【宝塚記念2023予想】昨年◎ヒシイグアス!今年イクイノックスを脅かす本命馬は…? byPON

こんにちは、PONです。
今回は上半期の総決算、宝塚記念2023予想記事を投稿していきます。
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上半期の総決算

上半期の総決算である宝塚記念。

私PONとしては昨年◎ヒシイグアス(5番人気2着)で的中したイメージの良いレースです。

ただ、ちょっと苦い思い出でもあります。

昨年1000m通過タイム、そして4コーナーのヒシイグアスの手応えを観てヒシイグアスの勝利を確信しました。

「しゃっ!!勝った!!!」と思わず車内で叫びました。

(昨年の宝塚記念はキャンプの帰り道で観戦していましたw)

しかし、そこからタイトルホルダーが伸びる伸びる。

改めてタイトルホルダーの強さを実感したレースでした。

しかし今年はそのタイトルホルダーが不出走。

これで混戦かと思ったら、昨年の年度代表馬イクイノックスが出走表明。

今年も非常に面白い宝塚記念が観れそうで、胸が高鳴っています!

それでは予想に参りましょう!

1番人気想定イクイノックスの見解

前走ドバイシーマクラシックでは初めて逃げるレースを見せ1着。

全成績(5,2,0,0)とパーフェクト連対。世界ランキング1位、文字通り世界一の馬と言っても過言ではありません。

この馬の強さは説明不要でしょう。

なのでここは不安要素について述べたいと思います。

不安要素は主に3つあります。

①宝塚記念は数多の1番人気馬が惨敗した過去があるレース

過去10年で1番人気が馬券外に破れたのは5回もあります。

2022エフフォーリア単勝3.3倍6着

2020サートゥルナーリア単勝2.4倍4着

2018サトノダイヤモンド単勝3.9倍6着

2017キタサンブラック単勝1.4倍9着

2015ゴールドシップ単勝1.9倍15着

これはオカルトチックではあるものの、ちゃんとした理由もあり、これは恐らく国内中長距離GⅠで最も日本の高速馬場適性が求められないレースだからだと思います。

→イクイノックスは有馬記念を勝っているものの、本質的には東京コースの方が得意だと思っています。ベストは東京2400mだと思っています。

②「適性とは若干逸れる馬」が果たして本当に宝塚記念を勝てるのか?

過去10年の宝塚記念勝ち馬は以下の通りです。

2022 タイトルホルダー

2021 クロノジェネシス

2020 クロノジェネシス

2019 リスグラシュー

2018 ミッキーロケット

2017 サトノクラウン

2016 マリアライト

2015 ラブリーデイ

2014 ゴールドシップ

2013 ゴールドシップ

この中に、「宝塚記念への適性がそこまで感じられなかったものの勝ち切った馬」って果たしているでしょうか?

自分はいないと思います。全員この舞台への適性があったからこそ勝ち切った、勝つべくして勝った馬だと思っています。



③有馬記念は本当に実力通り決まったレースか?

掲示板馬は他に2着ボルドグフーシュ、3着ジェラルディーナ、4着イズジョーノキセキ、5着エフフォーリア。これらの馬で今年馬券圏内に絡んだのはボルドグフーシュの阪神大賞典(2着)のみです。しかもこれはGⅡであり、G Iでは1度も馬券圏内はありません。

逆に7着ジャスティンパレス、8着ディープボンドで天皇賞春はワンツー。9着タイトルホルダーは日経賞を圧勝。11着ボッケリーニは日経賞2着、鳴尾記念勝ち。最下位ブレークアップは阪神大賞典3着。馬券圏外だが天皇賞春4着。

むしろ、有馬記念で下の着順の馬の方が今年活躍しております。

これらの馬の共通点を考えてみると、「有馬記念で外枠で先行した馬」であることがわかります。

有馬記念で先行し結果を残せなかった馬に逆転される可能性は少なからずあると思います。

ただ、こんなに不安要素を列挙しましたが、正直勝つ可能性が一番高い馬はイクイノックスだと思います。

しかし、馬券は「的中率」ではなく「回収率」。

単勝1倍台が予想される中で、オッズ程の期待値や信頼度はないと判断しました。

故にここは、世界最強馬を「軸」ではなく「相手本線」として考えていき、最悪イクイノックスが馬券圏外に沈んでもOKな馬券を組み立てていきたいと思います。

ということで、今回の印は『▲』とさせていただきます。

各馬評価

◎ 10 ディープボンド

本命はディープボンドです。

前走天皇賞春では3年連続の2着。

このレース、前半1000m通過タイムは59.7秒。これに騙されがちですが、速かったのはそこだけで、中弛みして結果最後は瞬発力勝負になる、要はスローペースでした。これはラップを見れば明らかで、例えば『1400m地点〜2400m地点』のタイムを切り取ると驚異の「1.04.8」。そしてラスト3Fのラップは全て11秒台を刻んでいることからも、スローペースなのは明らかです。

これらのことから、このレースは長距離適性は大前提として、プラスで一定の瞬発力が必要なレースになったと考えております。

故に瞬発力タイプではないディープボンド向きのレースではなかったはずです。その中での好走は純粋に評価できます。

加えて、スローなのに先行勢が壊滅的な特殊なラップのレース。そんな中先行勢で唯一掲示板内に残したことからも、やはり2着のディープボンドが1番評価できると思います。

そして、昨年の宝塚記念では4着でした。

しかし、昨年は変則開催であり、阪神開催は2週目。つまり芝がほとんど傷んでいなかった、例年の宝塚記念とは毛色が違ったレースであった為、レコード決着になりました。

今年の宝塚記念は従来の開催の為、昨年とはまた違うレースになるはずであり、それはディープボンドにとって追い風になるはずです。そうなると昨年の宝塚記念より上の着順が可能なのでは?と考えております。

次に展開面について考えてみましょう。

この馬の武器は圧倒的なスタミナ。弱点は切れる脚を持っていないところと、はっきりとした馬です。

前に行きたい馬がアスクビクターモア、ドゥラエレーデ、ユニコーンライオンと多いので、割とタフな展開になるのでは?と考えており、そうなった場合ディープボンドに展開が向く可能性は高いです。

極端な話、前走の天皇賞春よりもスタミナやタフさが求められるレースになってもおかしくないと考えています。

これらのことより、あらゆる面がディープボンドに味方すると考えているので、今回本命はディープボンドです。個人的にはアタマまであってもおかしくないと思います。



○ 12 アスクビクターモア

対抗はアスクビクターモアです。

前走天皇賞春では11着。タイトルホルダーが下がっていったことがもろに響いてしまいました。

また、スローペースからの瞬発力勝負となり、この馬の得意なスタミナ勝負にならなかったことも敗因かと思います。

この馬はレコードのダービー3着や菊花賞レコード勝ちなどのように、この馬は多少ハイペースでも前に行き、それからどこまで残せるか、という馬だと考えております。

例えるなら長距離版モズスーパーフレアみたいな馬だなって思っています。

ただし、近走は出遅れ癖が目立つのが懸念材料です。近走を見るとやはり前に行ってナンボの馬だと思うので、出遅れずすんなり前を主張できれば大チャンスだと思っております。

正直今年入ってから2走とも惨敗していますが、逆に言うとどちらも敗因がしっかりしており、これで人気が落ちるようならかなり面白い馬だと思います。

ただ、ハナ争いの相手がここ5走連続で逃げているユニコーンライオンと斤量53kgのドゥラエレーデでは分が悪そうなので、ここは2,3番手と予想しております。しかし、この馬は番手でも結果を残している為問題ないと思います。

馬としては評価しており本命レベルなのだが、同型との兼ね合いや出遅れ癖から若干評価を下げ、対抗とさせていただきます。

☆ 1 ライラック

特注馬は牝馬2頭です。まず、ライラックに関して。

前走目黒記念では末脚が不発に終わり9着に敗れてしまいました。これはライラックにとって苦手な条件が重なった為参考外で大丈夫だと考えております。

この馬は好走条件にとことん注文の多い馬です。なのでアテにはしづらいですが、ハマったらエリザベス女王杯2着や、フェアリーSで後の牝馬クラシック2冠馬スターズオンアースに勝利など、GⅠ級のメンバー相手でもやれる能力があります。

個人的には、好走条件は「小回りコース」「締まったペース」「スタミナが求められる展開」が揃った時であると捉えています。

それで言うと今回は前が速そうである為、これらが全て叶う可能性は全然あると思っています。

エリザベス女王杯2着時の勝ち馬ジェラルディーナは今回3番人気想定、同着だったウインマリリンはその後香港ヴァーズを制覇。ハマったらこんな馬たちと好勝負できる馬が下から数えた方が人気、加えて今回ハマりそうな条件が揃った。これは狙わない手はないだろうと思います。

正直イクイノックスとどっちを▲にするかギリギリまで迷うくらい推している☆ほでございます。

☆ 6 スルーセブンシーズ

もう1頭の特注馬はスルーセブンシーズです。

前走中山牝馬Sでは出遅れながらも中山巧者ぶりを発揮し、重賞初制覇を遂げました。

ただし、54kgの軽ハンデ+ルメールJの好騎乗が光ったレースでもあり、またメンバーレベルも並であった為、ここで走っただけでは宝塚記念で好走できる裏付けとしては弱すぎると思います。

しかし、ラスト2F「11.2-11.3」はかなり評価してます。ラップはなかなか優秀であるし、距離延長にも対応できそうだと感じました。

この馬は凱旋門賞に登録する程期待をされている馬です。

故に中山ほどではないが、この舞台への適性は非常に高いと思います。確かに阪神では結果が出ていないものの、今回栗東滞在で臨んでくる点、これまでとは違う一面を見せてくれるかもしれないと考えております。

あとは、そもそも牡馬混合GⅠでも通用するポテンシャルがあるかだけ。ここはかなり不安ではありますが、宝塚記念は適性だけで押し切ってしまう可能性もあり、またポテンシャルがある可能性も捨てられません。ということで2頭目の特注馬とさせていただきます。

印まとめ

◎ 10 ディープボンド

○ 12 アスクビクターモア

▲ 5 イクイノックス

☆1 ライラック

☆ 6 スルーセブンシーズ



予想のコンセプト

絶対能力はイクイノックスがNo.1なのは間違いないが、宝塚記念は能力だけで押し切れる程簡単なレースではない。

故に、ロンスパからの持続力勝負に強い馬をチョイスした。

ディープボンドは昨年4着。しかも昨年は変則開催でそこまでディープボンドに向いたレースではなかった。

昨年よりも馬場が傷んだ状態なら、昨年より上の着順も可能。勝ちまであってもおかしくないのでは?

とはいえ流石にイクイノックスは消せない。

有馬記念を勝っていることからも、大敗までは考え辛い。


PON馬券塾 PON

Youtuber

競馬予想系YouTube「PON HORSE CLUB」を運営。
江分輪太の弟子。馬券は穴から。
極度の現地観戦主義者で、1年間で競馬場に72回行ったことも。
ヤクルトスワローズ・川崎フロンターレ・大相撲・お笑い芸人・酒を愛する男。
一口馬主はキャロット・シルクに入会中。代表馬はシルブロン・アンクロワなど


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