【関東馬編】シルクHC2024年募集馬のジェイ的注目馬は?

ジェイ
ジェイ
どうも、ジェイです。
私も会員のシルクホースクラブ2024年募集馬の注目馬を掲載します。
全頭分析と重複する部分は割愛します。
見解は全てジェイの私見です。出資は自己責任でお願いいたします。
ジェイの主な共有馬はトゥルーフェアリー(G1オーストラリアンオークス・G1ヴァイナリースタッドS出走)ドーンエクスプレス(川崎2勝)リレーションハート(門別・大井各1勝)出資馬は、ロードヴァレンチ(オープン)ミスティックロア(オープン)ヴァナルガンド(2勝C)ベストミーエヴァー(スイートピーS3着)などです。

シャトーブランシュの23

元々、重点候補とはしておらず、YouTubeでも取り上げなかったのですが、思ったより人気になっておらず、主催した検討会での議論も経て現在の人気であれば抽優候補として検討できるのではないかと思った1頭です。

ご存じイクイノックスの全妹。

イクイノックスの募集時と比べると見劣りするもののやはりこの馬と比べるのは酷ですし、背中の連動性や可動域の広さなどはこの馬もいい部分があります。

トモの容量が足りないように見えるのは気になるところではありますが、イクイノックスも募集時は薄かったのでこれは血統の特徴として目をつぶってもよいのではないでしょうか?特に芝中距離を意識する馬ですしね。

母の活力は最強クラスですし、配合も申し分ない。

サイズも平均程度ありますし、半姉ガルサブランカの募集時と見比べると私はこちらの馬の方が好みなので、最終的に人気の動向を見ながら、抽優Betも視野に検討したい1頭です。

木村厩舎は勝ち上がりに戸惑ったときの扱いに不安がある厩舎ではありますが、さすがにこの血統馬で注目が集まる本馬は放置プレーはされないかと思いますしね。

キタサンブラック産駒は牝馬成績が牡馬よりは高くないですが、それでも一般的種牡馬よりは十分高いスタッツ。

牝馬で1億円は高いですがセールに出ていれば3億クラスの馬だと思いますから、比較的良心的な価格だともいえると思います。

この金額で皆ひるむので(僕もそうでした)最後票が伸びないことを祈ります。

スイープセレリタスの23

まだトモにゆるさを感じ現時点で歩様が抜群にいい!とまでは言えない気もするのですが、血統から考える将来性を考えると、こういった馬が後1年で成長して素晴らしい馬へと変貌するのではないか?という予感を感じる1頭です。

しかし、現時点でも柔らかさやトップラインの滑らかな動きはやはり魅力的だと思います。

血統スタッツ的にも最高ランクですし、のちのG1馬の歩様ですとこの動画を見せられても、ああ、これはいいなあ、と納得できる馬だと思います。

ゆるさが解消されず未勝利間に合わない…となるとかなり怖いので、「ちゃんと成長してくれ」というギャンブル要素はありますが、そういった考えの方が多いのか現時点で検討数は400人台とそこまで多くないです。

初仔の牝馬を無条件カットしている方もいると思いますが、この馬はカットするにはあまりにも勿体無い馬だと思います。

抽優レベルではないですが、一般で申し込むことはほぼ間違いないと思います。

厩舎もシルクからはいい馬が預けられているノーザン出身の宮田厩舎。

厩舎リーディングは決して高くありませんが、シルクからこの厩舎に預託されるのは期待の表れとも取れると思います。

ミスベジルの23

サイズが小さいのがネックではありますが、遅生まれなのでまだ成長は見込めると思いますし、小さいからこそ体を動かしやすいという部分はあるかもしれませんが、それにしてもやはり今回の募集でもトップクラスの歩様だと思います。

これでサイズが大きくなって順調にいけばそれこそ、世代の頂点を目指せる逸材のように現時点では思います。

さすが木村厩舎預託予定馬という感じですね。

ただ、これは先日ご飯に行った馬友さんも指摘されていましたが、遅生まれなので成長を待っていると厩舎内序列がどうなるか…というのは不安なところ。

私も過去何頭か出資馬がいたので良くわかりますが、木村厩舎は未勝利戦で勝ちあぐねた時のオペレーションは正直微妙だと思っています。

層が薄いローカルはあまり使いませんし、基本的にハイレベルな東京・中山の芝マイルの開幕週などに突っ込んでいく傾向があり、ここで勝てない馬はいらないというメッセージを感じます。

勝てないと権利があっても続戦はほとんどないですし、少ないチャンスで確実に仕留め切る脚力を求められます。

仕上がりを待ってじっくりやっていると、数戦でデッドラインを迎える危険性もあるので早熟系の馬でないと不安がある部分はあります。

本馬はかなりの高額馬なのでそのルートに入ってしまった時がとても心配です、ノーザンのセレクトセール出身9000万円クラスの馬でも勝てないとなるとそういうオペレーションに入っていくので、本馬のような高額馬であってもそれは例外ではありません。

よって、抽優候補ではありましたがこの馬はスルーする方針です。一般で書いても人気しているので取れるわけないですしね。

ウィクトーリアの23

母産駒で同系統のロードカナロア産駒の半姉が今の所苦しい戦績で中央勝ちが難しそうなのが懸念点ではありますが、きょうだい成績以外はほぼ完璧と言える1頭だと思います。

流石人気になるだけありますね。

歩様を見た時「ああ、これはずば抜けているな」と衝撃を受けました。

背中の連動性が素晴らしいですし、筋肉量がしっかりあるのにとても柔らかくしなやか。

可動域も広く、ケチをつけるポイントが馬体面ではほとんどありません。

本馬も宮田厩舎で、シルク的には期待している可能性も伺えますし、順調にいけば3歳クラシック路線を夢見られる、そんな馬だと思います。

かなり厳しい抽選になりそうですが今年のテーマは一発HRを狙え、なので本馬に抽優を使い突っ込む方針でした。

去年のユキチャンの22と同等の歩様のレベルの高さを感じますね、歩様がいい馬は必ず走るというわけではありませんが、走る可能性は高いと思っています。

母や2代母からのファミリーを見ていると、仕上がりも決して遅くないのではないかと思いますが、懸念は気性面。

検討会でも話題にあがったのですが、きょうだい馬たちは能力がないというよりは、走ることに前向きじゃないという部分があるようで、これがこの子にも受け継がれるとなかなか厳しいなと思うところもあります。

あまりにも人気なので、最終的に倍率も考えながら検討していきたいと思います。




スイートセントの23

ここまで出てきた4頭と比べると歩様の迫力は正直欠けるのですが、やはりリアルスティール産駒として考えるとこのくらい動けるので十分だと僕は思うんですよね。

背中もやっぱり完璧ではないというか、ちょっと違うかな〜?と思う時もあり、自信を持ってお勧めです!とまでは言えない気もします。後脚もちょっとガニ股気味に見えますしね。

初仔感のある馬体というか、あらためて見直すと少し筋肉のつきがよくない薄さを感じる部分があり少なくとも抽優を使う馬では僕の中ではないかな?と思うのですが、やっぱりリアルスティール産駒の他の馬と比べるとこの馬はよく見えるんですよ。そしてこのお値段。

このお値段で出資できるのであればダートに行ったとしても条件戦レベルでもコスパ良く楽しませてくれる可能性はありますよね。

ドゥラメンテ産駒なんかも、募集時によく見せなくてもその後グッと成長して活躍する馬が多かったと思いますがリアルスティール産駒もそのタイプだと思います。

伸び代はすごくある気がしますし、トモの容量はあるのでここにしっかり筋肉がこれからついてこれば、面白いのではないかと思います。

古賀厩舎はシルクの馬は45%勝ち上がりと平均的な数値。イストワールファムやシルクタイタンが所属していました、現役では私の出資馬であるソワドリヨンが現在トップです。

ものすごく有望な馬が送り込まれているわけではありませんが、まったく期待が持てないということもないですね。ソワドリヨンもしっかり2つ勝たせてもらってますしね。

とはいえ、今回のテーマはコスパ馬、ではなく重賞、G1馬を狙うというところですし、自分自身この馬に絶対的に自信があるわけではないので最終的に出資申し込みはしないかもしれません。

キングスコールはこんな感じで見送って、先日レコード新馬勝ちをしておりましたので、この馬もフラグかもしれません(笑)

ユキチャンの23

ルヴァンスレーヴ産駒が心配だ、という方がおそらく多く、この母系の割には全然人気になっていません。

あとは、去年のドレフォン産駒があまりにも良かったので、それと比べると歩様が物足りない部分は否めません。

ただ、十分僕は及第点の歩様だと思いますし、アマンテビアンコの募集時の歩様にどちらが近いか?と言われると実は本馬の方がアマンテビアンコには近いのではないかとまで思います。

アマンテビアンコもすごく柔らかい馬というわけでは募集時なかったですからね。

ルヴァンスレーヴ産駒の出走情報を分析していくと、まだまだわからないという結論になるんですよね。

これまでルヴァンスレーヴ産駒が出走したのは12レースで、うち馬券内は2回。勝ち馬は出ておらず確かに物足りません。

ただ、実はこの12レースのうち10レースは芝レース。ダートで出走したのは1頭が連闘で使っただけで5着⇨5着となっています。

つまり何が言いたいかというと、まだほとんどの産駒がダートで出走しておらず本領発揮できていないだけの可能性もあるんですよね。

なので今の時点でルヴァンスレーヴを見切るのは僕は早計だと思い、ここはあえて勝負するというのも有効かなと思います。

1つ不安なのは、ルヴァンスレーヴ産駒はダート馬にしては柔らかく芝っぽい産駒が多いので、中途半端な適性迷子になってしまい、芝でもダートでも微妙、となると心配ですね。

流石に一般で引っかかるレベルには落ちてこないとは思いますが、万が一に備えて一般では書いておこうかなと思います。

告知

ジェイがこのように馬の見方を勉強する過程で、大変お世話になったオーストラリアのNSW州の中條大輝調教師と、馬の見方についてや 競馬について勉強していく会員制コミュニティ「JJ Racing Club」をDMMオンラインサロンさんにて運営中です。

今年1月にはサロンメンバーの皆様と共にセリに参加し、モアナというニックネームの素晴らしいタガロア産駒の牝馬を落札できました。

オーストラリアでは日本のような馬主資格がなくとも正式な馬主になれますので、日本で馬主資格を持っていない方も共有馬主になっていただくことができます。

モアナは1/40口が約11万円、月の維持費は放牧中が月4000円程度、入厩中が月1.2万円程度となっています。

サロンでは中條調教師や獣医師のOz氏、サララボライターでもあるエムイシ氏のディープなコラムを毎週配信している他、オーストラリアンで開催されるセリに上場される注目馬ついても配信中です。

さらに、毎月中條調教師やジェイとサロンの皆様との相互交流会をオンラインで行っています。

直接調教師に質問をぶつけられる他、レース回顧で調教師やジョッキーの心理について勉強するなど大変会員の皆様の満足度が高く評判が良い交流会となっています。

オーストラリア競馬をベースに学んでいきますが日本の競馬にも活かせる部分はあると思います、ぜひお気軽にご参加ください。


ジェイ

現役地方&海外馬主・競馬ライター

登録者5000人超え&累計再生250万回超えの一口馬主YouTuber。豪州競馬会員制コミュニティJJ Racing Club 共同代表。社会人1年目から一口馬主を始め、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。地方個人共有とRSS や中條厩舎の豪州共有に加え北米MRHでマイクロシェアを行う。血統スタッツや馬体・歩様を重視していて代表馬はトゥルーフェアリー、ロードヴァレンチ、ミスティックロア等。

—最近の私–

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