【募集馬検討】シルクHC2024年募集馬全頭分析No.21~No.30 2世代目の新種牡馬産駒続々!

ジェイ
ジェイ
どうも、ジェイです。
私も会員のシルクホースクラブ2024年募集全頭分析を行っていきます。
見解は全てジェイの私見です。出資は自己責任でお願いいたします。
ジェイの主な共有馬はトゥルーフェアリー(G1オーストラリアンオークス・G1ヴァイナリースタッドS出走)ドーンエクスプレス(川崎2勝)リレーションハート(門別・大井各1勝)出資馬は、ロードヴァレンチ(オープン)ミスティックロア(オープン)ヴァナルガンド(2勝C)ベストミーエヴァー(スイートピーS3着)などです。

No21スイートセントの23

リアルスティール 牡 鹿毛 3/1

3,500 万円 70,000 円 古賀慎明

リアルスティール産駒牡馬の勝ち上がり率は54%と非常に高い数字です。

ついにフォーエバーヤングという大物と現れ、ずっとリアルスティール産駒は過小評価されていると言い続けてきましたが、ようやく日の目を見た気がします。

私自身オーストラリアでG1に2度出走したトゥルーフェアリーがリアルスティール産駒なので、リアルスティール産駒への印象は個人的にかなり良いです。

母父キングズベスト系で出走したのは6頭で3頭が勝ち上がっています。

キングマンボとモネヴァッシアの全きょうだいクロスを発生させる形ですね。

母は中央2勝、近親にホウオウアマゾンが出ています。

初子なので繁殖能力は未知数ですが、2代母ヒカルアマランサスはG1 2着馬ですし期待感のある母系だと思います。

No22セルキスの23

リアルスティール 牡 鹿毛 5/10

4,500 万円 90,000 円 田村康仁

リアルスティール産駒牡馬の勝ち上がり率は54%と非常に高い数字です。

ついにフォーエバーヤングという大物と現れ、ずっとリアルスティール産駒は過小評価されていると言い続けてきましたが、ようやく日の目を見た気がします。

私自身オーストラリアでG1に2度出走したトゥルーフェアリーがリアルスティール産駒なので、リアルスティール産駒への印象は個人的にかなり良いです。

母セルキスはドイツオークストライアル2着、半兄には皐月賞2着のヴェロックスがいます。

きょうだいを見るとジャスタウェイがハマってる感は否めませんが他の産駒も堅実に中央で勝ち上がっており、ここでもう一発があってもおかしくないと思います。

母方にはリアルスティール産駒と好相性とされるニジンスキーも入っていますしドイツのSラインファミリーですから飛距離への期待感は十分です。

値段は安くはありませんが抜群の馬体なら前向きに考えたい1頭です、5月生まれなのでまだ幼さがあるかもしれませんね。

No23シングルゲイズの23

リアルスティール メス 鹿毛 1/30

4,000 万円 80,000 円 高橋文雅

リアルスティール産駒牝馬勝ち上がり率は31%と牡馬と比べると低調です。

ついにフォーエバーヤングという大物と現れ、ずっとリアルスティール産駒は過小評価されていると言い続けてきましたが、ようやく日の目を見た気がします。

私自身オーストラリアでG1に2度出走したトゥルーフェアリーがリアルスティール産駒なので、リアルスティール産駒への印象は個人的にかなり良いです。

本馬の母シングルゲイズはその、トゥルーフェアリーが挑戦し私も現地観戦に蜻蛉返りで行ったG1ヴァイナリースタッドSの過去の勝ち馬。

母父ノットアシングルダウトも豪州の大変優秀な種牡馬で、母父としてのスタッツも優秀なのですが母参加が日本の中央で1つも勝てていないのは気がかりなところ。

デインヒル系はリアルスティールもそこまで相性が良くないようなのでパワー系になりすぎてスピード不足に陥らないか馬体をしっかり見る必要があるかなと思います。

出走済み産駒2頭で、種牡馬ランクも高いのですが今の所未勝利5着が最高着順ですから、少し心配です。

No24ローエキスキーズの23

アドマイヤマーズ 牡 鹿毛 2/4

2,500 万円 50,000 円 新規開業伯舎

2世代目種牡馬アドマイヤマーズ産駒の牡馬です。

アドマイヤマーズ産駒で執筆時点で勝ち上がり馬は出ちませんが、デビュー済み3頭はエンブロイダリーが東京マイル開幕週で2着。ジャルディニエが京都マイルで2着、ナクライトが東京マイルで2着とあと1歩の競馬ばかりで、出走レースのレベルを考えればなかなか見どころがある滑り出しです。

とはいえ仕上がりの早い父ダイワメジャーを持ち自身の戦績も早熟性がある種牡馬です。

去年見ていても初年度産駒は硬めの歩様に見せる子が多く緩さは少なかったので、仕上がりの早さでパフォーマンスを高めている可能性があり、通年で見るとどういう結果になるのか今の時点で断言するのは難しいと思います。

また、アドマイヤマーズ産駒は母系を出して全くアドマイヤマーズ産駒っぽくない馬と、いかにもアドマイヤマーズ産(ダイワメジャー)だなあという馬に二極化している印象を受け、個人的にはせっかく狙うなら父似産駒で仕上がりの早さで押し切るタイプを選びたいなと思っているところです。

本馬の母ローエキスキーズ産駒では4頭が出走し地方での勝ち星は多いものの中央で勝利しているのは半兄フォートボヤールのみでやや物足りない戦績ですね。




No25シャクンタラーの23

シスキン メス 黒鹿毛 4/16

2,500 万円 50,000 円 矢嶋大樹

2世代目種牡馬シスキン産駒です、初年度産駒はシスキンのケガにより頭数が非常に少ないのですが、その中からすでに勝ち馬が出ており、牧場関係者の評判も良いですね。

母シャクンタラーは中央2勝ですが、出走済みの産駒3頭で地方も含めて勝ち星を挙げた馬はおらず、繁殖能力はかなり心配です。

種牡馬もエピファネイア、ハービンジャー、ドレフォンとスタッツの高い種牡馬がついていてこの結果ですからね。

2代母の産駒を見てもノーステアという5勝馬が出ているものの、他は打率が高いわけでもないですし、母系の活力的にはややしんどい部分があるかもしれません。

No26レディホークフィールドの23

サトノダイヤモンド メス 鹿毛 2/24

2,000 万円 40,000 円 田中剛

サトノダイヤモンド産駒牝馬の勝ち上がり率は30%と平均的な数値です。

踏み込みが柔らかく胴伸びがいい馬が多いのでその体を使いこなせるパワーを兼ね備えているかをしっかり見る必要があると思います。

母父Woodman系で出走した産駒は2頭で勝ち上がりは無し。

ただサンプル不足感が否めませんし、ディープインパクトととは相性が良かった配合なので、悪い配合と断じることは現時点ではできないかと思います。

個人的にはサトノダイヤモンドはディープインパクトの中でも南米系の母系で米国系色が薄いため、ディープインパクトがニックスとしていた米国系を母系に入れるのが正解なのかな?と思っているのですがね。

2代母からは海外G1馬Lillie Langtryが出ており、そこからのファミリーで英オークス勝馬のマインディングやTuesdayが出ているとてつもないファミリーです。

母系活力は魅力的です欧州色が強く、英国やアイルランドでの活躍馬が多いためスタミナ色が濃すぎる可能性はあり要注意です。

歩様でスピード要素がどの程度ありそうかしっかり見極める必要があると思います。

No27ソーディヴァインの23

インディチャンプ 牡 鹿毛 4/2

3,500 万円 70,000 円 林徹

命名馬インターアーバンの下ですね。

母の産駒成績は現状鳴かず飛ばずですし、インターアーバン自身も出資後の育成の過程で膝が相当被り気味になってしまい、ケガに気を付けながら慎重に乗り進める形。

あまり順調とは言えずデビュー前ではありますが厳しい船出となっています。

インターアーバンの1つ上のモーリス産駒は腰フラで募集取り下げとなっており、その後競走馬登録もされていないようです。

母産駒の体質面への不安は付きまとうものの、新種牡馬インディチャンプ産駒で、クラブ出身の種牡馬ですから人気になる可能性がありそうですね。

No28ムーンライトナイトの23

ブリックスアンドモルタル メス 黒鹿毛 3/24

2,500 万円 50,000 円 和田正一郎

ブリックスアンドモルタル産駒牝馬の勝ち上がり率は24%と平均を少し下回る数値です。

鳴り物入りで社台が大きな期待を寄せたブリックスアンドモルタル産駒ですが、現状の活躍度合いはどうでしょうか?

まずまず頑張っているものの繁殖の質や当初の期待値を考えると評価は分かれそうな気がします。

母父ステイゴールドで出走したのは1頭で、勝ち上がりはできていません。

母父SS系に拡大しても54頭サンプルで現状勝ち上がり率は24%と平均を下回っています。

ストームバードのクロスを持つブリックスアンドモルタルの血統を考えても母父SS系がはねないのは誤算だったのではないかと思います。

本馬はグロリアスソングとデヴィルズバッグの全きょうだいクロスを持ち、SS以外のところからのヘイローのスピードを供給できているのは興味深い点です。

父も母父も気性面がキツい子が多いので、ツアーなどに行かれる方は気性面などを確認するべきではないかと思います。

本馬は2番子のため母の繁殖成績は未知ですが、2代母からはフェアリーS3着のブラックタイプ、ポレンティアも出ていますし、期待感はあると思います。

安価な部類ですし歩様はしっかり確認したいですね。




No29マルーンエンブレムの23

マインドユアビスケッツ メス 栗毛 1/27

2,000 万円 40,000 円 武市康男

マインドユアビスケッツ産駒牝馬の勝ち上がり率は28%と平均並みです。

ダート血統ですし基本的には牡馬で狙いたいところではありますね。

母父オルフェーヴルとの配合では1頭が出走し未勝利。

母父ステイゴールド系に拡大しても6頭中1頭しか勝ち上がっておらず現状サンプル不足ではあるものの強調しにくい数字です。

母マルーンエンブレムは中央2勝馬。

2番仔なので母の活力は不明ですが、2代母ブラックエンブレムは秋華賞馬ですし、ここからのファミリーはブラックタイプ多数で超豪華。

ここから枝分かれするファミリーが今の所そこまで活躍していないのが気になるところではありますが、ポテンシャルは感じる1頭です。

No30ユキチャンの23

ルヴァンスレーヴ メス 鹿毛 1/23

4,000 万円 80,000 円 萩原清

2世代目のルヴァンスレーヴ産駒です。

ダート基本だと思うのでまだまだ本領発揮とはなってないのではないかと思います。

地方勝ち馬が複数出ていますがまだ中央では芝レースで3着に入ったヴィーデが執筆時では最高戦績です。

本当は牡馬が良かったですがこればかりは仕方ありませんね。

半兄アマンテビアンコは羽田盃勝ち馬、他にもハウナニやハイアムズビーチなど中央複数勝利馬が出ており母系の活力は最上級でしょう。

二代母は名牝シラユキヒメで近親から活躍馬多数、去年のドレフォン産駒も歩きがとてもいい馬でしたし、アマンテビアンコも募集時明らかにいい馬だったので本馬も期待しています。

つくづくアマンテビアンコを一般枠ではなくなぜ抽優で出さなかったのか、後悔し続けています。

去年ドレフォン産駒のフォンデネージュは抽優を使い外れたので、今年はどうしようかよく考えようと思います。

告知

ジェイがこのように馬の見方を勉強する過程で、大変お世話になったオーストラリアのNSW州の中條大輝調教師と、馬の見方についてや競馬について勉強していく会員制コミュニティ「JJ Racing Club」をDMMオンラインサロンさんにて運営中です。

今年1月にはサロンメンバーの皆様と共にセリに参加し、モアナというニックネームの素晴らしいタガロア産駒の牝馬を落札できました。

オーストラリアでは日本のような馬主資格がなくとも正式な馬主になれますので、日本で馬主資格を持っていない方も共有馬主になっていただくことができます。

モアナは1/40口が約11万円、月の維持費は放牧中が月4000円程度、入厩中が月1.2万円程度となっています。

サロンでは中條調教師や獣医師のOz氏、サララボライターでもあるエムイシ氏のディープなコラムを毎週配信している他、オーストラリアンで開催されるセリに上場される注目馬ついても配信中です。

さらに、毎月中條調教師やジェイとサロンの皆様との相互交流会をオンラインで行っています。

直接調教師に質問をぶつけられる他、レース回顧で調教師やジョッキーの心理について勉強するなど大変会員の皆様の満足度が高く評判が良い交流会となっています。

オーストラリア競馬をベースに学んでいきますが日本の競馬にも活かせる部分はあると思います、ぜひお気軽にご参加ください。


ジェイ

現役地方&海外馬主・競馬ライター

登録者5000人超え&累計再生250万回超えの一口馬主YouTuber。豪州競馬会員制コミュニティJJ Racing Club 共同代表。社会人1年目から一口馬主を始め、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。地方個人共有とRSS や中條厩舎の豪州共有に加え北米MRHでマイクロシェアを行う。血統スタッツや馬体・歩様を重視していて代表馬はトゥルーフェアリー、ロードヴァレンチ、ミスティックロア等。

—最近の私–

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