の中でも一際煌めく星が出走予定に入っていたのでピックアップしていきます!
マイネルヴォルムス
叔父にマイネルメモリーがいる血統。
結論から入ると、今年一番期待している血統の馬です。
面白さではムビョウソクサイですが、上まで行くならこの馬と思っています。
コジーン型ゴールドシップ
コジーン型ゴルシというのがあります。
*私の作った造語ですので間には受けないでください(^з^)-☆
とはいえ好相性なのは本当です。
母父父にコジーンを持つ馬は6頭デビューし、なんと3頭が1000万円以上稼いでいます。
叔父のマイネルメモリーが稼ぎ頭になっており、私の好きなゴルシ産駒No.1のウインエアフォルクも入っていますね。
また、マイネルモメンタムも現2歳で3着に来ており、勝ち上がりは時間の問題と思われます。
コジーン型ゴルシの特徴は究極の柔らかさから来る一瞬の切れ味でしょう。
特に上位2頭は小倉や福島という小回り短直線コースを大外一気でブッコ抜きする見ていてスカッとするレースを信条としています。
母父にロージズインメイが挟まれますが、最強のお義父さんですしマイナス要素になることはありません。
期待値だけで言えば最上級ではないでしょうか?
緩いと柔らかい
しかし、良いところばかりではありません。
ウインエアフォルクは未勝利を勝ち上がれずに地方転出。
マイネルダンクも中央で勝ち上がってはいますが、平地未勝利。
障害でやっと勝ち上がっています。
マイネルメモリーも最後の詰めが甘く、なかなか勝ちきれない日々が続いており、もしもう少し能力が低ければ、この馬も中央未勝利で終わっていた可能性があります。。。
その原因は、俗にユルいと言われる柔らかさが原因です。
コジーンとは
コジーンとは、柔らかい血統の総合商社です。細かいことは望田先生のブログを見ていただくとして・・・
現代競馬に通じる柔らかさをもたらす血統を列挙します。
そんな馬もいるんだーくらいで良いです。
・マームード
・ナスルーラ
・プリンスキロ
・カウントフリート
はい、改めて母母父に当たるスターオブコジーンを見てください。
見事に先程上げた馬たちがインブリードしています。
インブリードとは、個性を凝縮させる効果があり、ここまで父と母が同じような血統を持っていれば、子供にもその影響は高確率で繋がっていきます。
この柔らかさ、もとい緩さは、一口馬主では避けていく方が一般的です。
コジーン系は緩いままで走る馬もいますが、柔らかすぎて、なかなか馬体が完成されず、未勝利終了までに勝ち上がれない馬が量産されてしまう可能性はあります。
まとめ
少し下げるような内容で終わりましたが、叔父のマイネルメモリーは2歳からしっかり走っており、マイネルモメンタムも良い走りを見せていました。
スピード不足になれば大敗もあり得ると思いますが、一定水準であれば初戦から勝ち負けでき、来年のクラシックも挑戦できる血統ポテンシャルがあります。
なにより、コジーン型ゴルシは見ていて楽しい上に馬券の買い時も分かりやすくて好きです。
頑張れマイネルヴォルムス!!
M石土井
ゴルシ産駒研究者
一口馬主を京都サラブレッド、YGG、広尾、DMM、ノルマンディーなどで楽しんでいる、ゴルシ産駒研究者。noteにてゴルシ産駒にまつわる投稿を行っている。血統分析に重きを置くスタイルで、代表出資馬はドライスタウトやグランベルナデット。ゴールドシップ産駒ではオルノアやブルーローズシップなどに出資している。
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