今回はシルクHCで出資しているソワドリヨンについて記事にしていきます。レース中の写真はShirleyHeightsさん提供です、ありがとうございます。
ソワドリヨンとは?
ソワドリヨンとは、シルクHCで出資しているハーツクライ産駒の明け4歳牝馬です。
デビュー前に鼻出血に見舞われ、その後は勝ちあぐねる等厳しい状況が続いていましたが、ハナ差で3歳夏に未勝利戦を勝利すると、勢いそのままに1勝Cのレースでも勝利を挙げ、2連勝で2勝Cの舞台にコマを進めました。
牧場見学に行かれた方曰く、ソワドリヨンは重賞を目指せる馬だと考えられているようで、オープンクラスまでは上がれるのではないか?との見立てだったとのこと。
もちろんリップサービスも含まれているのかもしれませんが、成長力に富むハーツクライ産駒ですから、おのずと期待してしまうものがあります。
今回は北村Jを背に2024年1月7日(日)の中山9R初日の出賞に出走しました。
レース結果は?
ソワドリヨンは1枠1番で、いいスタートを切りました。
そのまま先行していくのかと思っていましたが、そのあとは少しポジションを下げて、中団前目あたりでゆったりと追走する展開となりました。
毎回、最後の直線で末脚を見せてくれていた馬でしたが、インベタで進んでいたことに加え馬群が密集していたので、最後に抜け出すスペースがあるか?と心配しながら見守っていました。
そしてその予感は的中してしまいました。
3列目あたりで直線を迎え、やや外目に出して進路を求めましたが、パトロールで見ると隣の馬に進路をカットされてしまい、窮屈な競馬となってしまいました。
最後までしっかり脚は使っていたものの、着順は7着。
国内2024年初レースは、着順的には今一つの結果となってしまいましたが、このレースは4着馬~10着馬までの着差がほとんどないレースで、先頭との着差で考えると十分見どころのあるレースだったと思います。
今後については?
牡馬混合レースの初戦で厳しい展開になりながらここまで戦えたのは、先行きは明るいのではないかと私は少し楽観的に観ています。
北村Jからはレース後のコメントで「窮屈になる場面もありながら最後まで前向きに走っていた、流れや展開一つでこのクラスでもやれると思います」などと、手ごたえを感じているようなコメントがありました。
北村Jはこの翌日となる8日の中山12Rで落馬負傷により戦線離脱となってしまったという報道に触れました。
北村Jがいなければ、この馬は未勝利クラスを突破できていなかったかもしれません、そのくらいの魂の騎乗でソワドリヨンを導いてくれました。
北村Jの回復と1日も早い復帰をお祈り申し上げます。
また、このようにソワドリヨンに乗ってもらいたいと出資者目線では願っています。
ShirleyHeightsさん提供
執筆時点で今後については言及されていませんが、もし状態的に問題ないのであればやや消化不良的なレースでもあったので、もう1回使ってから放牧になってくれると嬉しいなと思います。
ソワドリヨンのパドック映像を見たところ、かなりいい馬体になってきていて、ハーツクライの成長力をまざまざと感じたところです。
今年中にオープンクラスに上がり、来年くらいには重賞挑戦が叶うような状況になっていたらいいなと思います。
頑張れソワドリヨン!
現役地方&海外馬主・競馬ライター
登録者5000人超え&累計再生250万回超えの一口馬主YouTuber。豪州競馬会員制コミュニティJJ Racing Club 共同代表。社会人1年目から一口馬主を始め、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。地方個人共有とRSS や中條厩舎の豪州共有に加え北米MRHでマイクロシェアを行う。血統スタッツや馬体・歩様を重視していて代表馬はトゥルーフェアリー、ロードヴァレンチ、ミスティックロア等。
—最近の私––
Bluetoothでスマホと接続可能なスピーカー。重低音がとても強調されるので洋楽やアップテンポな曲が好きな私のお気に入り。防水機能つきなのでお風呂に持ち込んで音楽を聴きながら本を読むのが毎日の楽しみ。
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