今回はPOG本に盛り込めなかった今シーズンの推奨馬5頭を紹介します。
よろしくお願いします。
サトノオラシオン(レイカーラの21)
全姉は阪神JFで2着のシンリョクカです。
堀厩舎予定となっていて、オーナーは里見さんです。
取材に行った際には移動済みで育成は早く進んでいます。
気性がキツいところがあり馴致には苦労したそうですが「坂路での動きがヤバかった」とのことで注目馬にあげさせていただきます。
堀厩舎は気性がキツい馬を走らせるのが上手いので、厩舎と馬の組み合わせもいいなと感じています。
まだ移動なければ撮影もできたはずの馬、無事に育成が進めばいいところまで行くのではないでしょうか?
アドミラルシップ(ヴィーヴァブーケの21)
全兄は札幌2歳Sを勝利したブラックホール。
半姉はフェアリーS勝ち馬でエリザベス女王杯2着のライラックという良血馬です。
この馬はブラックホールの全弟になります。
乗り役から「走った兄妹に似ている」というコメントがあったのが強調ポイントです。
決して見栄えする馬ではないので写真では選びにくい馬かもしれませんが、運動神経のいいファミリーですし期待できるのではないでしょうか?
この馬も気性がピリッとしたところがあるようですが、ゴールドシップ産駒は少しピリピリしているくらいでちょうどいいと思います。
ゴールドシップ産駒はスピードが足りない馬もいるので、キツいくらいでちょうどいいですね。
ウインボレロ(ウインプリメーラの21)
母ウインプリメーラは京都金杯勝ち馬です。
手塚厩舎予定となっています。
4番仔なのですが、母の背中を知る調教主任が、ようやく母ウインプリメーラに似た子供が生まれたとコメントしていました。
ついにこの子は走るんじゃないか?というニュアンスを感じました。
繁殖牝馬の3~4番仔は子供の傾向を牧場もつかんできてねらい目だと思いますよ。
コスモキュランダ(サザンスピードの21)
母サザンスピードは豪州コーフィールドC勝ち馬。
お父さんがこの馬はアルアインなんですが、牧場で実はアルアイン産駒の評判がすごくよかったんですよね。
今年の新種牡馬ではアルアインは要注目ですね。
コメントでは「坂路に入れたら古馬かな?と思った」というユニークなフレーズをいただきました。
ビッグレッドファームの担当の方はそんなにコメントを盛るタイプの方ではないので、これは素直に受け取っていいのではないでしょうか?
ファミリーソングの21
お父さんがアジアエクスプレスなのでひょっとしたらダート馬かもしれませんが、この馬も興味深い1頭です。
預託予定の上原厩舎に僕は注目しています。
上原先生は堀厩舎で修業したのちに厩舎を開業していて、平成生まれ初の調教師として現在活躍しています。
この馬はディアレストさんで育成されていて、場長は日大馬術部出身で主将だった方です。
実は上原先生も日大馬術部出身で、ディアレストさんの場長の1つ先輩なんです。
もともと人間関係がある2人ですから「2人でいい結果を出したいね」という話をされているそうで、このコンビにはぜひ注目して応援したいと思っています。
まとめ
いかがでしたか?
今回は私が執筆した競馬王のPOG本には収録しきれなかった要注目馬5頭を紹介させていただきました。
今シーズンのPOGで遊ばれる方はぜひ、参考にしていただけたら嬉しいです。
また、POG本まだ買ってないよ!という方はぜひ、競馬王のPOG本をよろしくお願いいたします。
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