ゴルシ研究家M石土井の注目ゴールドシップ産駒~2023年6月18日(日)版~

M石土井
M石土井
皆さんこんにちは、ゴルシ産駒を研究しているM石土井です。
サララボに毎週連載で”今日の注目ゴルシ産駒”を掲載しています、よろしくお願いします。

東京5R 2歳新馬 

コスモブッドレア 

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~~~過去記事より転載~~~

母父ソングオブウインドは驚きましたね。さすがビッグレッドファーム。ただ、面白いだけでは厳しいのが競馬。
母父Kingmambo系はあまり相性が良くなく、主にキングカメハメハ系になるので母が良血になるはずなんですが、その割には勝ち上がり・獲得賞金ともにパッとしません。
ただ、シンプルに分解すると
母父父エルコンドルパサーはスペシャル≒リサデルを濃縮したような超パワー血統。
母母父マルゼンスキーはフレーミングページ≒バックパサーの超機動力で、カーリアンの父もニジンスキーでニックス積み込み。
そこにシャーリーハイツも持つため、ある程度坂にも対応した直線勝負も可能なタイプに思います。
懸念点は、前述のキングマンボ系の相性の悪さと、軽さよりパワーに振っている構成なのでスピード不足にならないかどうか
ゴルシ産駒だけど、ダートを走らせると面白いかも

この通り、東京マイルは厳しい。

上述の通りパワー系の馬であるため、主場のマイルは厳しそう。
コスモの写真を見ると、肩がやや立ち気味。大きいコースより、小回りが得意そう。

このコースでやれるとしたら、相当な大物になる可能性がある。

*ゴールドシップ産駒の新馬成績では牡馬の東京・1600mともに勝利経験無し

ここは様子見のレースとなりそう。福島新潟あたりが本番か?



函館7R 3歳以上1勝C

オルノア

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出資馬。

洋芝の適性があると調教師は示唆していたが、一旦勝ち上がったダートで出走。
前前走はダートで大敗したものの、流石に牡馬に混ざってペースが上がったダートでは苦しかった。
今回は牝馬限定ダートで3歳馬の斤量的な優位性もあり、前前走ほどは崩れないのでは。

北海道シリーズの間に1回くらい芝を試してもらいたい。

阪神7R 3歳以上1勝C 

マイネルメモリー

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母父スターオブコジーンは柔らかい要素を多分に持っており、阪神外回りで好成績を上げているのは納得。

ただ、実際に走りを見ると、少しどっちつかずな印象があり、現状ではゴルシ牡馬らしい印象を受けるので、平坦なコースで走ってみてほしい。

こぶし賞でメモリーを後ろからぶち抜いたオーシャントライブもおり、勝つには大変そう。オッズ妙味も薄いため馬券は控える予定。



東京7R 3歳以上1勝クラス 

マイネルモーント/マイネルヒッツェ

マイネルモーント

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母父ロージズインメイは金薔薇配合のニックス。

血統構成はユーバーレーベンと酷似しており、ロージズ・ロベルト・ヘイロー(サーゲイロード)と連なっている。
未勝利の勝ち方は皐月賞をイメージしてしまうものであったが、年明け初戦で不意の外傷を負ってしまう。

そこからの休養明けになります。
外傷も気性が要因のものであるため、当日の気配に注意しつつも、万全なら突き抜けてもおかしくない。

休養明けなので馬体も見つつ、テンションも見つつ、大丈夫そうであれば馬券の中心にしたい。

マイネルヒッツェ

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好走するミスプロ持ちゴルシによくある、サンデー×テーストのクロス。

脚質的にも血統的にも東京向きではないが、しぶとい持続力を持っており、展開がハマれば逃げ残ることも。

東京 1-1-3-5

本命にはできないが、ヒモとして馬券に入れるのや、馬場状態などによっては一発狙いで単複もアリか?人気もないし。

函館11R UHB杯 3勝C

シュアーヴアリア

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馬券買います。
前日オッズ12番人気34倍はオッズ妙味アリ。

血統面はヒッツェと7/8近く同血でサンデー×テースト×ジェイドロバリー

アリアは特に小回りを得意としており、馬券内に入った13回中10回が中山・函館・札幌・小倉。
近3走は9着8着10着と振るわないものの、東京中京東京でのもの。
4走前は中山で4着に来ており、単純な力負けではない。

昨年の北海道シリーズは2人気2人気3人気で2着と4着に来ており、その好相性を考えれば、今回30倍以上つくのであれば、美味しい。
(強い4着になって馬券が外れた上に次回人気されるのが一番困る…)

阪神11R マーメイドS G3 

ウインマイティー

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昨年の覇者

血統面ではアメリカ色が相当に強く、内回りコースを特に得意とする。
ハンデ56kgはかなり恵まれた印象。
流石に斤量差があるため50kgの逃げ馬にあっさりやられてしまう可能性はあるものの、実力で言えば相当に抜けている。

開催が進み、荒れた芝。さらに、牝馬限定重賞の中では3番目に長い2000m。
転厩初戦であり、調教スタイルも大幅に変わったため、不安であったが、とんでもないタイムを出している。
舞台は整っているので、あとは能力で押し切ってほしい。


M石土井

ゴルシ産駒研究者

一口馬主を京都サラブレッド、YGG、広尾、DMM、ノルマンディーなどで楽しんでいる、ゴルシ産駒研究者。noteにてゴルシ産駒にまつわる投稿を行っている。血統分析に重きを置くスタイルで、代表出資馬はドライスタウトやグランベルナデット。ゴールドシップ産駒ではオルノアやブルーローズシップなどに出資している。


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