【サウジカップ2025】海外馬主がガチ予想!フォーエバーヤングら日本馬の勝算と海外有力馬分析!(馬券発売有)

ジェイ
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どうも、ジェイです。
今回は日本で馬券発売があるサウジカップ2025予想記事を書いていきます。よろしくお願いします。当日はジェイのG1馬主への道のYouTubeチャンネルで同時視聴配信を行う予定です、ぜひ遊びにきてください!

サウジカップ2025予想

今回は馬券発売があるサウジカップの海外馬主ジェイによる注目馬をお伝えします。

今年は北米の有力馬の回避が相次ぎ、日本馬にとっては勝利のチャンスが十分にありそうです。

枠順抽選前のため枠は考慮しておりません、やや内枠有利の傾向がありますがそこまで大きな差はないので、枠順により印が大きく変わることはないかと思います。

しかし、今回は日本オッズの想定を加味した印になっておりますので当日直前にオッズを見て印を変更する可能性がありますので、最新の印はYouTubeチャンネルでご確認ください。

レース概要

サウジカップ(G1)
2025年2月23日 (日) 02:40[現地時間 2025年2月22日 (土) 20:40]
サウジアラビア キングアブドゥルアジーズ競馬場
ダート左1800m 北半球産馬4歳以上、南半球産馬3歳以上
負担重量:4歳以上=牡・セン馬 57kg、牝馬 55kg 南半球産3歳=牡・セン馬 53.5kg、牝馬 51.5kg

賞金総額:2000万米ドル(約30億円)
1着賞金:1000万米ドル(約15億円)

サウジアラビアにあるキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われる、ダート1800mのレースです。

ダート1800mのコースはスタートからしばらく長い直線。ワンターンして再び直線というスピードが求められるコースで、スタート直後から直線が続くため序盤からハイペースになりやすいと言われています。

この競馬場はドバイのメイダン競馬場のダートに近く、土や泥にウッドチップを含むAWに近いスピードが出やすいダートコースになっています。

これは泥質でスピードが出やすいダート馬場で活躍する一線級のアメリカ馬が遠征してくれるように、このような馬場を作っているという思惑があり、基本的にはアメリカ馬にとって力を出しやすいコースであると言えます。

ちなみに、スピードが出やすいとはいえ、ドバイのメイダン競馬場のダートの方がスピードが出やすく、サウジの方がやや時計がかかると一般的には言われています。

日本馬では一昨年パンサラッサが勝利し話題となりましたが、パンサラッサ自身は日本では芝レースで活躍した馬ですし、この年の4着馬ジオグリフも皐月賞馬で日本では芝のイメージが強い馬ですよね。

3着だったカフェファラオはダート馬ですが日本では最もスピードが求められるダートの舞台、東京1600mで行われるフェブラリーSを連覇している馬ですし、2着のカントリーグラマーは本国アメリカの一流馬です。

こういった、スピード能力を持ったダート馬が活躍傾向にあり、ゴリゴリの地方のパワーが必要なダートで活躍するようなマッチョタイプのダート馬は苦戦傾向があるので注意が必要です。

これはドバイでも同じことが言えます。

また、基本的には先行馬が有利なレースで人気薄が来るなら先行馬というイメージですが力がある馬であれば直線が長いので差しも決まります。とはいえブロードアピールみたいな競馬はなかなか難しいので、4角出口では中団あたりにはポジションを取れそうな馬から選ぶのが定石です。

馬場は基本的に雨は降らないため良馬場、過去3年のレース傾向を見ると概ね1分49秒〜1分50秒くらいの決着なので、地元馬でこの舞台を走っている馬はこの基準タイムに届きそうか?を1つの目安として考えたい。

昨年の現地情報によると例年より馬場が重く、ダート質の配合が変わっているようです。 年によって砂質が変化する可能性もあるため、現地の砂の状態に関する厩舎コメントなどには要注意です。

過去レース回顧

2024年

1 セニョールバスカドール 1:49:50
2 ウシュバテソーロ
3 サウジクラウン
4 ナショナルトレジャー
5 デルマソトガケ

先行した人気薄のサウジクラウンが3着に粘るも、セニョールバスカドールは後ろから差しを決めて勝利。ウシュバテソーロが早めに仕掛けてサウジクラウンを捉えたが、そのさらに後ろから来たセニョールバスカドールにアタマ差交わされての敗戦となった。前目にいったナショナルトレジャーも4着に残しており、前目でも後ろからでも上位に来られるトラック的にはフラットなレースだったと言える。

2023年

1着 パンサラッサ 1:50:80
2着 カントリーグラマー
3着 カフェファラオ
4着 ジオグリフ
5着 クラウンプライド

パンサラッサが楽に逃げてペースを作る展開に、2番手には日本馬ジオグリフという隊列。4角出口では外からまくり気味に上がって行ったクラウンプライドが3番手あたり、2着のカントリーグラマーは唯一後ろからの競馬で直線で末脚を炸裂させ先行する日本勢を飲み込んで行ったがパンサラッサが逃げ切り勝ち。前有利のレース展開は今回のレースでも健在だったが、カントリーグラマーほどの実力馬であれば差しで馬券内に突っ込んでくることもあるので差し馬でも注意が必要。しかし基本的には先行馬から拾っていきたいと思わされるレースだった。カントリーグラマーは2年連続の2着。

2022年 

1着 エンブレムロード 1:50:52
2着 カントリーグラマー
3着 ミッドナイトバーボン
4着 メイキングミラクルズ
5着 アエロトレム

カントリーグラマーとミッドナイトバーボンが早めに抜け出し一騎打ちかと思われた最後の直線だったが、後ろからその2頭を交わして地元の人気薄馬エンブレムロードが勝利。2〜3着馬はお互いを意識しており後ろから差されることは想定していなかっただろうから、追い出しが早かったのかもしれないがそれにしてもアメリカの強豪馬をねじ伏せてこれまでG1はおろか重賞にも出走したことがなかった条件戦レベルの馬であったエンブレムロードがこのレースを勝利したのは驚いた。地元馬も侮っては行けないと感じたレースだった。ちなみにこの年の日本馬はテーオーケインズが8着、マルシュロレーヌが6着と敗れていて、テーオーケインズより芝適正の高いマルシュロレーヌの方が先着しているところは要チェックポイント。

2021年

1着 ミシュリフ 1:49:59
2着 シャーラタン
3着 グレイトスコット
4着 ニックスゴー
5着 スリーピーアイズドット

4角出口の上位5頭がそのまま掲示板内に残るような、典型的な前有利レース。特に勝ち馬ミシュリフと2着馬シャーラタンは1〜2番手でレースを進めており、その馬たちがそのまま抜け出して後続を突き放して勝利したというレースだった。2022年も連覇があるかと思っていたが、2022年はミシュリフは最下位入線だった。日本馬はチュウワウィザードが出走するも9着だった。勝ち馬ミシュリフは芝ダート2刀流。

出走予定馬印一覧

◎フォーエバーヤング

BCクラシック3着、ケンタッキーダービー3着など北米の超トップクラスとも渡り合う日本ダート界のトップホース。負けるとしたら復活したホワイトアバリオかシエラレオーネ、あとは逃げがハマった時のローレルリバーくらいかなと思っていたが全頭回避でこの馬の勝利の可能性が非常に高くなったと思う。

3歳時点の中東遠征でもサウジダービー⇨UAEダービーと今回のレースよりは格は劣るがしっかり結果を出しており、遠征への不安も少ない。

血統的に考えても芝馬だった父を持つことからもスピード能力の高さは間違いないものがありだからこそ北米で活躍できているのだろう。

先行力もあり普通に戦えば勝てる可能性が非常に高いと思うがオッズの旨みがあまりにもないと思うので、3連単マルチなどにして不利があるなどして2着や3着になってしまったケースを考えるのもいいかもしれない。馬券内への信頼度は非常に高いと思う。

○ウィルソンテソーロ

2番手はオッズの旨みも考慮しこの馬に。

ウィルソンテソーロは5番手以内追走から好走する先行力が魅力で、海外オッズ的にはそこまで人気しないことからマークも厳しくないことが予想され、レースがしやすいのではないかと思う。特に海外陣営はフォーエバーヤングやロマンチックウォリアーを意識しながらレースを進めると思うので、こういう時にマークから漏れる先行馬は馬券内に残りやすい。

また能力的に考えても前走の東京大賞典でフォーエバーヤングの0.3秒差の2着に来ており、能力的にも国内最上位クラスといえるだろう。

サウジよりキックバックがキツいと言われるドバイで去年やや離されながらも4着に来ている。

この時の上位勢はローレルリバー(回避)ウシュバテソーロ(高齢で前走先着)セニョールバスカドール(種牡馬入り)と今回のレースにいないか、力関係が年齢により逆転している可能性も否めない。

父キタサンブラックというのも、スピードが求められるサウジのダートにも合いそうで狙いたい1頭。本命のフォーエバーヤングと絡めて2頭軸の3連単マルチをオッズ次第では考えようかと思っている。

▲ウォーターオブスターズ

去年ドバイターフ勝ち馬で今回出走するファクトゥールシュヴァル(3着)を前走アルマクトゥームチャレンジ(G1)で下しているのが本馬。

この時同馬に1.2秒差の完勝で、力関係は私はここで示されたと思っている。

もちろんこのレースがファクトゥールシュヴァルは初ダートでメイチというよりはお試しだった可能性も否めないし、スムーズに前目から先頭に立ったウォーターオブスターズに対しファクトゥールシュヴァルは馬群の中でレースをしていたのでタフさは違っただろうが、それにしても直線の脚色はほぼ同じで着差があったので今回はこの馬の方が今回馬券内に絡む可能性は高いのではないかと私は考える。

また、先行力がありレースによっては逃げることもある馬で、人気薄で絡むとしたらこういった前に行ける馬だと考えているので紐荒れを狙うなら候補として考えたい1頭だと思う。

ゴリゴリの逃げ馬は、直線が長いため捉えられてしまうことが多いのだが、本馬は2~3番手での競馬も得意な柔軟性も本馬の魅力。

あとは当日日本オッズでどのくらいつくかどうかだと思う。

▲ウシュバテソーロ

流石に年齢による衰えがある気もするが、リピーターも多いレースなのでやはり低い評価にはできないと思う。

去年サウジカップとドバイWC2着馬で、差し馬ながら中東でいいパフォーマンスを見せておりここでも注目。

ただ、近2走を振り返るとBCクラシック10着⇨東京大賞典4着もフォーエバーヤングと1.0秒差と完敗しており、日本テレビ盃2着はあるもののこの馬のポテンシャルから考えれば7歳シーズンの秋は戦績としてはもうひとつといったところだった。

ダート馬なので芝馬ほどの衰えはないとはいえ、8歳シーズンを迎える今年、得意の中東の舞台になってどこまで復活できるか?というところ。

相手関係的には去年よりも楽なメンバーだと思うので、衰えがあってもハマれば十分一発はあり得ると思う。

ウィルソンテソーロが予想以上に人気でウシュバテソーロが年齢不安からオッズに旨みがあれば馬券の購入方法も再考したい。

あとはやはりコンディションは気になるのでパドックでの馬体の張りや毛艶にも注目したいところ。

△ロマンチックウォリアー

取捨に迷ったがこのくらいの評価がちょうどいいかなと思ったのがロマンチックウォリアー。

確かに、実績最上位でめちゃくちゃ強いのは間違いないし、現地報道を見ていても叩きを使って2戦目となる今回の方が上積みがありそうなのも間違いないと思う。

日本のダートほどサウジのダートは土質で重くないので、ミシュリフのように2刀流が成立しやすい舞台ではあるのだが、それにしてもBCクラシックのシティオブトロイ状態になる可能性も否めず。

ミシュリフがサウジカップを勝った時は、ダートで過去に1戦した後だったのでせめて前哨戦からダートを使ってくれれば良かったのだが…。

初ダートの本馬がおそらく人気を集めることを考えるとオッズの旨みはあまりないように感じる。

点数を絞るのであれば思い切って外すのも手だと思うが、純粋に1人の競馬ファンとしてこの馬が躍動するところも見たいので、馬券には相手として組み込んでおこうと思う。

真ん中あたりの枠から砂を被らず外目好位追走できればチャンスがあるかもしれない。追い切り映像を見るとかなり軽やかに動けていたし、砂かぶって全然ダメパターンもあり得ると思うが、唯一の救いはサウジはドバイよりもキックバックがキツくないということか。

どんな走りをするか個人的にはすごく楽しみ。

△ラムジェット

血統的にはゴリゴリの日本ダート血統で、サウジ向きではない気がするのでこの評価に。とはいえサウジも年々砂が重くなってきているという話もあるので、この辺りの評価にしてみた。

前走東京大賞典でフォーエバーヤングの0.3秒差3着は評価に値するし、中団からまくり気味にポジションを押し上げて競馬をできるので、今回の舞台にも脚質的に合うのではないかと思う。

ラムジェットが来るなら、ウシュバテソーロも馬券内に来る確率が高い(前が崩れて中団からの馬が進出する展開)気がするので上述の2頭をセットでワイドや2頭軸3連複で買ってみるというのも面白いかもしれない。

☆ファクトゥールシュヴァル

去年のドバイターフ勝ち馬で、前走初ダートでアルマクトゥームチャレンジ(G1)3着に入った実力馬。とはいえ今回同レース勝ち馬が出走してきており1.2秒差離されているので、そこが逆転できるか?と言われると少し微妙な気もする。

また、去年の秋以降(前前走以降)スタートの反応が悪く、出遅れ気味になっているので今回後ろからの競馬になるとすると、ダート2度目の本馬の実力で馬券内に来られるか?と聞かれると少し微妙な気もする。

ワンチャン枠で、そこそこ人気するのであれば無理して狙わなくてもいいかも。芝レースでの実績がありスピード能力は間違いないし馬柱が一見綺麗なので、必要以上に人気しないことを願うが日本の競馬ファンがどう評価するかも要注目。

注ラトルンロール

唯一の北米馬。

とりあえず北米馬なので抑えたい気持ちになるが、実績的にはホワイトアバリオやシエラレオーネと比べると相当見劣りするので今回は日本馬たちの方が優勢なのではないかと贔屓目なしに思う。

今回のレースと同舞台のG3二聖モスクを制しているのは評価できるが勝ちタイムは1:52.95。当時より斤量は1kg軽くなるとはいえ、もう一押しタイム的にはサウジカップを勝つには縮める必要があり現時点で勝敗ラインに到達しているかと言われると微妙な気もする。

去年は重いと言われたが結局勝ち時計は1分49秒台の決着。今年のレベルを見ても1分50秒フラットくらいでは走れないとサウジカップではなかなか勝利は見えてこないので3秒弱となると相当な着差になる。

一応、その前のチャーチルダウンズ競馬場のG2レースの1800m戦で1分49秒台を出していたため時計自体は勝負になるかもしれないと思い本馬はピックアップしたが、G3二聖モスクの2着以降の地元馬たちは今回の勝敗ラインには時計・能力がここでは足りないと判断し、馬券からは外した。

最近地元馬が1頭くらいは馬券に絡むのでやや怖い気もするが、今回は広く行きすぎるとガミの被害が大きくなる気もする…。印は広めにつけておいたが実際はあまり広く馬券を買いたいレースではないかもしれない。本馬も後ろから行くタイプの馬なので前が崩れる展開を予想するなら考えても良いと思うが、後ろからねじ伏せるほどの実力があるかと言われると…どうか?

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ジェイが馬の見方や競馬勉強する過程で、大変お世話になったオーストラリアのNSW州の中條大輝調教師と、馬の見方についてや 競馬について勉強していく会員制コミュニティ「JJ Racing Club」をDMMオンラインサロンさんにて運営中です。

これまで2度サロンメンバーの皆様とセリに参加しており、モアナとターボという素晴らしい2頭を落札できました。

オーストラリアでは日本のような馬主資格がなくとも正式な馬主になれますので、日本で馬主資格を持っていない方も共有馬主になっていただくことができます。

共有オーナーは1/40口から募集しており月の維持費は放牧中が月4000円程度。

入厩中が月1.2万円程度となっています。

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さらに、毎月中條調教師やジェイとサロンの皆様との相互交流会をオンラインで行っています。

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