【まとめ】シルクHC2024年募集馬全頭分析記事一覧

タイタンクイーンの23

もう一押しサイズが欲しいものの成長にベットするとすれば、血統的にも母高齢ではあるものの母の子出しは最強ランクにいいですし、魅力的な1頭だと思いますね。

歩様もエピファネイア産駒の中では適度に柔らかさというかストライドもしっかりしていますし、やや左トモが弱く感じないこともないのですが人気もぼちぼちなので面白い１頭かなと思います。

流石に僕の実績では無理ですが、それなりに実績を積んでいる人であれば実績で取れる１頭かもしれません。

エピファネイア産駒は全体的に高額かつ、良さそうな募集馬が多いので適度に分散し、本馬も人気をかぶっていない形になっていますよね。

めちゃくちゃいい！絶対の自信がある！というほどではないのですがこの人気であれば面白い１頭かな？と思います。

サロミナの23

このサイズ感をどうとらえるかで評価が180度変わってくる1頭かと思います。

一般的に今の時期にこのサイズの牝馬となると大型すぎるのではないか？という懸念もあると思いますし、牡馬はこういったパワータイプが活躍しますが牝馬のキズナ産駒はキレ・スピード系の馬も活躍馬では多い印象を受けるので一見ミスマッチに見えるのですが…。

動きがいいんですよね、大型馬特有の緩慢な感じというか重さをあまり感じず、スピードがありそうな雰囲気を感じます。

また、半兄サリオスが大型馬として活躍したことを考えても、本馬は“女版サリオス”だと考えることもできるのではないでしょうか？

当然人気となる1頭ではありますが、抽優を使えばびっくりするような倍率ではありません。

池添学厩舎は個人的にいい印象がなく、シルク預託馬の勝ち上がり率も46%とシルクの水準と厩舎リーディングから考えると低調ではあるのですが、半姉サラキアが所属した厩舎でもありますし、そういう意味ではこの血統をしっかり知っている厩舎なので…とプラスにとらえることもできるかと思います。

プラウドスペルの23

ドレフォン産駒に12万も出したくないということなのでしょうか？馬はいいと思うのですが人気が低調ですね。

5月生まれながらすでに445kgと中型サイズです、これから成長すれば500kg近くまで増える可能性も十分あるかと思います。

母は高齢ではあるものの、北米3歳牝馬チャンピオン。産駒からもブラックタイプのインディアンスペルが出ているほか、日本国内でも中央複数勝利する馬が多数出ており非常に繁殖成績は優秀です。

歩様はドレフォン産駒らしく背中を使いながらしっかり歩けていますし、前脚はちょっと気になりますが、飛節も安定していますしダート馬としては十分ポテンシャルがあると思います。

それこそ実績でも、一定以上の方は勝負できそうですよね、僕は多分無理ですけど（笑）

一般で5%くらい可能性があればいいな、と願って人気が上がらないことを願いたいと思います。

藤原厩舎は勝ち上がり率56%のリーディング上位厩舎。シルク預託馬の勝ち上がり率は61%と高水準。同じくノーザン系クラブではシャフリヤールやサブライムアンセム、サーマルソアリングなどが預託されています。

ミスセレンデュピュティの23

動きだけなら今年の募集でトップクラスに好きです、柔らかさもアリながら筋肉の容量もあり、そして背中も使える。

サートゥルナーリア産駒いいですね、本当に。

ただ、キャロットクラブでサートゥルナーリア産駒は大量募集される予定なのでここで無理しなくてもキャロットで狙ってもいいかな？多分いい馬いるでしょ…という淡い期待を込めて抽優は使わないでおこうかな？と現時点では思ったりしています。

おそらくこれだけ動きがいいので母産駒の成績の割には人気もありますしね。

2勝Cあたりで入着を繰り返してコスパ良く楽しませてくれる馬という意味ではこの馬が一番面白いかなと思います。

僕の今年の方針である大きなところを目指せる馬という指針に合わなかっただけですごくいい馬だと思いますし、去年の僕ならこの子に抽優使っていたかもしれません。

バラーディストの23

正直この子は中人気くらいだろうと思って当初取り上げていたのですが、なぜかトップ5級の検討数を誇っているようで、人気馬の1角となってしまっています。ここは誤算でした。もうちょっとわかりやすく人気になりそうな馬がいるような気がするのですが、、、。

一口馬主から人気の高い吉岡厩舎も人気の理由になっているのでしょうかね？

馬体を見るとまだ完成していない感がありこれからの伸びしろ枠ではあるのですが血統的に考えればこれからトモに芯が入ってきてしっかりしてくる期待値は十分でしょうし、トモにまだ少しゆるさがあるように見えますがそれでもキビキビとした歩きができていて推進力のありそうな歩様はとても好感が持てますね。

血統的な配合相性も良さそうですし、面白い1頭であることは間違いないと思いますが、抽優を使うにしても、相当倍率が厳しくなりそうでなかなか厳しいです。

前述した通りサートゥルナーリアはキャロットにもたくさんいるのでその子達に期待したいと思います…。本当は欲しいですけどね。

ジャムアンドマムの23

絶対の自信はありませんが中人気くらいの馬の中では面白い1頭かと思います。

サイズがまだこじんまりしていますが歩様を見ると小ささを感じさせない大迫力の歩きに見え、いい印象を受けました。

母父が色濃く出ているような印象を受け、距離は短めの馬かな？と思います。

母の繁殖能力は未知数ですが2代母、3代母の繁殖能力を考えれば十分通用してもおかしくないです。

大きなところまで狙えるかは、、、ではあるものの、重くなってしまいスピード不足になってしまわなければ、コスパ面含めて非常に面白い1頭なのではないかと思います。

前脚後脚ともにめちゃくちゃ綺麗というわけではなく、お値段なりな印象もありますが、大型馬ではありませんし、一般でわずかにでもチャンスがある可能性があるとすれば面白い馬なのではないかと思います。

ルーレナンの23

こんなに人気になるはずではありませんでした、僕の見立てでは（笑）。

もっと人気がなければ抽優候補だったのですが、さすがに人気し過ぎている気がします。

いい馬だと思いますよ、サイズも大きいし歩きも素晴らしい。今回の募集馬でトップ5には間違いなく入る1頭だと思います。

海外馬で嫌われるといいなと思いましたがやはりこれだけ馬体と歩様がいいと見逃してはくれませんね、シルクの皆さんは。

厩舎もいいですし、馬体もいい、歩様も抜群に迫力があるなど死角の少ない1頭だと思いますが、唯一気になるのは長打力ですかね。

父クラックスマンはエースインパクトを見ると通用しそうな気がしますが、それでも欧州色濃い馬なので芝を使うにはパワー系になりすぎてしまう危険性や、母系の活力を見ても超一線級が出るかどうか？と聞かれると少し自信はありません。

ただ、このお値段を回収する期待値は十分あると思いますし、これだけの歩様であればあっさり重賞馬になっても不思議ではありません、そのくらいのクオリティの馬だと思います。

当初抽優をここに使おうと思っていたほどです、人気さえここまでじゃなければ…という感覚です。

告知

ジェイがこのように馬の見方を勉強する過程で、大変お世話になったオーストラリアのNSW州の中條大輝調教師と、馬の見方についてや 競馬について勉強していく会員制コミュニティ「JJ Racing Club」をDMMオンラインサロンさんにて運営中です。

今年1月にはサロンメンバーの皆様と共にセリに参加し、モアナというニックネームの素晴らしいタガロア産駒の牝馬を落札できました。

オーストラリアでは日本のような馬主資格がなくとも正式な馬主になれますので、日本で馬主資格を持っていない方も共有馬主になっていただくことができます。

モアナは1/40口が約11万円、月の維持費は放牧中が月4000円程度、入厩中が月1.2万円程度となっています。

サロンでは中條調教師や獣医師のOz氏、サララボライターでもあるエムイシ氏のディープなコラムを毎週配信している他、オーストラリアンで開催されるセリに上場される注目馬ついても配信中です。

さらに、毎月中條調教師やジェイとサロンの皆様との相互交流会をオンラインで行っています。

直接調教師に質問をぶつけられる他、レース回顧で調教師やジョッキーの心理について勉強するなど大変会員の皆様の満足度が高く評判が良い交流会となっています。

オーストラリア 競馬をベースに学んでいきますが日本の 競馬にも活かせる部分はあると思います、ぜひお気軽にご参加ください。