執筆者:ふーた
展開や戦績の分析による予想を得意とするライター。
2022年デイリー杯2歳Sではリアルスティール産駒初の重賞制覇を達成したオールパルフェを本命としていた。
今回は2023年1月5日(木)に行われる京都金杯2023を予想する。
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【印】
◎3ピースワンパラディ
◯5エアロロノア
▲12シュリ
△8ヴィクティファルス
△10マテンロウオリオン
△1ベレヌス
△2プレサージュリフト
△8ヴィクティファルス
×9ダイワキャグニー
【各馬総評】
◎3ピースワンパラディ
本命は一昨年の京都金杯2着馬のピースワンパラディにした。
今回のレースは内枠に入ったベレヌス・アルサトワの2頭が逃げる展開になりそうだ。
しかし、どちらとも逃げなければダメだという馬ではない上に、そこまでテンも速いタイプではないため、比較的落ち着いたペースでの競馬が想像できる。
上位人気馬が差し追い込み馬が多く、マークも後ろに起きやすくなることを想定し、好位から脚を支えるこの馬を本命とした。
展開だけでなく、距離的にもマイル戦を得意としており、成績は(4-3-0-2)と連対率が88.8%である。
2回の敗戦も屈腱炎による長期休養あけでの関屋記念と上位馬のレベルが高かった富士Sと理由は明確である。
特に富士Sでは、スタートが他馬に挟まれて出遅れた上で追い込んできての6着は立派である。なお、中京芝1,600mでは(2-3-0-0)と連対率100%であり、ここも期待が持てる。
もともとは怪我がなければ早い段階で重賞を取っていてもおかしくない馬だけに、ハンデは少しみこれた感はあるが、斤量増が悪いというデータはない。
その分人気も落ちているため、オッズが美味しくなるとプラスに思っておこう。
枠も比較的内枠を引けた事で、良い位置で競馬ができるはずである。
大きな負けもない馬であるため、ここは軸の1頭として推奨したい。
◯5エアロロノア
対抗は堅実な末脚が売りのエアロロノアにした。
ここ4戦馬券圏内にきていないが、全てレベルの高いマイル重賞であり、仕方がない印象である。
なんだったら、しっかりと毎回脚を使えており、5着→7着→5着→7着と安定した成績を残せている。
今回の相手関係よりはかなり格上の相手たちであるので、十分な内容だろう。
あまりスタートが良いタイプではなく、後ろからの競馬になってしまうことが多々ある所が心配ではあるが、今回はそこまでペースは上がらないと予想しているため、そこまで大きなハンデにはならないだろう。
東京コースや阪神外回りコースで結果を出しており、直線が長い中京競馬場でも問題なく力を発揮できそうである。
最後のコーナーがかなりきついコースであるため、外枠に入るとどうしても外外を回さなければならなくなる。
その点内枠を引けたのも好材料である。昨年は1番人気に推されながら6着に敗戦している事が響いてか、現在はあまり人気しておらずかなり美味しいオッズとなっている。
しかし、昨年はマイル重賞戦線への叩きだったのに対し、今回は厩舎からのコメントでここを目標にしてきたとの事。
3連系の馬券には少なくとも入れておきたい1頭である。
▲12シュリ
▲は穴目をねらってこの馬を推奨する。
前走の関屋記念は逃げてスローの展開に持ち込み、ウインカーネリアンにこそ交わされたが、マイルCS2着馬のダノンザキッドに先着する2着は高く評価できる。
同レースは新潟1,600mのレースであり、左回りの直線が長いコースで今回と似たような舞台設定であり、問題はなさそうである。
昨年のリステッド勝ちから関屋記念まで2桁着順が続き、前走の好走がフロック視されているが、ここは全て出遅れ等でスタートが上手くいかなかったことが原因であり、スタートがスムーズにいけば問題はなさそうである。
もしスタートがうまくいけばこの馬がハナを切ってもおかしくはない。(コース形態上スタートしてすぐにコーナーのため無理はしてほしくないが…)
放牧明けにはなるが、調教も問題ない動きを見せておりいつも通りの調子を出せそうである。
他にも馬券内にきそうな馬はたくさんいるが、オッズとの妙味を考えてこの馬を推奨したい。
ライター:ふーた
20歳から競馬を始め、学生時代はライタージェイと夜な夜な競馬新聞と睨めっこする日々を送る。ギャンブルよりも競馬予想が好きで、自分が馬券を買わない日でも予想は行う競馬通。コロナ前の日本ダービーでは、徹夜で並んでいる姿が某スポーツ紙に写真付きで掲載された。
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