今回は私も入会しているシルクHCの2023年の1次募集の募集概要について記事にしていきます。
よろしくお願いします。
シルクHC新制度概要
シルクホースクラブでは2023年から既存会員の出資機会確保のため今年の募集から新規入会を制限し、ファンクラブ(SFunC)を新設。
ファンクラブ会員の一部が新規入会できる形を導入すると発表されていました。
詳しくは過去の記事↓をご覧ください。
さて、今回新たに2023年4月発行の会報誌で
・既存会員も含め出資申し込みの上限頭数を10頭までする
・新規入会はシルクファンクラブ会員から約500人を予定
という2つの方向性が示されました。
この2つの方向性について、それぞれ考察していきたいと思います。
ちなみに筆者である私は実績制では勝負できない庶民派シルク既存会員です。
①出資頭数制限について
出資口数についての制限は現時点の情報では言及されていないので、これまで通りのルールなのでしょう。
このルール新設は、会員の立場(スタンス)によって反応が異なると思います。
過去3世代における実績制を採用するシルクにおいて、実績で勝負している方々は今後立ち回りが難しくなるのかなと思います。
これまでのように多くの馬に出資することが叶わなくなったため、実績の差をつけにくくなってしまうからです。
実績制で今後も戦いたい人は、高額馬を意図的に実績用として出資する必要が出てくるのかなと思います。
そのため今年の募集から、実績を積むために一部の高額馬がこれまで以上に人気となる可能性がありそうです。
また頭数制限がかかる分、人気上位馬は一人当たりの応募口数が増加し、実績ボーダーが以前より高まる可能性もありそうです。
実績で戦っている会員からは、ここを心配されている声が多い印象を受けます。
一方、私を含め実績制ではなく抽選枠と抽優枠で戦っている会員にとっては概ね、このルール新設は歓迎ムードなのではないかと思います。
特に超人気馬についてはこの限りではありませんが、実績のために中~低人気馬で安価な馬であっても応募数が増え、結果的に抽選が厳しくなってしまうことがこれまではありました。
私もこれまで抽選で外れることを前提に多い年には20頭近くの出資申し込みをしていましたが、今年から10頭以内に厳選する必要があります。
となると中~低人気馬の応募総数は減ることが予想され、一般抽選枠で勝負できる馬の総数は増えるのではないかと私は考えます。
超人気馬や一部の高額馬については、出資しやすくなることはないかもしれませんが、全体的には出資が叶いやすくなる馬が増える可能性が高く、私にとってはこの制度改訂は歓迎できる内容だと思います。
②新規入会制度について
会報誌によると去年は2000人ほどの新規入会希望者がいたということです。
となると今年の約500人という数字は狭き門と言えます。
ただ、ファンクラブ会員となり月会費を払ってまで入会しようとする人は当然2000人もいないのではないかと思いますし、シルク側はファンクラブ会員が何人いるかわかったうえでこの500人という数字を設定しているわけです。
そこまで無茶な倍率にはならないのではないかと思います。
新規入会できる約500人はファンクラブ入会期間の長さなどを考慮し、選ばれるのではないか?といううわさも耳にしました。
そうであれば、よりハレーションは生まれないのかなと思いますね。
ファンクラブ期間の長さという実績制が、フェアでいいのではないでしょうか?(笑)
まとめ
今回はシルクの新募集制度について考察してみました。
個人的には、どちらの制度変更についても好意的に見ています。
これまでシルクは既存会員で実績制で戦えない私のような会員の多くが「全然馬に出資できない、抽選が厳しすぎる」と不満を漏らしていました。
今回の変更でどの程度この状態が改善するかわかりませんが、少なくとも去年よりはベターな形になるのではないかと推察します。
なかなか100点満点の募集制度はないと思いますし、会員の立場(スタンス)によって同じ変更でも評価は変わるでしょう。
今回の変更について既存会員の多数が去年よりベターだと思える変更であればいいなと思います。
また、制度を変更する際には大きなエネルギーが必要ですし、変化を好まない人からの反発も当然予想されます。
そんな中でも会員のホスピタリティ向上のために制度変更を試みるクラブの姿勢は、とても好意的に思えます。
HPはリニューアルでとても見やすくなりましたし、ユーザーファーストな変更で感激しました。
実績制で勝負できないので私はこのクラブのど真ん中で勝負することはできませんが、抽優制度を上手く活用しながら今後もこのクラブで一口馬主ライフを楽しんでいきたいと思います。
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