今回は2026年8月16日に行われるジャックルマロワ賞2026予想記事を書いていきます。よろしくお願いします。
当日21時30分〜同時視聴LIVEも個人チャンネルで行う予定です、夜更かしして一緒に日本馬を応援しましょう!
レース概要・過去傾向
ジャックルマロワ賞(G1)
2026年8月16日 (日) 22:50[現地時間 2026年8月16日 (日) 15:50]
フランス ドーヴィル競馬場
芝・直線1600m 3歳以上 牡・牝
負担重量:4歳以上=牡馬 59.5kg、牝馬 58kg 3歳=牡馬 56.5kg、牝馬 55㎏
賞金総額:100万ユーロ(約1億8000万円)
1着賞金:57万1400ユーロ(約1億285万円)
フランスのマイル直線レースとしては最高ランクの格を持つのがこのジャックルマロワ賞です。
ドーヴィル競馬場で行われるこのレースは、マイルの直線コースという日本にはない形状ながら、高低差が少ないため日本馬にも欧州のコースの中では適応しやすいと思います。
ただし、マイルの直線競馬は日本には舞台がなく、国内で経験することのないレースになることや斤量の重さ、洋芝など乗り越えるべき課題もあり、レースレベルも高いため一筋縄ではいきません。
ドーヴィル競馬場ではジャックルマロワ賞の他にもモーリスドゲスト賞などのG1レースも開催されています。
過去にはジャックルマロワ賞では日本馬のタイキシャトルが勝利しているものの基本的には苦戦傾向です。
レースのレコードタイムは1分33秒40。直近10年の勝ち時計を見ていると概ね1分34秒〜38秒あたりに収まっており、良馬場開催であれば1分34秒台でマイルレースを走れるスピードがあるか?が1つの尺度となりそうです。
フランス開催のレースですが、実は2024年までの開催ではイギリス馬が5連勝しており、その前はアイルランド産馬が2連勝。地元フランス馬の勝利は2017年のアルヴケール(重馬場・1分38秒台)まで遡ります。余談ですがこの2017年の時の3着馬が日本で種牡馬入りしているサンダースノーです。
海外勢を考える時はまずはイギリス勢、ついでアイルランド勢を考え地元勢は少し割り引いても良いかもしれませんね。2019年〜2023年はパレスピアとインスパイラルがそれぞれ2連勝しており、いずれもデットーリ騎手の騎乗でした。
2025年は伏兵だったアイルランド馬(オブライエン厩舎)のディエゴヴェラスケスが先行して早めに抜け出し、後方から大外を猛追してきたノータブルスピーチをわずかに振り切り勝利。前からも後ろからも馬券内に絡める展開でした。
2024年は3連覇を目指してインスパイラルが出走しましたが、痛恨の出遅れ。
チャリンが抜け出して楽に勝利するレースでした。
牝馬のインスパイラルが連勝したことなどによる歪みもあるとは思いますが、牡馬牝馬成績を比べると圧倒的に牝馬の方が馬券内率も勝率も高くなっていますので、牝馬の出走馬は重視しておきたいところです。
前走ローテとしては欧州ハイレベルレースのクイーンアンステークスやサセックスステークス、ファルマスステークスなどからの臨戦が馬券内率が高いので、この舞台で好走している馬は要チェックですね。
予想の方向と日本馬2頭の勝算
フランスのドーヴィル競馬場付近の週間天気予報を見ると晴れマークが続いており熱波の影響で週中は気温が高く、2026年開催の馬場は良馬場になりそうです。
海外勢は6連勝中でフランケルと同じG1を3連勝し勢いに乗るボウエコーを中心に、昨年鬼の末脚で猛追し2着だったノータブルスピーチ。欧州ハイレベルレースでローテとしても優秀なクイーンアンSの2着馬モアサンダーやセントジェームズパレスS、サセックスSでボウエコーの2着だったグシュタード。
英1000ギニーを勝ち愛1000ギニーやジャンプラ賞で2着と安定した着順の牝馬トゥルーラブなど上位勢は実力馬揃いで今年も強敵が揃った印象です。
日本馬の2頭については、アブダビゴールドカップ(L)でリステッドレースながらゴリアットを退けて勝利し海外適性も一定示したシュトラウスを上位評価とします。気性面の不安はありますが、ペースが流れやすく折り合いやすい直線レースの方が国内より力を発揮できるタイプである可能性を考慮したいのと、父モーリス自身も香港適性を示していたことなどを含めて評価しました。
シックスペンスについても直近で安田記念を勝利している実力馬ですが、キズナ産駒の海外適性に若干疑問を持っている点、また母系を見ても北米(南米)系の血が多く入っていて欧州色が薄く感じ、日本の馬場の方が向くタイプではないかと私は考えました。南部杯での活躍などダート戦績はありますが、ダートと欧州の芝はまた違うため必ずしもこの戦績を持って馬場にフィットするとも言えないのではないかと思います。
印一覧
◎ボウエコー
○グシュタード
▲ノータブルスピーチ
▲プリサイス
△モアサンダー
⭐︎トゥルーラブ
⭐︎シュトラウス
注ザシークレットアドヴァーザリー
各馬評価
◎ボウエコー
怪物フランケルと同じG1レースを3連勝してきている6戦無敗欧州最強マイラーの3歳馬です。
ローテ的にも相性がいいサセックスSを前走勝利しています。このレースでは後方に控えて直線馬群に包まれて進路がなくなっていたところ、最後の最後で外の馬を弾き出すような形で進路を無理やり確保して体制を整えるとものすごい脚で追い込んで3着馬を捉えにかかったグシュタードを並ぶ暇なく抜き去り勝利となりました。
世代限定戦だけでなく前走のサセックスSでは古馬混合戦でもしっかり勝利していますし、ここまでのG1を3連勝してきたレースでずっと2着だったのがこの後紹介する対抗評価のグシュタードです。
グシュタードも古馬混合のサセックスSでしっかり2着にきていて、この馬がいなければ完勝と言える内容のレースだったので世代レベルも高いのではないかと考えています。3歳馬は斤量の恩恵もあり、本レースでも馬券内率勝率ともに優秀。
シーズン4戦目で相手関係はこれまでで一番強く、3戦目との間隔も詰まっているのでコンディション的な心配はありますが、ここを勝ち切るようならトップ種牡馬へのスターロードを歩んでいくことが間違いない1頭になるんだと思います。去年のノータブルスピーチのような競馬で最後に追い込んでくる形になるんだと思います。
ニューマーケット競馬場という別の競馬場ではありますが1600mの直線レースも2度勝利しており、直線レース適性も示しているのは頼もしいところです。
○グシュタード
対抗評価は同じく3歳馬でボウエコーと接戦を繰り広げ続けてきたグシュタードとします。
去年のBCジュヴェナイルターフの勝ち馬で同期にボウエコーさえいなければこの馬が欧州3歳マイラーの最強馬だったと思います。
生まれた時代が悪かったとしか現状言えませんし、3回先着されているので勝負付けは終わっている感じがしますが、着差はそれぞれわずかなんですよね。
直近のサセックスSも半馬身差しか負けていませんし、その前のセントジェームズパレスSではアタマ差の2着。
戦績ほど実力差があるとは思いませんし非常にレースセンスが高く崩れにくい馬なので、ボウエコーとセットで馬券内にくる可能性は十分あるのではないかと思います。
持ち時計も早いですしBCでの戦績もあるので、良馬場のスピード馬場にも対応できると思います。
▲ノータブルスピーチ
去年の同レース2着馬です。
すごい末脚で追い込んできて後少しで先頭も捉えるほどの勢いでした。
前走のクイーンアンSこそ惨敗しましたが、その前のロッキンジSでは中団から早めに抜け出して後続を突き放す強い競馬でモアサンダーなどの実力馬にしっかり勝利していますし、状態が去年のレースと同じくらいの水準であれば十分勝ち負けできる1頭だと思います。
去年の同レース前もピリッとしないレースが続いていて、ここで復活した感がありました。
それと比べると去年の同レース以降の本馬の戦績は、ロッキンジSだけでなくBCマイルやウッドパインマイルの勝利がありますから、評価できる内容になっていると思います。
グシュタードとどちらを対抗にするかかなり迷ったくらい評価は高い1頭です。
▲プリサイス
牝馬成績のいいレースなので、3歳牝馬の本馬を取り上げたいと思います。
愛2000ギニーでは中団外目から素晴らしい末脚で先頭の馬を差し切って勝利。
3歳牝馬G1のコロネーションSでは今回出走予定のトゥルーラブに先着しての勝利ですし、牝馬限定とはいえ古馬混合のドーヴィル競馬場のマイルG1レース・ロートシルト賞で半馬身差の2着にきていますから、舞台適性も示しているのはプラスだと思います。
このレースでは先頭の馬を競り落として抜け出して勝利かと思ったところを外ラチ沿いを上がってきた勝ち馬に足元を掬われたような形で、完敗というようなレースではなかったと思います。
前々走で2着だったファルマスSはローテ的に相性がいい舞台ですし、腕に同じ舞台で舞台適性も示していますから、馬券内への期待値は十分あると思います。
△モアサンダー
ロッキンジSでノータブルスピーチの2馬身差2着。
クイーンアンSでも半馬身差の2着と勝ち切れてはいないもののしっかりマイルのトップクラスのG1レースで連対できる実力を持っている本馬を4番手評価とします。
これまでは長くスプリントレースなどの条件戦を戦ってきた馬で最近G1戦線に名乗りをあげている馬本馬。
勝ち負けほどではないかもしれませんが、2着、3着であれば可能性があるかもしれません。
⭐︎トゥルーラブ
牝馬成績のいいレースなので、3歳牝馬の本馬を取り上げたいと思います。
前々走ドーヴィル競馬場の1400m直線レースジャンプラ賞でザシークレットアドヴァーザリーの2着に負けていますが、この馬は戦績的に見ると1600mの距離があった方がいいタイプ。距離不足だったとも考えられます。
世代限定の牝馬レースの戦績を見るとプリサイスの方が一歩上な印象を受けますが、、、ドーヴィル競馬場を2回経験していることと、前走からは距離延長がプラスになるタイプと考え、人気も薄くなりそうなので5番手タイ評価で取り上げてみました。
⭐︎シュトラウス
人気も考えて5番手評価タイとさせてもらいました。
日本馬の中では、馬場適性や海外遠征経験済みなこと、気性が難しい馬なので直線レースがハマる可能性があるのではないかと考えシックスペンスよりもシュトラウスが優勢だと考えています。
オッズ的にあまり旨味はないと思うので5番手評価としていますが、アブダビゴールドカップでのパフォーマンスは非常に良かったと考えています
シャティン競馬場のチャンピオンズマイルは凡走に終わってしまいましたがこれは序盤にかかり気味に見えたためその分もあったと思います。
ゲートが開いてみないとどうなるかわかりませんが、直線競馬になって上積みがありそうなのはこちらかなと思いますし、折り合って進めることができれば一発馬券内への期待感がある馬なのではないかと思います。
注ザシークレットアドヴァーザリー
距離延長がどうなるか…というところですが、前走ドーヴィル1400mのG1ジャンプラ賞を逃げ切り勝ちした本馬を最後に取り上げます。
今回の有力馬の脚質を見ると、後ろから末脚を伸ばすタイプの馬が多く、中団で牽制し合う形になると前にいくタイプの本馬のようなタイプがノーマークになり残ってしまう可能性を考慮し穴馬として取り上げさせていただきます。
距離が200m短いとはいえドーヴィル競馬場の芝レース実績もありますし、ここまで愛ギニー、英ギニーで敗戦している戦績から1400mがベストな馬かなと思いつつ、荒れるとしたらこういう馬が残るタイプかなと思い紐荒れ狙いで考えてみようかなと思います。
告知
サララボ代表のジェイが馬の見方や競馬を勉強する過程で、大変お世話になったオーストラリアのNSW州の中條大輝調教師と、馬の見方についてや 競馬について勉強していく会員制コミュニティ「JJ Racing Club」をDMMオンラインサロンさんにて運営中です。
これまで4度サロンメンバーの皆様とセリに参加しており、モアナとターボ大狩部牧場さんとコラボでサニー、当歳馬のフレディという素晴らしい4頭を落札できました。
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