今回はフェブラリーS2024予想記事を投稿していきます。
よろしくお願いします。
【カタールG1•アミールトロフィー2024】海外馬主が解説!!発走時間は?中継はどこで見られる?馬券発売と注目馬は?
レース概要
東京競馬場のダート1600mで行われるG1レースです。
スタートが芝であるため、芝を走る距離が長くなる外枠の方が一般的には有利な傾向だと言われています。
コースはワンターンで、スピードに乗りやすい形状なのでダート馬の中でもスピード能力が高い馬の活躍が目立つ印象があります。
実際、過去に芝レースで戦っていた馬や距離が短いところで活躍していた馬が近年良績を上げており、こういった馬は今年も狙っていきたいです。
例えば去年であればダート1400mで良績があるレッドルゼル。
一昨年はこの舞台を得意とするカフェファラオが勝利し、3着には芝レースで活躍していて初ダートだったソダシが入っていました。
2021年にはカフェファラオが勝利し、2着には過去に芝レースで活躍していたエアスピネル。
2020年勝ち馬モズアスコットも芝ダートの二刀流でしたよね。
初ダートはソダシ以外は成績的には苦しんでいますが、芝で走っていた馬は加点評価しておきたいです。
また、カフェファラオやゴールドドリーム、ノンコノユメなどリピーターも多いのがこの舞台の特徴。
過去に同舞台で活躍した馬の評価は高くしておきたいところです。
逆に今年は地方有力馬の挑戦もありますが、地方の砂質、特に今年は砂を入れ替えた後の大井も時計がかかる馬場になっていますので、東京1600mでどこまで実力を発揮できるのか?少し疑い気味で見ていきたいと考えています。
他の舞台であればまた評価は変わると思いますが、東京ダート1600mはスピードを求められる舞台で求められる能力が少し異なるかなという見立てです。
また、今年は前に行きたい馬がそこそこいるためペースは流れると予想しています、そのため差し脚質の馬は評価を高める必要があるかなと考えています。
印一覧
◎14ウィルソンテソーロ
◯13レッドルゼル
▲4ドゥラエレーデ
△7ガイアフォース
☆5オメガギネス
☆15ドンフランキー
注10タガノビューティー
各馬評価
◎14ウィルソンテソーロ
自在性が高く前からでも後ろからでも競馬ができるウィルソンテソーロから考えたい。
前前走は出遅れながらチャンピオンズCでレモンポップの0.2秒差2着。
前走東京大賞典ではウシュバテソーロの0.1秒差2着とダート最強クラスの馬とも互角に戦えている。
本馬は父キタサンブラックで芝デビューした馬。結局芝では勝ち上がれず、1勝Cと2勝Cという条件戦ではあるが東京ダート1600mでも勝ち鞍があるところは魅力。
芝でデビューさせたくなるような血統背景とスピードを持っているという点ではまさに今回狙うべき馬に合致している。
さらに有利とされる外枠に入ったこともプラス、前が流れる展開になれば中段に控えて差しを決めたいところ。
今回有力馬の多くが中東遠征に向かっているため、ここで勝利をおさめたいところ。
◯13レッドルゼル
調教師の引退前最後のG1挑戦となるのがこのレッドルゼル。
本質的には1400mの方がいいのだろうが、そのくらいスピード豊かな馬の方がこの舞台では信頼できる。
また、去年フェブラリーSでレモンポップの0.2秒差2着に入っているところは高く評価したい。
年齢的な衰えは当然あるだろうが、去年のレースから数を使わずに大事に大事に使われているので使い減りはしていないだろう。
川田騎手から北村騎手に乗り替わるところがやや気になるところではあるが、調教師引退に華を添えるべく、激走を期待したいところ。
展開的にも前が流れて苦しくなってくれればチャンス到来か。
有利な外枠に入ったところも大きい。
▲4ドゥラエレーデ
ウィルソンテソーロを評価するのであれば、チャンピオンズCと東京大賞典3着のこの馬も評価しなければならない。
それぞれ、勝ち馬からの着差は2着馬のウィルソンテソーロとほぼ変わらず、能力的には互角と言っていいだろう。
実は東京ダート1600mはドゥラメンテ産駒の戦績がよく、勝率複勝率共に高い数字をマークしている。
血統的にも、芝G1のホープフルSを勝っている戦績的にも、スピード能力が担保されている部分も心強く、ダートでの戦績も安定しているためここは上位評価としておきたい。
ただ、枠が内枠となってしまったのでその分は割引が必要。
また脚質的には前に行きたいタイプの馬なので前のペースが厳しくなった時にどこまで粘れるか?という点において上位2頭と比べると展開が向かない可能性もあり、3番手評価にとどめた。
△7ガイアフォース
初ダートのため評価が難しいところではあるが、前前走の天皇賞秋の5着は先行勢が苦しくなる中でしぶとく粘り、非常に評価できる内容だったと思っている。
芝ダートを考えずに純粋な競走能力を考えたら今回の出走馬の中でもトップレベルの馬だろう。
父キタサンブラックだが母父はクロフネで一定のダート適性はありそうな気はするし、ダートの中では芝的なスピードが求められる舞台だと私は考えている。
ぶっつけ本番でも馬券内に来る可能性はあるのではないか?と期待し4番手評価とする。
事前では人気しているが、最終的には10倍以上のオッズに落ち着いて欲しい。
☆5オメガギネス
正直いうとこのメンバーでは実績的にワンパンチ足りないのではないか?と思いこの人気で買うには旨味がないかな?という印象もある。
枠的にもやや内側に入ったし、脚質的にも絶妙。
ただ、G1でルメール騎手に逆らっていい結果になった試しがないような気もしていて、とりあえず抑えてはおきたい、というところ。
☆15ドンフランキー
元々スプリント路線で活躍していて、前走不良馬場の東京杯で好タイムで勝ち切っているところから、スピード能力への信頼度が高く穴で抑えておきたい。
父ダイワメジャーなので芝的なスピードはあるだろう。
外枠に入り、芝の長さをうまく活かしていけばひょっとしたらひょっとするかもしれない。
前が流れると苦しいが、前に行く馬の中ではマークもキツくならないだろうし、うまく進めれば馬券内に粘る可能性はありそう。
注10タガノビューティー
追い切りがいい本馬を抑えで入れておきたい。
前前走武蔵野Sの時のようなパフォーマンスを見せられれば、かつ後ろからの展開になればチャンスはありそう。
ヘニーヒューズ産駒はこの舞台で最も複勝率が高い種牡馬で、信頼感があるし母父スペシャルウィークと芝的な要素も入っていて良さげ。
出遅れだけはやめて欲しい。普通にスタート出てくれればチャンスありそう。
現役地方&海外馬主・競馬ライター
登録者5000人超え&累計再生250万回超えの一口馬主YouTuber。豪州競馬会員制コミュニティJJ Racing Club 共同代表。社会人1年目から一口馬主を始め、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。地方個人共有とRSS や中條厩舎の豪州共有に加え北米MRHでマイクロシェアを行う。血統スタッツや馬体・歩様を重視していて代表馬はトゥルーフェアリー、ロードヴァレンチ、ミスティックロア等。
—最近の私––
Bluetoothでスマホと接続可能なスピーカー。重低音がとても強調されるので洋楽やアップテンポな曲が好きな私のお気に入り。防水機能つきなのでお風呂に持ち込んで音楽を聴きながら本を読むのが毎日の楽しみ。
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