💡 競馬AI指標(SP値)の見方
本データベースにおける「SP(スピード・パフォーマンス)値」とは、競走馬がレースで発揮した走破時計や対戦相手との着差をもとに、馬場の偏りやペース配分、クラスの格などを高度に補正・数値化した当サイト独自の指標です。
これにより、異なる時期や競馬場でのパフォーマンスを同一基準で公平に比較・評価することが可能となります。
このスコアは偏差値ではなく、「全体の中で上位何パーセントに位置するか」を示す相対的な指標(パーセンタイルスコア)です(最大値は100p)。
50pを中央競馬の平均とし、数値が高いほど優秀であることを示します。
例えば S+ (98p〜100p) であれば、集計対象となった全競走馬の中でもトップ2%に入る傑出した能力であることを意味します。
※本記事の分析データは、2025年末までに中央競馬で行われたレース結果を対象としています。
🔥 総合能力評価


スクワートルスクワートは、日本の主流血統とは一線を画す極めて個性的なデータを示す種牡馬です。総合評価は G(6p)、アベレージの実力を示す基礎能力は F(27p) と、全体的な成績としては決して高い位置にいるわけではありません。これは配される繁殖牝馬の質を示す指標(繁殖CPI)が G(0p) と極めて厳しい環境にあったことも大きく影響しています。
しかし、本馬の最大の武器は、その逆境を覆すほどのすさまじい「一発大物感」にあります。生涯オープン入り率のスコアは驚異の S+(98p)(177種牡馬中5位相当)をマークしており、重賞への出走実績も豊富です。ほとんどの産駒が下級条件で苦戦を強いられる一方で、一部のハマった産駒がオープンクラスまで一気に突き抜けるという、極端な「二極化・一発長打型」のキャラクターであることがデータから裏付けられています。
産駒全体の挙動を示す産駒安定指数は G(2.8p) と最低レベルのスコアになっており、とにかく「走ってみるまで分からない」という爆発的なムラ気を持っています。主流血統の安定感はありませんが、ハマったときの破壊力は一線級に比肩するものがあります。
📊 基本スペックと適性
🏆 代表産駒パフォーマンスランキング(Top 5)
・101以上: 超G1級・年度代表馬クラス
・96〜100: トップG1級
・90〜95: G1級
・80〜89: 重賞級(G2・G3)
・75〜79: オープン級
・70〜74: 3勝クラス級
・60〜69: 1勝〜2勝クラス級
※当サイトが独自に算出した競走馬のパフォーマンス値(補正SP)に基づく上位5頭です。
※不良馬場はSP値が高く出る傾向があります。
🎯 馬場・距離適性と馬券のポイント

出走割合を見ると、産駒の主戦場はダート短距離(全体の約36%)とダート中距離(全体の約18%)に集中しています。しかし、馬場適性を細かく分析すると、非常に面白いバイアスが浮かび上がってきます。
芝は短距離 G(4p)、マイル G(0p) と全般的に厳しいデータですが、九州産馬限定戦をはじめとする「小倉の芝1200m」だけは完全に例外。代表産駒のヨカヨカやエフェクトなどは、この極端なニッチ条件で重賞級のパフォーマンスを発揮しています。一方でダートは、不良馬場での強さが際立っており、ダート不良馬場で ◯ 評価を得ているなど、脚抜きの良い湿った馬場は絶好の狙い目となります。

さらに、本馬は性別による適性の違いが極めてクリアに出ています。性別親和性のデータでは「牡馬B」評価がついており、特に「牡馬のダート中距離」はパフォーマンス評価が A と急上昇します。牡馬はダート短距離でも C 評価とまずまずの適性を見せますが、牝馬は芝・ダートを問わずほぼすべての距離カテゴリで G 評価となっており、性別による能力の格差が非常に大きい種牡馬です。
- (買い時・得意条件): 牡馬のダート中距離(1800m〜1900m)、およびダートの不良馬場。競馬場別では、福島ダートが ◎(90.6p) と圧倒的な成績を誇り、中京・京都・札幌のダートも ◯ 評価と得意にしています。脚質は、前に行ける「逃げ」が ◯(70.4p) と最も高いパフォーマンスを記録します。
- (特徴やバイアス): 叩き良化型のバイアスが非常に強いです。休み明けの「鉄砲実績」は F(25p)、休み明け2戦目の「一叩き良化」も E(44p) と鈍いですが、叩き3戦目の「二叩き良化」で B(79p) と一気にパフォーマンスを跳ね上げます。休養明け初戦の大敗を嫌われ、叩き3戦目で人気を落とした局面は絶好の狙い目です。
- (消し時・苦手条件): 芝のレース全般(九州産限定戦などの小倉芝1200mを除く)は極めて期待値が低く、特に東京芝は × 評価、芝の重馬場〜不良馬場(芝不:×)も苦手としています。また、重賞条件(G2:△)や休み明け初戦(初戦SP:G(2p))も、基本的には静観が妥当です。
🐴 年齢別パフォーマンスと一口馬主の視点

成長曲線に目を向けると、非常にユニークな特性が見られます。2歳の超早期デビュー率(2歳7月まで)は S(95p) と極めて高く、仕上がり自体は早い部類に入ります。しかし、2歳戦や3歳戦の初期段階では全体的な勝ち上がりは進みません(3歳クラシック期勝ち上がり率:G(7p))。
産駒が本格化するのは古馬になってからで、5歳時には S(93.9p)、6歳以上でも ◯(56.6p) と、極めて持続力のある晩成・成長曲線を描きます。早くから動き出せて息長く走れる、タフネスに満ちた生涯設計が魅力です。

一口馬主の出資検討という視点では、本馬は非常に優れた「資金回収マシーン」となり得ます。勝馬の平均出走数は A(88p)(平均21.6回)、1頭あたりの年間出走ペース(年間出走密度)は驚異的な S+(98p)(年間8.37走)を記録しています。さらに、勝馬の引退年齢中央値は驚きの S+(99p)(中央値20.0歳、地方・障害への移籍を含め長く走り続ける傾向)をマークしています。
勝ち上がる確率は決して高くありませんが、一度勝ち上がった馬は無類の頑丈さで走り続け、驚異的な出走回数を積み重ねて、特別出走手当や下級条件の賞金コツコツと稼ぎ出します。故障・長期離脱リスクも E(49p) と平均レベルに踏みとどまっており、投資妙味としては「一発勝ち上がれば長くたっぷり楽しめる、タフネス志向の馬主」に最適な種牡馬です。
🧬 配合の傾向(ニックス・アンチニックス)
🔥 好相性(ニックス)
⚠️ 不相性(アンチニックス)
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