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私も会員のノルマンディー2024年1次募集全頭分析を行っていきます。
見解は全てジェイの私見であり、結果を保証するものではありません。出資は自己責任でお願いいたします。
ジェイの主な共有馬はトゥルーフェアリー(G1ATCオークス・G1ヴァイナリースタッドS出走)ドーンエクスプレス(川崎2勝)リレーションハート(門別・大井各1勝)ハッピーゲート(大井新馬勝ち)出資馬は、ロードヴァレンチ(オープン)ミスティックロア(オープン)マックアルイーン(オープン)ベストミーエヴァー(スイートピーS3着)などです。
No36 スカイソングの23
レッドファルクス ディープスカイ 牡 鹿
3/10 158.0 182.0 20.0 464
レッドファルクス産駒牡馬の勝ち上がり率は28%です。やや牡馬にしては低めの数値ですね。
母父ディープスカイとの配合で出走した産駒はおらず、母父アグネスタキオン系に拡大しても出走した産駒は1頭。勝ち上がってはいませんがサンプル不足です。
母スカイソングは中央2勝で、ダート短距離とダート1700mで勝利しています。
しかし2代母以降のファミリーで中央勝ちは実は現状スカイソングのみ、中央馬の母系と考えると少し物足りない気がします。
半姉エゾノカズマは佐賀競馬で未勝利。馬券内には2度きているものの佐賀下級条件で1勝もできていないところを考えるとやや母の繁殖成績としては心配なところがあります。
一点、本馬と異なる点をあげると、この半姉エゾノカズマは420-430kg程度で出走しており初仔牝馬でサイズ面で苦しんだ可能性があります。
本馬はすでに460kg越えとなっているので、半姉とは違う競走成績を描けるかもしれません。
サイズはしっかりしていて、いい感じです。胸もしっかりありますね。
立ち姿を見るとややトモがのっぺりとしていて立体感がない印象を受け腰も頼りなく見えます。
歩かせてみると可動域は悪くないですし、背中の連動性も悪くないですね。
ただ、立ち姿の印象通り少しサイズの割にトモが非力な感じがしますし緩い感じがします。
全身を使って歩けているのはいい気もするので、判断が難しい1頭です。
芝馬だとこのくらいでもいいのかもしれませんが…個人的にはカチッとした馬が好みなので、こういった馬は難しいですね。
レッドファルクス産駒は歩様がきれいな子が多いので、レッドファルクス産駒補正はかけておいた方がいい気がします。
飛節のブレは大きめで安定感はあまりないですね。
トモの緩さからもなんとなく飛節緩いだろうなという気がしていたのでこれは予想通りという感じ。
前脚は超綺麗とまではいえないものの、価格帯を考えるとこのくらいはOKでいいのかなと思います。
すぐ飛びつくというよりは成長待ちでトモがしっかりしてくるかどうか見極めてもいいのではないかと思います。
No37 タニノジュレップの23
ミッキーグローリー コロナドズクエスト 牡 鹿
5/24 160.0 179.0 21.0 460
ミッキーグローリー産駒牡馬の勝ち上がり率は14頭サンプルで7%となっています。
2023年から産駒デビューした歴の浅い種牡馬ですしサンプル不足感も否めませんがそれにしても現状厳しい数値です。
母タニノジュレップは中央3勝。
産駒からは兵庫ジュニアグランプリを制したローズジュレップを筆頭に、暗黒世代とささやかれるノルマン2歳馬唯一の希望の星、連闘で連続勝利をおさめたライラがおり、繁殖能力はノルマンディ―募集馬としては最高ランクだと思います。母高齢ですが1つ上の姉も活躍していることから活力はまだまだ衰えていないでしょう。父のランクは下がりますが、母型はかなり期待できそうです。
ボトムラインのタニノ牝系は代々オカダスタッドでも大切にされている牝系であり、このラインの募集馬は優先的に検討したいですね。
一方、ライラに関しては動きが硬めであったもののこれだけ2歳から活躍していることを考えるときょうだいの適性的にやや硬めに出ていても甘めに判定しても良いかもしれません。
父的には手を出しにくいかもしれませんが、この母であれば一考ですね。
サイズは中型でしっかりしていて、いい感じです。
かなりの遅生まれが2次募集に回ってきた理由でしょうかね。
歩様を見るとやはり若干硬さはありますね、可動域は迫めです。
若干のっそり感がありますが、それでも背中は使えて歩けているように見えます。
トモの筋肉もしっかりして見えますし、悪くないんじゃないでしょうか。
やや重そうな手先の感じがあるのでダート色が強いかもしれませんが…。
後脚は外弧気味ですが軸線内かなと思いました、飛節安定感は普通くらいですかね?
前脚はまずまず綺麗なのではないかと思いましたが、左前が若干気になりますかね?どうでしょうか?私はこれは曲がっている云々というよりは引手に体重を預けている故のものな気がしてセーフでいいかなという気もします。
若干前脚が弓っぽく見えなくもないですが、これもセーフでいいかな?という気がします。
まぁこの父ですしこのくらいの値段か、という気もしますが母系的に考えれば魅力的な値段設定だと思います。
No38 ディアサルファーの23
ゴールドシップ ローエングリン牡 栗
3/14 152.0 175.0 20.0 438
ゴールドシップ産駒牡馬の勝ち上がり率は36%です。
フィリーサイアーの印象もありますが、実は牡馬の方が勝ち上がり率は優秀。
ただ、重賞馬出現率や回収率指標を見ると牝馬の方が優秀なので、フィリーサイアーであるという言説も納得です。
母父シングスピール系で出走した産駒は2頭で勝ち上がりはいません。
SS系種牡馬とシングスピール系は相性がいいと言われていますが、ゴールドシップ産駒に限ると現状サンプル不足ながら強調しにくいデータになっていますね。
母系を見ると3代母は豪州馬で、海外5勝。
G3のエイドリアンノックスS(オークス前にヴァイナリースタッドSを使わない組が使うG3レース)を勝利し、本戦のATCオークストラリアンオークスも2着に来ている実力馬です。
ただ、2代母以降の中央勝ち馬は母のディアサルファー以外はおらず、2代母以降は寂しい戦績ですね。
母は中央2勝で、その2つとも福島芝短距離で勝利しています。
1つ上の半兄がいるのですが、その子は馬名登録されておらず競走馬になれなかった可能性がありますね。
2代母産駒でも未出走馬が見受けられますし、地方も含めて1勝もできていない馬が多くみられるため、勝ち上がりへの安定感は母系からは感じられないですね。
ノルマンディ―2次募集馬らしい母系と言えそうです。
サイズはやや小さめ、牡馬としては少し寂しいですね、もう一押しサイズが欲しいところです。
立ち姿を見てもトモが薄く見えます。
しかし、歩様を見ると小型馬故もあってかバネ感があり、歩様も力強くてなかなかいい歩きに見えますね。
ダイナミックに全身を使えていますし、あんまりゴールドシップ産駒っぽくない気もしますが、僕は好きなタイプです。
もうちょっと緩くてだらッとした感じの馬がゴルシ産駒は多い印象なのですが、この子はチャキチャキした感じですね。
背中も使えていますし、今まで見てきた馬の中では一番体の使い方は好みです。
飛節も安定していますね。
ただ前脚が惜しいですね、右前がオフセットっぽく、下半分が外に出ているような形に縦の歩様動画からは見えました。
ちょっと競馬に使えていないきょうだい馬がいることなどを鑑みるとこの前脚は怖いかもしれません。
横からの動きは魅力的ですし脚が持てば面白いかもしれませんが、母系の薄さ、前脚、サイズの小ささなど総合的に勘案するとなかなか手を出しにくい馬かなという感じがします。
告知
ジェイが馬の見方を勉強する過程で、大変お世話になったオーストラリアのNSW州の中條大輝調教師と、馬の見方についてや 競馬について勉強していく会員制コミュニティ「JJ Racing Club」をDMMオンラインサロンさんにて運営中です。
今年1月にはサロンメンバーの皆様と共にセリに参加し、モアナというニックネームの素晴らしいタガロア産駒の牝馬をわずか350万円ほどで落札できました。
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オーストラリアでは日本のような馬主資格がなくとも正式な馬主になれますので、日本で馬主資格を持っていない方も共有馬主になっていただくことができます。
モアナは1/40口が約11万円、月の維持費は放牧中が月4000円程度。
入厩中が月1.2万円程度となっています。
サロンでは中條調教師や獣医師のOz氏、サララボライターでもあるエムイシ氏のディープなコラムを毎週配信している他、オーストラリアンで開催されるセリに上場される注目馬ついても配信中です。
さらに、毎月中條調教師やジェイとサロンの皆様との相互交流会をオンラインで行っています。
直接調教師に質問をぶつけられる他、レース回顧で調教師やジョッキーの心理について勉強するなど大変会員の皆様の満足度が高く評判が良い交流会となっています。
オーストラリア 競馬をベースに学んでいきますが日本の 競馬にも活かせる部分はあると思います、ぜひお気軽にご参加ください。
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