今回はジェイによる募集馬の分析記事です。
見解は私見であり、結果を保証するものではありません。出資は自己責任でお願いいたします。
ジェイの主な共有馬はトゥルーフェアリー(G1ATCオークス・G1ヴァイナリースタッドS出走)リッチシャンパン(マートアカップ勝利)サザンクレセント(豪4勝)リレーションハート(門別・大井各1勝)ハッピーゲート(大井3勝)主な出資馬は、イクシード(G3フラワーカップ3着)レクスノヴァス(菊花賞出走)ロードヴァレンチ(オープン)ミスティックロア(種牡馬入り)ベストミーエヴァー(スイートピーS3着)などです。4歳世代と5歳世代共に出資馬勝ち上がり率は70%越えをキープしています。
募集形式について
今回は1口1円、4万口という異例の形式での募集実施となりました。
それについて、SNSでは賛否の声が上がっていて、良くも悪くも非常に注目を集めていますね。
もう少し時間が経つと40口募集に持っていかれるというタイミングなので、絶妙なタイミングで募集を発表してきたなという印象があります。初の牝馬産駒かつ、上の子が現状活躍しているとは言い難い状況なのもあって、今回は出し方を変えてきたのでしょうか?
例年、ラヴズオンリーユーの子供は当歳馬募集ではありましたが今回はあまりにも早い時期の募集となり、個人的にはこの時期に馬を見るのは難しいなと思っています。
以下、SNSで主に論点になっている点について整理し、各々について私の個人的な見解を書き記しておこうと思います。
1口1円での募集について
これまで、ラヴズオンリーユーの3番子まで(上のきょうだい)は口数の違いこそあれど全て総額1.8億円で募集されてきました。
その中で、今回は1口1円、総額4万円での募集ですから非常に安価ですし、この血統から考えればあまりにも安い金額と言えると思います。
これに対して、「安売りしすぎじゃないか?」といった声をよく目にしますね。私も3番子の本馬の全兄に出資をしている立場ですので、全妹が流石に安すぎやしないか?という気持ちはあります。
上の子が今のところ走っていないところと、モーリス産駒の牝馬に出てしまっているところ、新規会員獲得の起爆剤にしたいところなど複合的な要因から今回の募集に至ったんだと思います。
仕方ないなと思う反面、クラブ1番の看板馬の産駒を安売りしてしまうことに対しては複雑な心境がありますね。
回収期待値について
回収期待値については、会費がかかってくるか否かによって大きく異なると思います。
既存会員ですでに4口以上の出資馬がおり、会費が追加でかからない人にとっては十分期待値はあると言えるでしょう。なにせ馬代は1口1円ですからね。
ただ、新規及び会費がカンストしておらず、今回の出資に会費880円/月 がかかってくる方は話が別です。4万分の1口という極めて比率の少ない出資に対し、880円という月会費は極めて重く、G1を1つ2つ勝ったくらいでは回収できないほどです。
1口1円募集馬に、どこまで回収を求めるか?という部分はありますが…会費がかかってくるか否かで大きくここは変わってきそうです。
私自身としては会費はカンスト済みなので、この問題は当てはまりません。
このキャンペーンで新規入会される方は、会費の負担比率が他クラブの募集に比べても非常に重いということは覚えておいても良いかもしれませんね。これを機に他の馬にも出資して、、、ということを考えているならこれはこれで良いタイミングだと思います。
4万口募集について
そもそも4万口募集、マックス4口までなので、1万分の1がマックスです。
口数調整があるので、応募人数によっては最大1口になってしまうかもしれませんし、抽選方式なので外れてしまう方がいらっしゃる可能性もあります。
4万口は流石にリターンが少なすぎて私としては物足りないですかね。
一口馬主というより、推し活に近いかもしれません。2000口〜3000口あたりまでは私としてはまだいいのですが、流石に1万口を超えてくると出資馬としての思い入れが小さくなってしまいそうです。
ただこの辺りは好みもありますよね。私はそう考えるだけで、人によっては維持費負担も少ないし気楽に応援できていいという価値観もあるでしょう。そのあたりは自分の今の価値観に合致するか否かで考えたら良いのではないかと思います。
ちなみに4万口のうち・・・
・母またはきょうだい出資者優先枠
・プレミアム区分優先枠
・新規枠
・既存一般会員枠
でそれぞれ1万口ずつ設けられております。
どのくらいの申込数になるかわかりませんが…これまでのきょうだい馬の特に2番子3番子を見ているとすぐにマン口という形ではありませんでしたし、4万口分あれば抽選になったとしても厳しい抽選にはならないのではないか?と私は見ています。
当歳早期の募集について
これが個人的には一番辛いところです。
ラヴズオンリーユーの産駒はこれまで全て当歳募集。1歳夏頃の一般的な募集馬と同じテーブルで見比べることができませんのである程度その時点での馬体や歩様を重視して検討している私には、この時期の募集は非常に厄介です。
日本の当歳セールや当歳募集は当歳の中でも産まれて数ヶ月の馬なので、非常に見極めが難しいですしその後の成長予測が困難です。
オーストラリアの当歳セールの場合、もう直ぐ1歳になる当歳馬なので、同じ当歳といってもかなりサイズ感や成長度合いが違うんですよね。もちろん1歳馬よりは幼いですが、1歳馬寄りの形なので、まだ見極めることができるのではないかと思います。それでももちろん1歳馬よりは難しいですけどね。
バヌーシーが今年は特に募集を早めてきたことについては個人的にはちょっと不信感というか、検討させる気ないだろ…?という気はしてしまいます。
血統
馬体で検討できる要素は少ないので、血統から見て行きましょう。
私が出資している全兄を見て連続でモーリスをつけているので、この配合がここまで試してきた中では最も自信を感じているのではないかと思っています。
ただ、今回は牝馬に出てしまいました。モーリス産駒は牡馬が優勢のコルトサイアーなんですよね。
モーリス産駒の牡馬勝ち上がり率が49.4%、重賞馬出現率は4.6%と高い数値です。
牝馬勝ち上がり率が34.0%で重賞馬出現率0.9%ですからその差は歴然です。牝馬でも勝ち上がり率は3割を超えており特筆して悪いというわけではないのですが、モーリス産駒の活躍はやはり牡馬に引っ張られている部分がありますので、そこは留意しておく必要があるでしょう。
母父ディープインパクトとの配合では49%が勝ち上がりと高水準です。この配合からはジェラルディーナ、アルナシーム、ディヴィーナと3頭の重賞馬が出ています。牡馬優勢のモーリス産駒と書きましたが、実はこの配合の重賞馬3頭のうちジェラルディーナとディヴィーナの2頭は牝馬です。
ただ、同配合賞金上位馬を見ると他はほとんどが牡馬。広い目で見るとやはり定石通り牡馬優勢な印象はあります。
母ラヴズオンリーユーは説明不要の活躍を見せたG1馬。2代母ラヴズオンリーミーからは種牡馬リアルスティール、プロディガルサンが出ておりそのボトムラインの活力は疑いようがありません。
ただ、母ラヴズオンリーユーの産駒に目を移すと、初子のラヴズプレミアム(3歳)のみがデビュー済み。この馬は今の所10着ー9着ー11着となっており、現役のため今後状況が好転する可能性もありますがこれまで最も成績が良かったのが勝ち馬と1.5秒差ですから、今の所その戦績は厳しいと言わざるを得ません。
初子故のサイズの小ささが仇になっている可能性もありますが、それでも極端な小ささというわけでもないですし、2番子以降はまだデビューしていないので結果は分かりませんがこれは少し心配なポイントです。
馬体
生後2ヶ月ほどのサラブレッドの平均馬体重は110-130kg程度と言われており、本馬は119kgとほぼ平均ど真ん中といったところ。今の所サイズは大きくも小さくもないですが、今後の成長次第でどちらに振れる可能性もあると思っておいた方がいいと思います。
歩様を見てみましたがこれは流石に幼すぎて全然分かりませんね…この時期の馬は見たことがないので正直皆目見当もつかないというところです…。
やや左後ろが弱そうな感じに見えますが、、、当歳馬ってこんな感じなんですかね?
馬体面から見極めるのは難しそうなので、血統情報から検討するのが良さそうです。
私はわからない馬には出資しないので、出資申し込みはしない予定です。

現役地方&海外馬主・競馬ライター
運営チャンネル累計登録者数1万人超えの一口馬主YouTuber。豪州競馬会員制コミュニティJJ Racing Club 共同代表。一口馬主は、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。神奈川県馬主協会会員。オーストラリアは中條調教師のJAPANOZと川上代表のRSSで複数馬を共有中。代表馬はトゥルーフェアリー、リッチシャンパン、ロードヴァレンチ、レクスノヴァス等。
—最近の私––
Bluetoothでスマホと接続可能なスピーカー。重低音がとても強調されるので洋楽やアップテンポな曲が好きな私のお気に入り。防水機能つきなのでお風呂に持ち込んで音楽を聴きながら本を読むのが毎日の楽しみ。








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