【一口馬主】2.4億と1.8億!超高額のアーモンドアイの22とラヴズオンリーユーの23の妥当性を検討する

ジェイ
ジェイ
どうも、ジェイです。
今回は超高額で話題のアーモンドアイの22とラヴズオンリーユーの23について記事にしていきます。
よろしくお願いします。
↑ラヴズオンリーユーの23の検討記事はこちらに

2.4億と1.8億は妥当な募集額か?

シルクHCで募集されるアーモンドアイの22の募集総額が2.4億円に設定され、500口募集でありながら1口募集額は48万円と40口クラブのような値段設定となりました。

これに対し、一口馬主のSNS界隈では…

「いくらなんでも高すぎる」

「ちょっと手が出ない」

などといった声が多く見られました。

私自身も、2億円前後の募集になるかな?とは思っていたものの、いざ実際に2.4億円と発表されるとすごい金額だなぁ、この馬に出資する人たちは母に出資していた人か、よほど金銭的に余裕がある別世界の人間なんだろうな、と感じました。

一方、DMMバヌーシーのラヴズオンリーユーの23は当歳1.8億円、4000口募集と発表されました。

1口は4.5万円です。

口数が多いので1口あたりの金額はマイルドに感じますが、総額はかなりのパンチ力です。

父はどちらもエピファネイアですが、アーモンドアイの22よりラヴズオンリーユーの23の方が総額が安いため「良心的だ」という声も聞かれました。

しかし、アーモンドアイの子は1歳馬ですがラヴズの子は当歳馬ですので、当歳馬の見極めの難しさや今後の頓挫リスクなども考えたら、決して割安感はないような印象を受けます。

長く育つ様子を楽しむことができる利点があり維持費負担も2歳になってからですが、当歳馬の場合は途中で怪我をしてしまったり、体調を崩してしまったりというリスクを負うことになります。

また、どちらも初仔なので期待したサイズにならない、筋肉量の少ない産駒になってしまう等というリスクもあります。

当歳馬は牧場勤務者やバイヤーでもどんどん成長して馬体や歩様が変わるので、見極めるのは難しいという意見が大半ですが、可動域の広さや筋肉の質など、可能な範囲の情報を読み取って冷静に検討していきたいですね。

話が脱線しましたが、「この募集額が妥当か?」という問いについては「もしセールに出たらこの金額で落札できますか?」という視点に立てば「妥当だ」と言えると思います。

むしろ、どちらの産駒もセレクトセールに上場されていたらもっと高額になり、5億や6億の値段がついていても全くおかしくないと思います。

「回収期待値に対しての金額の妥当性」については、記事の後半で考察をお伝えしたいと思います。



G1馬の産駒は活躍する?

2頭のG1馬の初仔を考察する上で、過去のG1馬の母から、活躍馬は生まれたのか?を考える必要があります。

治郎丸さん著の馬体は語る2 では、母の繁殖能力をはかる1つの指標として母の競走能力の高さがあり、競走能力が高い母というのはつまり優れた馬体を持つ可能性が高く、究極を言えばG1馬の牝馬は素晴らしい繁殖牝馬になるという旨の記述がありました。

では、G1馬の初仔と繁殖牝馬の最高到達点はどの程度なのか?

全て調べているとキリがないので、代表的なレースでありアーモンドアイもラヴズオンリーユーも勝利した「オークス」の優勝馬について、その後の繁殖成績を一定年数まとめてみます。

戦績は執筆時点のものです。

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2009年 ブエナビスタ

初仔 コロナシオン(父キングカメハメハ)12戦1勝 1勝C

最高到達点 タンタラス(父キングカメハメハ)21戦4勝 京都牝馬S3着

2010年 アパパネ(同着)

初仔 モクレレ(父ディープインパクト)27戦4勝 3勝C

最高到達点 アカイトリノムスメ(父ディープインパクト)8戦4勝 秋華賞勝ち馬

2010年 サンテミリオン(同着)

初仔 サンジュリアン(父ハービンジャー)4戦0勝 未勝利

最高到達点 イヴニングスター(父ロードカナロア)9戦1勝 1勝C

2011年 エリンコート

初仔 エリンソード(父ルーラーシップ)42戦3勝(地方含む、中央1勝)1勝C

最高到達点 同上

2012年 ジェンティルドンナ

初仔 モアナアネラ(父キングカメハメハ)20戦3勝 OP

最高到達点 ジェラルディーナ(父モーリス)20戦6勝 エリザベス女王杯勝ち馬

2013年 メイショウマンボ

初仔 メイショウイチヒメ(父メイショウボーラー)8戦1勝 1勝C

最高到達点 同上

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…いかがでしょう?

無作為に切り出した5年間のオークス馬の初仔たちから、重賞馬は1頭も出ていませんでした。

全体としてはジェラルディーナやアカイトリノムスメが目を惹きますね。

繁殖牝馬5頭をランダムに選んで、その産駒からG1馬が2頭出ることはほぼないでしょうから出現率としては相当優秀でしょう。

一方、サンプルは少ないですがこの5頭の傾向を見ていくと、ボトムラインにもともと活力がなく、ポッとオークスを勝利したタイプの馬はその産駒の活躍も今一歩。

逆にジェンティルドンナやアパパネのようにG1馬を出した繁殖牝馬は、ボトムラインがもともと豪華ですよね。



回収期待値に対する妥当性を検討する

オークス馬の初仔は少なくとも調査した6頭については期待を上回る活躍はしていないと言えると思います。

ただ、歴代最強馬であるアーモンドアイとブリーダーズカップへの遠征で歴史を塗り替えたラヴズオンリーユーですから、ただのオークス馬ではありません。

そういったスケール感も相まって、先ほど募集額としてはセリの相場価格を考えれば妥当ではないか?という考えを示しました。

一方「回収期待値に対する妥当性はどうなのか?」を考えてみると、私は「かなり厳しい」と言わざるを得ないと思います。

G1馬を出したジェンティルドンナやアパパネの産駒も当然全頭活躍しているわけではありません。

ジェラルディーナはすでに4億円以上を稼いでいますが、アカイトリノムスメは2.2億円で引退。

2.2億円は維持費や税金などを考えると、1.8億円や2.4億円募集を回収できる賞金ではないと思います。

アカイトリノムスメレベルでも届かないとなると、回収ハードルは相当高いことがよくわかると思います。

今回募集される2頭については、回収を目指すというよりは歴史的名馬の初仔に出資ができるというステータス感や期待感。

そしてロマンを追いかけるという部分を重視した方がいいのではないかと思います。

中には、シーザリオのように種牡馬になるような産駒を次々と輩出するG1馬もいるわけです。

アーモンドアイの22もラヴズオンリーユーの23もどちらも牡馬です。

活躍をすれば種牡馬入りという期待は当然高まります。

特にラヴズの場合はリアルスティールも出ている超名牝系出資ですから、種牡馬入りできるような活躍ができれば種牡馬としての活躍も十分見込めるのではないかと思います。

そういった夢を膨らませることを重視し、「回収度外視でもいい!」と思える人に、オススメできる馬になると思います。

シルクの場合は実績積みなど他の要素も若干絡むかも知れませんがね。

僕は勉強とロマン枠として、ラヴズオンリーユーの23は出資してみようかなと思っているところです。


ジェイ

現役地方&海外馬主・競馬ライター

登録者4000人超え&累計再生200万回超えの元一口馬主YouTuber。社会人1年目から一口馬主を始め、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。地方個人共有とRSS や中條厩舎の豪州共有に加え北米MRHでマイクロシェアを行う。血統の配合相性を重視していて代表馬はロードヴァレンチ、リレーションハート等。

—最近の私–

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