早すぎる!?日本ダービー2024年優勝馬をライター4人が最速予想!!

ジェイ
ジェイ
どうも、ジェイです。
密かなサララボの人気コンテンツ、早すぎる予想シリーズのお時間です(笑)
今回はメンバーの競馬予想の単複貴公子が呼びかけ人となり、サララボメンバー4人で2024年日本ダービーの優勝馬を予想してみました。
まだ出走するかもわからない上でのお楽しみコンテンツとして、肩の力を抜いてお読みください。

貴公子予想/ショーマンフリート

新馬戦の調教では、圧巻の内容でした。美浦のWコースで馬なり単走で走って、1F11.8の好タイムで瞬発力を見せていました。新馬戦は中山芝の1600mでしたが、ほぼ、馬なりで抜け出しての圧勝。今、競馬界で飛ぶ鳥を落とす勢いのスワーヴリチャード産駒。

新馬戦を見ているともう少し長い距離でも活躍できると思いましたし、皐月賞と日本ダービーの2冠も取れる逸材だと思っています。

毎年ですが、血統は全くわからないので、距離が足りないなどはわかりませんが、ダービーを取るだけの能力がありそうな新馬戦でしたね!

もう少し、控える競馬を覚えることができれば、東京の芝でも十分にやっていけると思います!

「この馬ダービー取ります!!」

PON予想/シャハザマーン

大前提、この時期にダービー馬を当てるとなると、まず昨年のクラシック三冠馬が

ソールオリエンス:11/13新馬戦東京芝1800m
タスティエーラ:11/27新馬戦東京芝1800m
ドゥレッツァ:11/12未勝利戦東京芝2000m

と、初勝利を挙げたのはこの時期よりも後だったことは頭に入れないといけないと思います。

※余談ですが、「クラシック前哨戦やトライアルを勝った馬」まで範囲を広げても、

サトノグランツ:12/11未勝利戦阪神芝1800m
レーベンスティール:11/13新馬戦東京芝1800m
スキルヴィング:11/19新馬戦東京芝2000m
ベラジオオペラ:11/20新馬戦阪神芝1800m
ショウナンバシット:12/18未勝利戦阪神芝1800m
パクスオトマニカ:10/16未勝利戦新潟芝2000m

と、実はパクスオトマニカ以外は全て11月以降に初勝利を遂げた馬なのです。
勿論ただの偶然である可能性はありますが、育成のトレンドが変わってきているのかもしれません。
このことから、ダービー馬をガチで当てに行くとしたら、自分はまだ勝利を遂げていない馬まで範囲を広げて考えたいです。

となると自分の中のダービー馬候補筆頭は、ベタですがシャハザマーンになってしまいます。
シャハザマーンは父ドゥラメンテ、母ドバイマジェスティ。ダービー通算2勝の藤原英昭厩舎所属。
サンデーレーシングで総額1億5,000万円で募集された馬です。
現在の調整も順調であるようで、11/26(日)ジャパンCデーの新馬戦(東京芝1800m)を目指すとのこと。
これは昨年タスティエーラが勝った開催の新馬戦です。
半兄の皐月賞馬アルアインやダービー馬シャフリヤールも、2歳からバンバン活躍をしていた馬では決してありません。
デビューが11月でも、ダービー馬になれる資質を十二分に兼ね備えているのではないでしょうか。

…ただ、これで終わったら面白くないと思うので、
最後に自分が「既に1勝した馬」の中からダービー馬を選ぶとしたら?という観点でも予想もしました。

自分がこの5ヶ月2歳戦を見て、大物候補だと感じているのは5頭。
自分は加速ラップが大好きですし、それが指標としてかなりのウェイトとなると思っているので、ラップと共にご紹介します。

ショーマンフリート
中山芝マイル
1.35.1
上がり3F 12.1-11.6-10.9
→次走ひいらぎ賞予定

フォルラニーニ
中山芝2000m
2.02.7
上がり3F 12.0-11.6-11.1
→ 次走東スポ杯2歳S予定

シックスペンス
中山芝マイル
1.37.1
上がり3F 12.2-11.9-10.7
→ただし頓挫で復帰は来年

トロヴァトーレ
中山芝2000m
2.01.6
上がり3F 12.1-11.4-11.2
→次走葉牡丹賞予定(父レイデオロと同じ)

そして現時点での自分の中での1位を決めるなら、この馬です。

ジュンゴールド

新馬戦
小倉芝1800m
1.49.9
上がり3F 12.1-12.2-11.7
完全前残りの競馬を4角8番手から差し切り。上がり2位との上がりの差はなんと0.7秒。

紫菊賞
後半5ハロン57.8秒は冷静にイカれたタイム。
ここ5年間の〜3歳春の芝1800m戦において、歴代トップ10に入ります。
ジュンゴールドより速いタイムを出した馬は以下の通り。

57.3 ダノンキングリー 共同通信杯
57.3 ジオグリフ 新馬戦 57.4 コントレイル 東スポ杯57.6 イクイノックス 東スポ杯57.6 サリエラ 新馬戦57.7 アスクビクターモア 未勝利戦57.7 チェルヴィニア 未勝利戦57.7 ポッドボレット 未勝利戦
57.7 カレンブーケドール スイートピーS57.8 ジュンゴールド 紫菊賞

このように、重賞やGⅠにおいて上位の常連である馬がゴロゴロいます。ジュンゴールドも、少なくとも重賞級であることは保証されているのかもしれないです。

血統的にも、父エピファネイア×母父ゼンノロブロイという個人的に大好きなニックス。この配合からはOP馬がズラリ。
因みに次走は京成杯を予定しているようです。このレースを勝てば、まあ少なくとも賞金的にはダービー出走は当確ランプが灯るでしょう。

なので、馬主だけが残念。

ダービーまでになんとか馬主問題が解決されて欲しいところです。

ということで、シャハザマーンのデビュー戦次第ではありますが、
現状はシャハザマーン。
とか言いながらジュンゴールドも密かに話しておく、非常にセコいリャンメン待ちでPONのファイナルアンサーとします。笑




エムイシ/マイネルフランツ

私と言えばゴルシ。ゴルシと言えば私………

ではないことは明らかですが、私がこういった企画でゴルシ以外を上げるなんてあってはならないことでしょう。

ということで、私の予想はこの馬!!

マイネルフランツ

父ゴールドシップ 母父ロージズインメイ
栗東・和田正一郎厩舎 馬主・ラフィアン

画像

ゴールドシップ産駒、特に牡馬がとにかく苦手としている東京競馬場。

ユーバーレーベンがダービーと同じ舞台で勝っていますが、オークスとダービーは全く違います。

3歳春牝馬の走る2400mはとても過酷で、牡馬で例えたら春に3000mを走らせるようなものです。
そのため、絶対的に抜けた能力か、桜花賞と真逆の能力性を発揮しなくてはなりません。
その点で、ユーバーレーベンはゴールドシップ譲りのタフさでねじ伏せることができました。

しかしダービーは違います。

ダービーは、圧倒的なスピードの絶対値がモノを言います。

ダービーを勝つ血統とは?

過去10年の勝ち馬の血統と特徴を簡単に並べます。

23年 タスティエーラ 父サトノクラウン
    母母が米国系スプリンター
22年 ドウデュース  父ハーツクライ
    母は米国系血統でスプリンター
21年 シャフリヤール 父ディープインパクト
    母は米国系血統でスプリンター
20年 コントレイル  父ディープインパクト
    母は米国系血統でスプリンター
19年 ロジャーバローズ 父ディープインパクト
    母の3/4姉ドナブリーニはスプリンター
18年 ワグネリアン  父ディープインパクト
    母母ブロードアピールは米国系スプリンター
17年 レイデオロ   父キングカメハメハ
    母母レディブロンドは米国系スプリンター
16年 マカヒキ    父ディープインパクト
    全姉ウリウリがスプリンター
15年 ドゥラメンテ  父キングカメハメハ
    化物血統なので規格外
14年 ワンアンドオンリー 父ハーツクライ

    母スプリンターで母父タイキシャトル

母・母母がスプリンター

10頭中7頭が母・母母がスプリンターでした。
しかも、米国系やダート短距離を使っていた馬が多く、いわゆる突進系の能力を増強した馬が多いです。

また、全姉や母の姉妹がスプリンター実績という所まで広げると、化物血統のドゥラメンテを除き、全頭がスプリンター要素の強い牝系であったことがわかります。

また父を見ると、ディープキンカメの両巨塔の去った今年以外は
ディープインパクト(5勝)
キングカメハメハ (2勝)
ハーツクライ   (2勝)
この3頭で独占されています。

さらにサトノクラウンを含めた4頭に共通することは、スピードを持った欧州血統ということです。

ダービーを勝つ血統

つまり、ダービーを勝つ血統とは
父 欧州的なスピード種牡馬 × 母 米国的なスプリンター
これに尽きます。

(ちなみに私の今年のダービーはハーツコンチェルトとスキルヴィングに重い印を打ちました)

さて、それではゴールドシップ産駒でこの要素を満たす馬を探そう!!!

…と思ったんですが、まずゴールドシップが欧州的ですがスピードがない。

更に米国的スプリンターとの繁殖相性が悪く、年々その配合の産駒が減っています。

なので、私はゴールドシップ産駒がダービーに出てきたら絶対に本命にすることはないのです・・・・・・・・・・・・・・

と言っていては企画倒れになります。
その中でも選んでいくのがライターの仕事。
頑張ります。

ということで、推したい馬がマイネルフランツになりました。

画像

10/8の未勝利 東京芝2000mを勝ち上がりました。
ゴルシ牡馬にとっての鬼門である東京根幹距離を制したのはダービー馬探し企画にとって大きな選出ポイント。

ゴールドシップ産駒にありがちなやる気の無さは、ニックスのロージズインメイが入ることにより、掛かるほどの前向きさを持ちました。(それが弱点になる可能性も十分ありますが…)

更に母母母のダイイチルビーは言わずとしれた名スプリンター。その母ハギノトップレディも快速で鳴らしたスピード血統。

更に、イクイノックスやアーモンドアイが見せた東京での超レコードの元になったナスペリオンの塊トニービンを持つことも大きい。

あとは、ディクタスとサンシーは父と母父が同じ3/4同血相似インブリード。

この位置に両馬を持つ馬は3頭中央でデビューし、3頭とも勝ち上がっているニックスです。
この組み合わせはフランス的な溜めて伸びる要素が増強されており、東京競馬場で跳ねるならこの馬しかいない!!!!!!

次点

ゴルシで1頭だけだときつすぎるのでもう1頭出させてください。

ファーストメイト

画像

父ゴールドシップで今年唯一の母G1勝ち馬。
それも米国のG1を勝っています。
血統面もストームキャット以外は相性の良い血統が多く、面白いかもしれません。

なお、10/31執筆時点で未デビューです。

本命

スワーヴリチャード産駒のどれか

リチャードの血統はエゲツナイです。
まるでダービーを勝つために生まれたような血統です。(リチャードは勝ってないけど)
ハーツクライ×濃縮米国血統のリチャードなので、母には逆に欧州系のトニービンかヌレイエフ辺りを足したいですね。

と言う事で、裏指名はヌレイエフを持つスワーヴリチャード産駒かつ勝ち上がっているヴェロキラプトルで対戦お願いします。




ジェイ/ゴンバデカーブース

私が主催する勝ち上がり率40%以下のクラブ馬しか指名できないという縛りPOG(J-POG)での指名馬でもある本馬をダービー馬として指名します。

サウジアラビアロイヤルCで後続を離して勝利したことで、来年のクラシック候補に名乗りを上げていて、どちらかというと本命馬寄りの馬だと思います。

他にもダノンエアズロックなど、DMM出資馬ベランジェールの近親で活躍が期待される馬がいるので迷いましたが、ダノンエアズロックは体型的にもマイラーっぽさが強く、皐月賞の方が合っていてダービーで上積みがあるタイプではないのではないか?むしろNHKマイルの方に進むのではないか?と思ったため、母父ディープインパクトで距離も持ちそうなゴンバデカーブースの方を指名させていただきました。

デビュー戦となった6月10日の東京マイルの新馬戦では、逃げながら上がり3位の時計で2着馬に2馬身差近くつけて勝利。

6月上旬の東京マイルで勝ち切れる馬はそもそも能力が高くクラシックへの期待値が高いと思っていますし、タイムは特筆すべきものではありませんでしたが逃げながら上がり3位の決め手を使えるのは、決め手が非常に重要となる日本ダービーを意識しても非常に良いのではないかと思います。

2戦目となったサウジアラビアロイヤルCでは、新馬戦を良タイムで勝利したボンドガールとシュトラウスの2頭が本命視される中、最後方から上がり最速33.5の差し脚で勝利しました。

上がり2位の脚を使ったボンドガールの34.1より0.6秒早い脚を使っているので、非常に優れた決め手を見せたのではないかと思います。

このレースはジョッキーコメントを読むと最後方になったのはプラン外だったようですし、そもそもブリックスアンドモルタル産駒は気性が難しい馬が多くこの馬も操舵性が良いタイプではないのかもしれませんが、前からでも後ろからでも勝てるところをすでに見せているところは非常に頼もしいと思います。

勝ち時計も前半スローペースでの入りながら、1:33.4で同開催の2歳OP戦19レースの中では1位のタイムです。

また、ブリックスアンドモルタル産駒は社台SSのスタッフさんもおっしゃられていましたが、決して早熟系の血統ではなくむしろ成長力があり年明け3歳になりさらに成績は向上してくるのではないか?ということでした。

ノルマンディーBIGBOSSの岡田牧雄さんも、ブリックスアンドモルタル産駒は調教を積んでいくことでどんどん馬体が変わっていき良くなっていく馬が多いんだということを話されていましたね。

ブリックスアンドモルタル自身も、デビューから4連勝ではありましたが、大きな舞台では古馬になってから活躍した馬でしたしね。

成長力的な部分への期待も込めて、決して早枯れ早熟の馬ではなく完成度の高さからこの時期からパフォーマンスが高いのだとすれば、来年のダービー馬として期待できる1頭なのではないかと思います。

ちなみに、

サウジアラビアロイヤルCの歴代勝ち馬は…

2015年ブレイブスマッシュ
2016年ブレスジャーニー
2017年ダノンプレミアム
2018年グランアレグリア
2019年サリオス
2020年ステラヴェローチェ
2021年コマンドライン
2022年ドルチェモア

とその後大成している馬が多く、いかに出世レースと位置付けても差し支えないレースだと思います。

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