連載にて私も会員であるDMMバヌーシー2023年募集馬検討記事を投稿していきます。
今回は全頭分析を行います。
募集馬検討時の参考にしていただければ幸いですが、出資は自己責任でお願いいたします。
よろしくお願いします。
ロスヴァイセの22
血統
半兄スキルヴィングという良統馬です。
キャロット会員からは、なぜセールに出してしかもクラブに落札されるんだ…と批判的な声もちらほら聞かれましたね。
ただ、父が違うのはもちろんですが馬体を見ても本馬はサイズが小さい牝馬ですので、スキルヴィングの影を追い求めるよりこの馬はこの馬としてみた方がいいのではないかと思います。
サトノダイヤモンド産駒の牝馬勝ち上がり率は16%とかなり危険な数字になっています。
よほど馬が良くないとこの勝ち上がり率で手を出すのは難しいですね。
私の元出資馬アズライトムーンも掲示板には2度入りましたが結局未勝利引退でした。
先行力があるものの、決め手の瞬発力がなく勝ちあぐねる馬でした。
母父ボリクリとの出走馬はいませんが、サトノダイヤモンド産駒はスピードを母系でプラスしてあげないとアズライトムーンのようにスピード不足になり決め手がない馬が多い気がしますので、あまり組み合わせ的に良いという印象は受けません。
アズライトムーンは米国系スピード要素を多く含んだ牝馬でした。
むしろ本馬の場合は母系でマキャベリアンやサンデーサイレンスを入れているところが良さそうですね。
ボトムラインは名門、ソニンクから枝分かれしているファミリーですから、活力は十分でしょう。
血統的にはボトムラインのパワーを信じるか否か、というところだと思います。
馬体歩様
サイズが小さい牝馬ですね。
今後成長する可能性もありますがこの辺りのサイズに落ち着くのであれば戦う路線としては芝でスパッとキレる馬として戦うのが定石かと思います。
それを踏まえて血統を考えた時に、瞬発力不足が多いサトダイ牝馬に母父ボリクリ。走るイメージとはミスマッチ気味な気がします。
現状体高も低く腹回りも細いので相当なサイズアップが必要かと思います。
キャッシュバックがないのであれば成長様子見でいいのではないかと思います。
歩様は滑らかではありますが、力感は感じないですかね。まだまだ非力な感じがします。
シルエットはサトダイ産駒らしく綺麗だと思います。
飛節は左がぶれ気味でしょうか?身体の幅がないので、私は手を出さないタイプの馬です。
厩舎
木村哲也厩舎はノーザンのエース厩舎になりつつありますから、プラスだと思います。
天栄との連携もうまくいっている厩舎ですし、クラブなりにこの馬に期待しているところがこの預託先からも伺えます。
ノーザン馬以外だとかなりこの厩舎は成績が落ちるのでそこは注意したいですが、幸い本馬はノーザン馬ですから問題ないでしょう。
厩舎勝ち上がり率は51%と高く、特に芝中距離は得意なのでこの馬とのマッチングは良さそうですね。
DMMではベランジェールやプロスペラーレなどが預託されています。
現役地方&海外馬主・競馬ライター
登録者5000人超え&累計再生250万回超えの一口馬主YouTuber。豪州競馬会員制コミュニティJJ Racing Club 共同代表。社会人1年目から一口馬主を始め、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。地方個人共有とRSS や中條厩舎の豪州共有に加え北米MRHでマイクロシェアを行う。血統スタッツや馬体・歩様を重視していて代表馬はトゥルーフェアリー、ロードヴァレンチ、ミスティックロア等。
—最近の私––
Bluetoothでスマホと接続可能なスピーカー。重低音がとても強調されるので洋楽やアップテンポな曲が好きな私のお気に入り。防水機能つきなのでお風呂に持ち込んで音楽を聴きながら本を読むのが毎日の楽しみ。
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