【ジャパンカップ2023観戦記】衝撃のレースを現地観戦し馬主目線で感じたこと byジェイ

ジェイ
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どうも、ジェイです。
今回はイクイノックスが勝利したジャパンC2023の回顧記事を上げていきます、よろしくお願いします。

熱気あふれる東京競馬場

2023年11月26日の府中競馬場。

薄曇りで時折霧雨のような雨が降る、11月末らしい寒い日でした。

朝いちばんからの参戦ではありませんでしたが、スマートシートで座っているだけで身体の芯から冷えてくるような、この冬一番の寒さを感じる気候。

にもかかわらず、東京競馬場は超満員で熱気に包まれていました。

スマートシート4階だったので、かなり俯瞰的に競馬場を見ることができました。

G1の熱気が僕は大好きなのですが、やはりジャパンカップは特別ですね。

ダービーや有馬記念もすごいですが、それに負けず劣らず。

特に今年はイクイノックスや3冠馬リバティアイランド。

タイトルホルダー、ドウデュース、スターズオンアース、パンサラッサとG1馬が多数参戦し、非常にハイレベルなメンバーとなりました。

前年優勝馬のヴェラアズールが人気薄になるくらい、濃いメンバーだったなと今振り返っても思います。

レースはパンサラッサの大逃げに場内が盛り上がり、最後の直線でもかなり後続との距離が離れていたため、「逃げ残りあるか?」と会場もどよめいていた記憶があります。

直線では持ったままイクイノックスがパンサラッサを抜き去り、人気にこたえる圧勝劇でレースを終えました。

スタンドは割れんばかりの大歓声でしたね。

一方、勝ちタイム2:21.8とアーモンドアイの残した2:20.6というレコードには及ばず。

パンサラッサが57秒台でぶっ飛ばした割には…と思いましたが(それでももちろん好タイムではありますが)データを見てみると2番手だったタイトルホルダーが1000m通過が60~61秒あたりとスロー気味。

実質タイトルホルダーが馬群を引っ張っていましたので、馬群はスロー気味で動いていたんですね。

これなら、3番手から上がり最速という走りをしてもレコードに及ばないのも納得だなと感じました。

それにしても、本当にすごいものを見せてもらったと感じました。

馬券は3連単がトリガミでしたが、そんなことはあまり気にならないくらい、それよりいいレースを現地で見られたことへの感謝、感動の方がレース後は大きかったですね。

持ったままの楽な手ごたえで強豪メンバーをねじ伏せるイクイノックスの走りには本当に感動しましたし、節約大全のこまちさんや仲良くしていただいているJINさん、みずちゃさんなどをはじめとして、出資者の方たちの喜ぶ浮かび、こちらまでどこかうれしい気持ちになりました。

また、イクイノックスという怪物が参戦を表明していた中で、直接対決を挑んだ馬たちにも敬意を表したいと思います。

唯一の海外馬イレジンについても、感謝ですね。

なかなか望んでいたような馬場にはならなかったかもしれませんが、フランスからリスクテイクして日本に遠征してきてくれたことを嬉しく思います。

一口馬主としてこの舞台を見る

一口馬主目線でこのレースを見ると、馬券内3頭はすべてクラブ馬が独占するという嬉しい結果のレースでした。

特に40口の2頭については、なかなか敷居が高いところがありますが、イクイノックスについてはシルクHCの馬で500口募集。

もちろんその才能を1歳の時に見抜かなければならずそれはとても難しいことですが、シルクの場合実績で勝負できない場合でも抽優枠を使えば出資できる可能性はありますから、一般人にもこの馬に出資できるチャンスはあったということになります。

現在はシルクHC入会もファンクラブに入ってからという形で少しハードルが高くなってしまいましたが、イクイノックス募集時にはだれでも入会できたわけです。

私は好みもありあまり芝のクラシックディスタンスっぽい馬を今は狙っていないのですが、この大歓声を受けるイクイノックスを見ていると、やはり自分のマイルストーンの中の最後の最後は、やはり芝クラシックディスタンスの大レースを勝つことだなと感じましたね。

まだ、重賞も勝てていないのでまずは重賞勝利をしておきたいところではありますが、その先にはG1制覇、ジャパンカップや日本ダービーなどの大レースを獲れるような血統の馬を狙っていくというのもいいものだなと思いました。

芝馬の評価は難しいので正直苦手なんですけどね(笑)

地方共有馬のように口数が少ない(保有割合が大きい)と大ギャンブルにしり込みする部分はありますが、400口や500口クラブでは、来年はもう少し大きいところを目指して強振するような馬を入れてみてもいいかなと思いました。

そのくらい、イクイノックスだけでなく、この大熱狂の東京競馬場を駆け抜けるクラブ馬たちに出資している人たちを羨ましいなと感じましたね。




馬主としてこの舞台を目指すこと

最後に、ガチ馬主としてこの舞台を目指すことについて、書かせていただきます。

私は地方馬主資格は持っていますが、中央馬主資格は持っていません。

あとは資格というほどではありませんが、オーストラリアでもVIC州とNSW州で馬主登録をしています。

現実的に中央馬主資格を取ることは所得や資産要件的に私の場合はかなり困難ですので、僕がジャパンカップのパドックの中に関係者面をして入ることができるとすれば…

・地方馬で中央挑戦

・オーストラリアの馬で遠征し挑戦

この2パターンしかありません。

どちらもかなりウルトラC的な感じなんですけどね(笑)

中央の社台・ノーザン系クラブ馬をこれらの馬が蹴散らすのは相当難易度が高いことは重々承知していますが、やはりあのパドックの中に立つというのはかなり強いあこがれを感じますよね。

先日友人の紹介で馬主席にご招待いただいたときも、馬主の景色はこんな風なんだ…と感動し刺激を受けたのも記憶に新しいので、余計その憧れは強くなりました。

特にオーストラリアの共有馬で、逆遠征で日本に乗り込めたらこんなにうれしいことはないですよね。

いつかそんな馬に巡り合いたいですし、国外遠征が視野に入るような馬に巡り合えるよう、頑張りたいと気持ちを新たにしたところです。

地方馬の出走については賛否あるようですが、招待レースではなく自費参戦ですからそこまで第三者に否定されるようなものではないと思います。

何よりゲートに入ってみないと何が起きるかわからないのが競馬の面白いところです。

欲を言えば、ガラパゴス化した高速馬場など難しさはありますが、もう少しいろんな国の馬が遠征してきて国際色豊かなジャパンカップになると、もっといいのになと思いますがね。

日本への遠征だと距離がある国が多いですし、なかなか現状では難しいのも理解はしているのですが…。

いつの日か、さまざまな国の国旗がジャパンカップの日には東京競馬場に旗めく日がまた来てほしいなと願うところです。


ジェイ

現役地方&海外馬主・競馬ライター

登録者4500人超え&累計再生250万回超えの一口馬主YouTuber。豪州競馬会員制コミュニティJJ Racing Club 共同代表。社会人1年目から一口馬主を始め、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。地方個人共有とRSS や中條厩舎の豪州共有に加え北米MRHでマイクロシェアを行う。血統スタッツや馬体・歩様を重視していて代表馬はトゥルーフェアリー、ロードヴァレンチ、ミスティックロア等。

—最近の私–

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