【緊急更新】シルク抽優馬アズライトムーンが骨折で未勝利引退となりました

ジェイ
ジェイ
どうも、ジェイです。
今回は大変残念な記事を書かなければいけなくなりました。
シルク出資馬で一昨年抽優を使ったサトノダイヤモンド産駒の牝馬、アズライトムーンが骨折し未勝利のまま引退となってしまいましたので、今回はこの件について記事にしていきます。
最後までぜひお読みください。

アズライトムーンとは?

アズライトムーンはシルクで2口、抽優を使い出資していたサトノダイヤモンド産駒の牝馬です。

かつてサララボ立ち上げ当初に投稿した記事の中に、アズライトムーンを紹介する記事を書いていました。

推していた理由などについてはこちらの過去記事に記されていますので、お読みになっていない、読んだけど内容忘れた!という方はぜひこちらをまずご覧になってからこの記事をご覧ください。

アズライトムーンの戦績

アズライトムーンは初戦も2戦目も牡馬との混合戦でありながら4着、5着と連続で掲示板内。

特に初戦は勝ち馬とは0.2秒差まで迫っていました。

最後の直線でキレる決め手がなかったものの長くいい脚を使う馬で未勝利戦を勝ち上がれない馬だとはこの時点では思っていませんでした。

雲行きが怪しくなったのはダートを使ったあたりから。

ここで重馬場と脚抜きのいい馬場でありながら9着に沈み、その後体制を整えて挑んだ2023年7月8日の函館3R、プラス30kgでしたが成長分で馬は戦える状態になっていると信じて応援していました。

ハナを切る競馬で流石に掲示板は外さないか?と思いながら見ていたら3角から急に後退。

大敗してしまいました。

当時は希少的な問題で競馬を辞めてしまったのでは?と言われていましたがその後骨折が判明。

全治6ヶ月ということを鑑みて、未勝利のまま引退が決まり繁殖牝馬セールに出されるとアナウンスがありました。

今から思えば、骨折により減速してしまったのかもしれませんね。



引退について思うこと

まず、申し上げておかないといけないことはこの馬は私が当時YouTubeで推奨馬1番手に挙げていた馬です。

シルク出資馬ではこの世代でセラドナイトとソワドリヨンが勝ち上がってくれていますが、私自身も抽優を使いましたし、検討動画やライブ配信で1番推していたのはこの馬でした。

正直、もうちょっと数使って牝馬限定の芝レース出してくれていたら勝ち上がれたんじゃないか?と思わないこともないですが、それは結果論ですし、そもそも数を使わないとわかってノーザン系クラブで出資していますからこれは自分が悪いです。

ここは、ノルマンディーではなくシルクHCなのですから。

当時の僕は未勝利野郎レベルで、今の知識と比べると全くお恥ずかしいレベルではあるのですがそれでも当時「動画を参考にして出資をしました」とおっしゃってくださった視聴者の方がいらっしゃいました。

結果を出すことができず本当に申し訳ありません。

推奨馬全てが活躍するなんて、競馬の世界ではあり得ないことですしそれはわかっています。

僕も1年目に比べるとずいぶん打率は向上しましたし、総額1000万円台の安価な馬でも活躍してくれている馬も幸い出てきました。

ただそれはそれ、これはこれ。

その馬には出資せず、アズライトムーンだけ乗ってくださった方もいるでしょう、本当に重ねて申し訳ない。

いい時だけ叫んで、活躍しなかったら黙るような不誠実な発信者にはなりたくありませんし、常に私は等身大の一口馬主として色々発信をしていけたらと思っています。

ここからは自戒と今後への教訓として、今回の原因を分析しています。

この記事が、参考にしてくださった方々の今後の出資馬検討の一助になればと思います。



何がいけなかったのか?

・サトノダイヤモンドを見誤った

まずはこれに尽きます。サトノダイヤモンド産駒はその馬体のシルエットの美しさや父に似たシルエットの馬が多かったことからもっと初年度産駒が跳ねると踏んでいました。

それこそリアルスティールと双璧をなすくらい。

実際はどうでしょう?マインドユアビスケッツとリアルスティールのマッチレースでしたね。

サトノダイヤモンドはこの2頭には完全に遅れをとってしまいました。

種付け数や繁殖の質、またセレクトセールでの購買価格はリアルスティールと遜色ないか、むしろサトノダイヤモンドの方が高いくらいでしたので、かなり期待していました。

初年度産駒だったので、まずそもそものポテンシャルを測りきれませんでした。

また、牡馬牝馬でここまで差が出るとは思いませんでした。

牡馬勝ち上がり率36%に対し牝馬勝ち上がり率は16%しかありません。

アズライトムーンは牝馬だったので、かなり厳しいゾーンに結果的に入ってしまいました。

これは、胴伸びが良くストライドが広い産駒が多い中で、筋肉量が相対的に少ない傾向にある牝馬はその馬体を持て余すというか、その広いストライドを使いこなすだけの筋力が足りず鈍足になってしまう産駒が多かったのかなと推察します。

アズライトムーンも長くいい脚を使う馬でしたが、直線いい手応えで回ってきてもキレない馬でした。

今後サンプルが増えてきて傾向が変わる可能性もありますが、現状サトノダイヤモンド産駒に再び出資するなら次は牡馬を狙いたいですね。

・芝の父に母系ダートの難しさ

もう1つ、アズライトムーンも実際3戦目でダートを使って惨敗してしまったことはアズライトムーンの母馬がダート血統出会ったこともあると思います。

コントレイルのようにディープ系に母系ダート肌を当てても芝で大成するパターンも当然ありますし、特に米国的スピードを補給することでディープとのニックスを再現したら活躍するんじゃないか?という見立てでもありました。

ただ、実際は適性迷子というか、芝ではキレないけどダートではパワーが足りないというまさに適性迷子、中途半端な馬になってしまったという可能性は指摘しておきたいと思います。

今後も芝血統の父にダート色の母馬の場合は、せめてサイズのある牡馬でダートに振れても勝ち上がれるくらいの馬を狙った方がいいのかもしれません。

結果論ではありますが、中サイズの牝馬でダート肌馬というのが、今から思えば絶妙にリスクの高い挑戦だったのかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?

僕がすごく大事にしている考え方として「環境のせいにできるだけしない」というものがあります。

もちろん環境や運に左右される要素が一口馬主はとても大きいですが、なるべく自分の範疇の中で、次改善するためにはどうしたらいいのか?今回は何がうまくいかなかったと仮定できるのか?

日々自問自答しながら1歩ずつ階段を上がっていけたらと思います。

その先に、G1馬がいると信じて、これからもPDCAサイクルをグルングルン回していきます。

次こそ、いい馬を推奨できるよう頑張りますが、今後も話半分くらいで、最終の出資は自己責任でお願いしますね。


ジェイ

現役地方&海外馬主・競馬ライター

登録者5000人超え&累計再生250万回超えの一口馬主YouTuber。豪州競馬会員制コミュニティJJ Racing Club 共同代表。社会人1年目から一口馬主を始め、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。地方個人共有とRSS や中條厩舎の豪州共有に加え北米MRHでマイクロシェアを行う。血統スタッツや馬体・歩様を重視していて代表馬はトゥルーフェアリー、ロードヴァレンチ、ミスティックロア等。

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