今回は私の出資馬、ゲンブ、イリディセント、ベランジェール、ゴールデンシーカー、ミスティックロアの5頭の出資馬応援記事、およびレースの回顧記事を書いていきます。
挿絵やサムネはフォロワーさんに撮影・提供いただきました、ありがとうございます。
はじめに
先週の記事で、ジェイの出資馬5頭が1月27日~28日の2日間で出走するということを紹介させていただきました。
今回はその5頭の結果がどうだったのかを、お伝えしていこうと思います。
よろしくお願いします。
ゲンブ
2番人気を背負い出走。抜けた1番人気の馬がいましたが、その馬かゲンブの一騎打ちだと思っていました。
今回は騎手が名手川田騎手に乗り替わりになったこともあり、初勝利に向けた期待も大きく私も東京競馬場で現地応援をしてきたのですが、数人のフォロワーさんと見守っていたところ、4角出口では手ごたえが怪しくなり、直線では完全に脚が止まっていて10着でフィニッシュと、「勝てるかはわからないけど馬券内に来る可能性は高いと思う」と話していた手前、なんとも気まずくお恥ずかしい結果となってしまいました(笑)
レース的にはスムーズに見えたので、なぜこんなに負けたんだ?喉か?とレース後は思っていましたが更新やパトロールビデオを見ると気性的な幼さを見せてしまっていたようです。
ここで放牧になると思いますし、大型牡馬なのでこのタイミングで去勢してもいいんじゃないかと私は思いますが、クラブがどうするかは不明です。
初戦芝で3着、2戦目ダート僅差の4着と決め手が足りないものの、悪くないレースが続いていただけにこの3戦目は少し残念でした。
芝とダートどっちも中途半端な感じになってしまっているのでなかなか難しいですが、先行力やスタートの良さはあるので、ローカルの1000mとか、地方交流レースとか、何かしら舞台アシストがあれば勝ち上がれる希望はあるのかなと思っています。
まだ幸い、時間はありますし最悪血統的に地方出戻りでもOKだと思っていますので、焦らず長い目で育成していってくれたらと思っています。
本格化すれば出戻りだとしても中央1勝Cでも通用する馬だと思っています。
イリディセント
期待以上の2着でした。
ゴールデンシーカーの次に期待が自分的には薄かったのは、この馬だったのです。
前走の勝利はやや展開のアヤがあった感じがあったので、今回のレースぶりでどのくらい上で通用しそうかが分かるなと思っていました。
レースでは出遅れてしまい、最後方ポツン追走になり、道中は「これシンガリでそのまま回ってくるやつか」と思って落胆していたのですが、最後の直線では大外から目の覚めるような末脚を炸裂させ、2着に入りました。
もう少し直線が長い舞台だったら、差しきっていたのでは?と思うほどの猛烈な追い込みで、大興奮でした。当然上がり1位でした。
先行逃げ切り型が多い、ジェイの出資馬としては珍しい追い込みタイプの馬ですね。
今回のレースで1勝Cのめどは立ったのではないかと思います。ゲートのタイミングが合っていたら今回も勝っていたと思います。
今後牝馬交流重賞には手が届くのではないか?と思うほどの走りぶりで、大変前途が明るく感じました。
このレースは良馬場ダートながらタイム的にも1分25秒3と優秀だったので、早めにこのクラスは卒業してもらいたいです。
ベランジェール
過剰人気だとXでもつぶやいていましたが、人気を下回る3着でした。
スローペースで前が残ってしまう展開。
中団から差し足を伸ばしましたが、届かず3着でフィニッシュとなりました。
今回はスタートも良く、ポジションもしっかりとれて競馬ができていたので現状この競馬をして勝てないのであれば仕方がないかなというか、できることはやり切って負けたかなという印象です。
前走より着順や着差は悪くなってしまっていますが、内容的には今回のレースの方がよかったと思います。今回混合レースですしね。
ここで勝てなかったので、牝馬3冠路線は現実的ではなくなりましたが(あるとしたら秋華賞ルート?)馬の雰囲気を見ていてもやはり腰回りの細さは否めず、成長待ち感はあるので、そこを無理に目指すよりはとりあえずどこかで1つ勝ってもらって、古馬になってから牝馬限定重賞路線を目指すとかでもいいんじゃないかな?と思っています。
そのためにはオープンまで上がってもらわないといけないですけどね。
父モーリスなのでまだまだ良くなる可能性はあると思います。
今回パドックでの脚の踏み込みや返しは過去2走と比べても一番よく見えました。
この馬なりに成長は感じるので、なんとかどこかで勝ち上がって時間的猶予ができるといいなと思います。できれば東京開催でもう1回芝マイル使ってほしいなと思いますが、疲れてる風のコメントがありましたし、放牧ですかね?
前残りの高速馬場の開幕週よりは、開催が進んだ方がこの馬には現状有利になる気がするのですが。
ゴールデンシーカー
13着でした。
うーんまあ予想通りって感じですね、この馬なりに頑張ってくれたとは思います。
スタートも前回同様決まりませんでしたし、追走では一瞬手応えよく見えたものの、直線では全く脚が残っていませんでした。
今後どうするんでしょう。5歳まで待ったのでもうちょい頑張ってくれ…という気持ちもありつつ、成長を期待する年齢では正直ありませんし、身体もあちこち痛い系の馬なので合理的判断が下されても仕方ないかなと思っています。
現状、好走するためにはロケットスタートを決めて、後ろで有力馬複数頭がけん制しあって超ドスローになり、「あれ、逃げのこっちゃった!?」パターンしか思い浮かびません(笑)
そのためにもせめて中央で先行、ハナを切れるスタートを身につけてほしいですね。
ミスティックロア
まじでひやひやしましたが、なんとか勝ち切ってくれました。
関係者の皆様ありがとうございます、出資者の皆さまおたおめです。
最後の直線でまた届かず2着か!?と肝を冷やしましたが、おそらく見守っていた出資者以上に、鞍上の坂井騎手が肝を冷やしていた事かと思います。
魂のガシガシ追いで西村騎手との師弟対決を制してくれましたね。
ドスローの前残り展開の中、上り最速で外ぶん回しで先行勢を飲み込んだのはやはりこの馬の実力だと思いますし、パドックの入れ込みなどがなくなってもっと競馬に集中できるようになったあと2段階くらい上のステージへ行けるんじゃないかと思っています。
とはいえ、以前ほど馬ごみやキックバックを嫌がっているような感じはしませんし、パドックでもめちゃくちゃ発汗していてこれ大丈夫か?と思うようなコンディションでも中央2勝Cを勝ち切れるような馬ですから、スケール感のある馬ですよね、本当にいい馬に巡り合えました。
ここから3勝Cになるので、一筋縄ではいかないといわれる領域に入っていきますが、一旦休養して春先の入厩でサクッと勝ってオープン入りできると、夏からはいよいよ重賞路線に再度殴り込みになっていくのでしょう。
来年と再来年のドバイとサウジ同時配信ライブはミスティックロア応援LIVE兼任にできることを願っています。
この子も気性が悪い大型牡馬なので去勢したいのは山々ですが、血統的にこの馬は許されないと思うので、なんとかこのまま競馬を学んでいって力を競馬で発揮できるような馬になっていってほしいなと思います。
この世代のノルマンの出資馬ヴァナルガンドや、1つ上のロードの出資馬ロードヴァレンチと並んで、いやそれ以上のとても大きな期待を寄せています。
現役地方&海外馬主・競馬ライター
登録者5000人超え&累計再生250万回超えの一口馬主YouTuber。豪州競馬会員制コミュニティJJ Racing Club 共同代表。社会人1年目から一口馬主を始め、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。地方個人共有とRSS や中條厩舎の豪州共有に加え北米MRHでマイクロシェアを行う。血統スタッツや馬体・歩様を重視していて代表馬はトゥルーフェアリー、ロードヴァレンチ、ミスティックロア等。
—最近の私––
Bluetoothでスマホと接続可能なスピーカー。重低音がとても強調されるので洋楽やアップテンポな曲が好きな私のお気に入り。防水機能つきなのでお風呂に持ち込んで音楽を聴きながら本を読むのが毎日の楽しみ。
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