イリディセントとは？　

イリディセントとは、スペクトロライトの20で父ニューイヤーズデイのキャロットクラブ所属の2歳牝馬です。

デビュー戦となった初戦は、芝を選択し見どころなしの10着と先行きに暗雲が立ち込める結果でしたが、もともとこの馬はダート馬だと思って出資していたのでダート替わりとなる今回は実質デビュー戦だと私は考えていました。

母父ディープインパクトでやや軽さもあるような馬体や歩様でしたのでこれでダート適性もなく適性迷子的な形になると本当に困るなと思っていたのですが、幸い2戦目の舞台となった東京ダート1600mは芝的なスピードも求められる舞台ですので、イリディセントのような馬には最適なのではないかと思いました。

単勝人気は10倍を超えるほどとそこまで人気ではありませんでしたが芝スタートの舞台のため大外枠もいいですし、目立った強敵はおらずどんぐりの背比べ的な状態だったのでうまく進めば馬券内に来る可能性はあるのではないか？と楽しみにしていました。

レース結果は？　

イリディセントが出走したのは2023年10月21日（土）東京1Rのダート1600m牝馬限定の未勝利戦でした。

東京ダート1600mは芝デビューさせたくなるくらいの軽さがある馬なのであれば、まさに最適と言える舞台でなかなかいいレースを選んでくれたなと先生に感謝した次第です。

前走ではスタート出遅れ気味だったので今回は頑張って欲しいと思っていたのですが、今回もそこまでゲートはうまくなかったですね。

反応は悪くなかったのですが、芝の間の手応えがとにかく悪い。進んでいかない…。

「うわ、これまた惨敗パターンか？」と馬群の後方にポジションを取った時は思いましたが、そこから手応えよく道中進んでいき始めたので、「あ、これワンチャン馬券内あるぞ」と希望が持てるようになってきました。

４角を出て最後の直線、「まあ4着はいける、なんとか馬券内に！」と思って応援していたのですが、このレースかなりハイペースで前の馬がやり合っていたので、前の馬の脚が残っていなかったんですよ。

どう考えても勝てる位置と手応えではないと思っていたのですが前にいた3頭がずるっと下がってきて結果的にイリディセントがギューンと伸びるような形になり、なんと1着でゴールイン！

現地にいらっしゃったフォロワーさんで口取りに当選していた方も、まさかあそこから勝つとは思わなかったとびっくりされていました（笑）

なにはともあれ、2歳世代の出資馬初勝利です！最高の気分ですね、やはり出資馬が勝つときの喜びは何にも変え難いものがありますね。

ちなみに２世代目にしてキャロットクラブ初勝利にもなりました、最高です！

おわりに

やっぱり、ニューイヤーズデイ産駒はダートですね。

私事ではありますが、ダート1600m〜1800mレンジの馬は本当に出資馬の勝率めちゃくちゃ高いので募集馬検討もこのレンジの馬は結構信頼していただいてもいいんじゃないかと思います。

ロードヴァレンチ、ミスティックロア、ヴァナルガンド、セラドナイト、この辺みんなこのレンジです。

一方イリディセントの勝利は嬉しいですが、タイム的には平凡ですし展開が向いた部分もありました。

ハイペースで前が崩れた形になったので後ろに控えていたことが吉となった印象です。

まず未勝利戦を勝たないと始まらないので喜ばしいことではあるのですが、ここから1勝C、2勝Cと駒を進めていけるか、真価を問われるなと感じています。

馬券的なところで考えるとおそらく器用な感じではなさそうなのでワンターンでスピード能力を求められる東京1600mは合っているのではないかと思いますが、例えば中山1800mだとどうか？と言われると僕は少し怪しい気はします。

まだ、走ったことないので分かりませんけどね（笑）

芝スタートの手応えが悪すぎたのでそこの部分に関してはダートスタートの方が良いのかなとも思ったりしました。

この馬はボトムラインもいい馬なのでアワブラ入りを目指して欲しいです、最低ラインは3勝ですから、あと2つ。なんとか勝ってもらいたいなと思います。

頑張れイリディセント！

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