
私も会員であるノルマンディーOC2025年4次募集馬の全頭分析記事です。
見解は全てジェイの私見であり、結果を保証するものではありません。出資は自己責任でお願いいたします。
ジェイの主な共有馬はトゥルーフェアリー(G1ATCオークス・G1ヴァイナリースタッドS出走)リッチシャンパン(豪4勝)ドーンエクスプレス(川崎2勝)リレーションハート(門別・大井各1勝)ハッピーゲート(大井2勝)出資馬は、ロードヴァレンチ(オープン)ミスティックロア(オープン)マックアルイーン(オープン)ベストミーエヴァー(スイートピーS3着)などです。
血統
サートゥルナーリア産駒牝馬の勝ち上がり率は30%と標準的です。
牡馬に比べるとやや低い数値になっていて、重賞馬やクラシック出走馬も現状牡馬からしか出ていないというデータになっていますね。
ただ、これからまだ未勝利戦終了まで時間がありますのでこの数値は向上する可能性があります。
母父デインヒル系との配合では2頭が出走し1頭が勝ち上がっています。
母スコアズビーは元サンデーR馬の未勝利馬。産駒は8頭が出走し3頭が中央で勝ち上がっており、勝ち上がり馬はすべて中央で複数勝利を挙げています。
ただ全姉ルルファーレは現状3歳未勝利馬でデビュー戦こそ4着でしたがその後は2桁着順が続いています。
母の繁殖能力は特筆すべきものではないもののノルマンディーの安価な馬であることを考えたら十分な母系ともいえます。
サートゥルナーリア産駒の割に安価な落札額で、当時の体高が152、胸囲が174
管囲18.5とやや小柄であったこと、母が高齢であったことなどを鑑みてもさすがに種付け料より安価な値段であり、安すぎる感はあります。
小柄の牝馬なので喉の問題が起きる可能性は低いと思いますし、そうなるとシストや骨片など、なんらか骨関係のレポジトリに問題があったのではないか?と疑ってしまうほどですね。
馬体歩様
サイズがもう少し小さいものだと思っていました、2歳の割に緩いなと思いますが、許容できるサイズ感には仕上げてきたなという印象です。
それでもトモの筋肉量はやはり少なく見えますし、トップラインもやや斜尻気味だからか、あまり見栄えしない気がします。
歩様を見てもやはり全体的に緩さがあるなあという気はしますが、それでもサートゥルナーリア産駒がこの値段で買えると考えてみると柔らかさは一定ありますし、及第点の動きをしているなと思います。
この父産駒の割に背中が使えていないなと思いますが前後の連動性は悪くないですよね。可動域もありますし。
この父産駒なのでけがは心配ですが前脚はそんなに気になりませんでしたし、後ろ脚はやや内側に入ってきているように見えますが飛節もまずまずしっかりしていますよね。2歳馬なので当然1歳馬よりはしっかりするんですけど。
大物か?と言われるとそこまでではないかもしれませんが中央未勝利での勝負であれば十分できるかもしれないなと思いました。1勝Cでぼちぼち走ってくれれば十分OKな価格帯の馬だと思いますし、馬を見た限り僕は明らかな地雷という感じではないのかなと思いました。
ただ繰り返しますが、骨の様子などは外から見るだけではわかりません、そういった要素が安価な理由であった場合、外見上よく見えても結局まともにレースに使えないというケースになる”可能性”もありますので、そこは含みおいて検討していただければと思います。
この父の注目度と種付け料を考えれば単純に見逃されたというケースはあまり考えづらいような気がします。マイナー種牡馬や不人気種牡馬であればそういうケースもあるんですけどね。
告知
サララボ代表のジェイが馬の見方や競馬を勉強する過程で、大変お世話になったオーストラリアのNSW州の中條大輝調教師と、馬の見方についてや 競馬について勉強していく会員制コミュニティ「JJ Racing Club」をDMMオンラインサロンさんにて運営中です。
これまで3度サロンメンバーの皆様とセリに参加しており、モアナとターボ、さらに大狩部牧場さんとコラボでサニーという素晴らしい3頭落札できました。
オーストラリアでは日本のような馬主資格がなくとも正式な馬主になれますので、日本で馬主資格を持っていない方も共有馬主になっていただくことができます。
共有オーナーは1/40口から募集しており月の維持費は放牧中が月4000円程度。
入厩中が月1.2万円程度となっています。
サロンでは中條調教師やサララボライターでもあるエムイシ氏のディープなコラムを毎週配信している他、オーストラリアンで開催されるセリに上場される注目馬ついても配信中です。
さらに、毎月中條調教師やジェイとサロンの皆様との相互交流会をオンラインで行っています。
直接調教師に質問をぶつけられる他、レース回顧で調教師やジョッキーの心理について勉強するなど大変会員の皆様の満足度が高く評判が良い交流会となっています。
オーストラリア 競馬をベースに学んでいきますが日本の 競馬にも活かせる部分はあると思います、ぜひお気軽にご参加ください。
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