【考察】シルク2023年募集から制度変更!“新規&頭数制限”と抽選難易度の変化を考えるbyジェイ

ジェイ
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どうも、ジェイです。
今回はシルク2023年募集から制度変更された部分、新規入会への制限や出資頭数制限が抽選にどのような影響を与えたかについて、考察する記事を書いていきます。
よろしくお願いします。

今年から制度変更

シルク2023年募集から、会員さんはご存じだと思いますが募集申し込みができる馬が10頭に制限されたことや、新規入会できる人が制限されるなど、出資をしやすくするための制度変更が実施されました。

これまでこのような制限は設けられていなかったので、申込みには極端なことを言えば新規会員でも全頭に申し込むことも可能だったわけです。

この制限により“下位実績の会員でも出資できる馬が増えるのではないか?”

“実績ボーダーが下がるのではないか?”などと予想されていました。

私自身も、上位人気馬にはそこまで影響がないものの、下位人気の馬についてはそこまで手が回らなくなる会員が増えて出資が叶いやすくなるのではないか?と考えていました。

実際、2023年の1次募集のデータを見て、この予想が正しかったのかを検証したいと思います。

参考までに、今年の総申し込み口数は前年比約77%となっていて、申込み総数は少なくなっていることを指摘しておきます。

満口にならなかった募集馬数の比較は?

2023年の1次募集で抽選がなかった馬は11頭でした。(うち1頭は500口ジャスト)

そのため、1.5次募集に回ったのは以下の10頭です。

・ファイナルディシジョンの22

・チリーシルバーの22

・アイムユアドリームの22

・トスアップの22

・アグレアーブルの22

・キューティゴールドの22

・イルーシヴグレイスの22

・ジャポニカーラの22

・モアザンセイクリッドの22

・パリスビキニの22

これだけの頭数が並んでいること、また残口が多く残っている馬が複数残っているため、印象的にも去年より余っている気がします。

この頭数制度が導入される前である2022年の1次募集で残口があり1.5次募集に回った馬は…

・ブリスフルデイズの21

・レツィーナの21

・グリントオブライトの21

この3頭だけでした。

残口のある馬が3頭(制限前)⇒11頭(制限後)と3倍以上に推移していますので、やはり申し込み頭数制限の影響を人気下位の馬は大きく受けたと言えると思います。



実績への影響は?

特に今回顕著に影響が出るとみられる実績下位、50万円と100万円でどれだけの馬に出資ができたかについて。

そして1番人気となる実績TOP馬のボーダーについて、制限前の2022年と制限後の2023年で比較してみましょう。

○実績50万円の場合

2023年募集で出資可能⇒23頭

2022年募集で出資可能⇒13頭

※無風当選馬も含む

2023年は前年比で倍近くの馬に出資が可能だったということになります。

募集馬全体では77頭がラインナップされていましたので、実績50万円で出資可能だったのは全体の下位人気約30%に出資が可能だったということになります。

○実績100万円の場合

2023年募集で出資可能⇒42頭

2022年募集で出資可能⇒27頭

※無風当選馬も含む

2023年は前年比で倍とまでは言えませんが、+15頭となっていますので前年比で今年の方が出資しやすくなっていると言えると思います。

募集馬全体では77頭がラインナップされていましたので、実績100万円で出資可能だったのは全体の約55%に出資が可能だったということになります。

実績100万円で過半数の馬に出資が可能になっていますので、飛びぬけた実績を積んでいなくても既存会員が多くの馬に出資可能になったことがよくわかります。

○実績TOP馬

2023年最高実績馬⇒1116万円(エスメラルディーナの22)

2022年最高実績馬⇒910万円(レーヴドリーヴの21)

今年はエスメラルディーナの22だけでなく、サロミナの22も1000万円越えの実績が必要となっていて、前年比で人気が集まった馬の実績ボーダーは下がるどころか上がっていることがわかります。



まとめ

やはり今回の頭数制限や新規入会制限などの制度変更は、特に真ん中より下位の人気を集める馬や低実績会員が大きな影響を受けることがわかります。

来年以降もこの傾向は継続する可能性がありますので、実績を積む難易度は高くなっていますが、少し他クラブから予算をシルクに集めて、3年で実績100万円越えを狙えば半数の馬に出資が可能になるため、そういった戦略をとるというのもありなのかなと思いました。

既存かつ低実績の私の立場では今回の制度変更はおおむねありがたいものになりましたが、これは置かれている立場によって感じ方は異なるかもしれませんね。

今年の募集で私は人気馬に多く申し込んでしまったため、あまりその恩恵は受けられませんでしたが、追加募集などありいい馬がいればそこでさらに実績を積み増し、来年は予算を集中させて実績を確保しに行くことも考えていいのかなと感じました。


ジェイ

現役地方&海外馬主・競馬ライター

登録者4500人超え&累計再生250万回超えの一口馬主YouTuber。豪州競馬会員制コミュニティJJ Racing Club 共同代表。社会人1年目から一口馬主を始め、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。地方個人共有とRSS や中條厩舎の豪州共有に加え北米MRHでマイクロシェアを行う。血統スタッツや馬体・歩様を重視していて代表馬はトゥルーフェアリー、ロードヴァレンチ、ミスティックロア等。

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2 Responses

  1. ジェイさん、こんばんは^^

    去年の実績トップはレーヴドリーヴの910万ですね。

    • なんと!ありがとうございます、ミスってました><直します!

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