【募集馬検討】No21~30 豪華ファミリー馬が登場~東京サラブレッドクラブ2025年募集全頭分析~byジェイ

ジェイ
ジェイ
どうも、ジェイです。
私は会員ではありませんが東サラ2025年募集馬の全頭分析記事を投稿していきます。
見解は全てジェイの私見であり、結果を保証するものではありません。出資は自己責任でお願いいたします。
ジェイの主な共有馬はトゥルーフェアリー(G1ATCオークス・G1ヴァイナリースタッドS出走)リッチシャンパン(豪4勝)ドーンエクスプレス(川崎2勝)リレーションハート(門別・大井各1勝)ハッピーゲート(大井2勝)出資馬は、ロードヴァレンチ(オープン)ミスティックロア(オープン)マックアルイーン(オープン)ベストミーエヴァー(スイートピーS3着)などです。

21ベッサメモーの24

イスラボニータ
Uncle Mo
牝 鹿毛 4/14 体重:428
体高:149
胸囲:174
管囲:20.0

1,600万円 4万円 古賀慎明

2番子で初仔は未出走の2歳馬です。母の繁殖能力は未知数ですが、2代母からはブラックタイプ馬が複数出ており活力はありそうです。

イスラボニータ産駒ですが母系がゴリゴリの北米ダート血統で、ダート馬になるかもしれないなという配合ですね。

サイズは4月生まれの割には現時点ではしっかりしていますが、背が低いです。

トモが高いシルエットに見えるのでまだ伸びるとは思います。ダート馬になるなら500kg級を目指してほしいので、もうひと伸びしてほしいですね。

またダート牝馬だとなかなか上級路線は番組が少なく厳しい実情もあり、条件戦でコツコツ系をイメージした方がいいかなと思います。

歩様はイスラボニータ産駒とは思えないほどの硬さですね、完全に母が出ていると思います。アンクルモーもそれなりに柔らかさはある馬なので、この硬さはヘニヒューなどからきているんですかね?

前脚は若干気になるもののダート馬と考えればスルーしていいかなと思う程度ですし、飛節は安定しています。

硬さは気になるもののダート馬だと考えればこのくらいでいいかもしれません。

22リュズキナの24

フィエールマン
Storm Cat
牝 鹿毛 2/11 体重:391
体高:150
胸囲:170
管囲:20.0

2,800万円 7万円 手塚貴久

レッドジェネシスなど2頭のブラックタイプ馬が出ている名繁殖の産駒です。

去年のシルバーステート産駒の1つ上の子はなかなか歩きが良かったことを記憶しています。

本馬はサイズが小さいこともあるかもしれませんが、上の子に比べるとやや物足りない動きに見えますね。踏み込みの力強さやキビキビした推進力は感じて、正直フィエールマン産駒にしてはかなりいいなと思うのですが、上の子の方が背中をうまくつかえていたような気がします。

ただ、ナチュラルスピードも速いですし、普通にいい馬だと思います。

フィエールマン産駒ってもっと緩慢な馬が多い気がするんですよね、この子はその点がないのがいいと思いました。

前脚は過度に気になるところは僕はないですかね、この父なので一定のリスクはあると思いますが。飛節安定感は普通くらいかなと思います。

フィエールマン産駒でこの値段を許容できるのであれば考えてもいい馬だと思います、あとはフィエールマンという種牡馬のポテンシャルを評価するか否かでもこの馬はジャッジが変わってきそうですね。

23マレーナの24

ウィルテイクチャージ
ダイワメジャー
牝 鹿毛 3/24 体重:405
体高:153
胸囲:169
管囲:20.0

2,000万円 5万円 新規開業

半兄は4勝馬レッドゲイルで、別の半兄レッドレナートも現在1勝Cですがまもなく突破できそうな戦績。子だしとしては優秀だと思います。

去年のレッドファルクス産駒の子もなかなかいい動きをしていた記憶があります。

本馬の歩様を見ても上の子たち同様、ストライドが広くやわらかさがあっていい部分が伝わっているなという気もするのですが、トモなどにややゆるさを感じる部分もあり成長に時間が必要だろうなという感じがしました。

前脚は左前が外弧でかなりこねるように歩きますが、着地点は軸内に収まっているので過度に割り引かなくてもいいと僕は思います。飛節の安定感は普通くらいですかね。

ダート牝馬だとなかなか上級路線は厳しいですし、現状まだサイズが小さく胸も浅いので、しばらく成長を待ちたいという印象ですかね。

サイズアップと並行してこのゆるい感じが解消されてくるかもチェックした方がいいのかなと思います。

24(外)ダネガの24

Minzaal
Galileo
牡 黒鹿毛 4/23 体重:392
体高:148
胸囲:167
管囲:19.5

2,400万円 6万円 上原佑紀

現状サイズが小さいですが、血統的には面白いですよね。

ミンザールはダーレーの新種牡馬で、イギリスのスプリントカップ(G1、2021年、ヘイドック、芝6ハロン)という短距離G1競走で勝利。

さらにジムクラックステークス(G2、2020年、ヨーク、芝6ハロン)という2歳短距離重賞も勝利しているスプリンターです。

ノーネイネヴァー産駒のように欧州のスプリント路線で活躍している種牡馬は必ずしも日本でもその適正になるわけではなく、ユニコーンライオンのようにもう少し距離を伸ばしても活躍できるケースがありますので、距離適性については短距離と決め打ちしなくていいと思います。

牡馬なので繁殖価値はないですが、母産駒からはフランスギニー勝ち馬が出ており、それなのにこの値段というのはちょっと信じられないくらい安いです。

配合的にはサドラーやデインヒルのクロスが合計するとインクロスの弊害は大きそうですしそもそも日本にはちょっと重そうな気もするのですが、1発ハマれば特大HRになる可能性もありそうな攻めた血統ですね、

母父ガリレオなので重さが出過ぎると日本には向かない気もしますが歩様を見ると軽さがあり、思ったより重苦しさが出ていないんですよね。

まだ流石に300kg台でトモが非力ですが歩様のストライドのスピード感やバネ感などはなかなかいいですね。サイズアップしてトモの馬力が出てきたら化けるかもしれないなと思います。小さいからこそ動きやすいのはあるかもしれませんがね。

前脚は綺麗に見えました。飛節安定感はまずまずですね。

ちょっと流石に小さいので、成長を待ちたいですがここから70kgくらい増えたら本当に化けるかもしれないなというポテンシャルを感じます。体高がスプリンターになるにしてももう少し伸びてほしいところです。

父はちょっとどうなるかわかりませんが、2代母以降のファミリーを見ても超優秀で、活躍すれば種牡馬入りも望めるのでは?と思えるほどの豪華さです。

この金額で夢を見られるなら面白い1頭かもしれませんね?

この馬はかなりピンパーなので、重すぎてスピードが足りなかったり、インクロスの弊害で体質が伴わないなど、盛大に三振する可能性もあるので安打率は期待しないでくださいね(笑)

25ジプシーハイウェイの24

エピファネイア
High Chaparral
牡 黒鹿毛 4/7 体重:410
体高:148
胸囲:168
管囲:20.0

4,000万円 10万円 藤原英昭

母父ハイシャパラルに父エピファネイアと聞くと気性がヤバそうな気がしますね。

母産駒からはアマルフィコーストなど複数のブラックタイプ馬が出ており、他にも中央4勝馬が出ており子出しは非常にいいと言えます。

ハイシャパラルはサドラー系の中ではスピード豊かなタイプなので、日本に合っているのかもしれません。

サイズ的には4月と遅生まれなので背が低く胸も浅いのでもう少し成長してほしいなという感じですね。

歩様を見てもやはり馬体の幼さが目立ち、まだトモも非力に見えます。

ただ、馬が悪いというよりは幼いだけなのでできれば様子見して成長度合いを見守りたいですね。

トモ高のバランスなのでまだ成長すると思います。

前脚はそこまで気にならず、飛節安定感は普通くらいだと思います。

血統的には魅力ある1頭なのでもう少し成長してからどんな動きと馬体になるかを見たうえで判断したい1頭ですね。

26ダーヌビウスの24

エピファネイア
キングカメハメハ
牡 鹿毛 3/30 体重:395
体高:151
胸囲:169
管囲:20.0

5,400万円 13.5万円 中内田充正

ジェンティルドンナなどを輩出したドナブリーニ牝系です。

全兄レッドイステルは募集時の動きが良かった記憶がありますが、現状3歳で1勝Cです。

エピファネイア産駒の活躍配合であるエピカメサンデーを完成させており母系活力もあり血統レベル的には最高ランクだと思います。

歩様を見ると踏み込みなどは悪くないと思うのですが、あばらが浮いていて肉がつきにくいタイプなのか?と思いました。

背中も長くやや垂れ気味に見えてトップラインが少しだらしなく見えます。

トモの容量もまだまだという感じで、サイズが小さい部分もあるかと思いますが全兄より私はグッとくるものはありませんでした。

飛節安定感はまずまずいい感じです、随所にいいポイントもあるのでこれからの成長に期待ですね。

27インディゴブルーの24

エピファネイア
ロードカナロア
牝 青鹿毛 2/6 体重:370
体高:150
胸囲:164
管囲:19.5

3,600万円 9万円 上村洋行

こちらもエピカメサンデーが完成しているエピファネイア産駒になります。

サイズがまだ小さいので、さすがに成長を待ちたいところです。50kgここから増えてもまだ420kgですからね。牝馬なので牡馬ほどのサイズがなくてもいいとは思いますがさすがに440kgは超えてこないと調教をセーブするなどする必要が出てくるため頓挫がなくても乗り込み量が減り、結果的に競走能力が才能の上限値に届かないケースが散見されますので注意が必要です。

全兄は中央1勝、エピファネイア産駒と考えればこの金額は安いですがサイズが小さい分、値段が割り引かれているのでしょうかね。

ストライドが広く歩様は一見綺麗に見えますが、トモの容量が足りず可動域を使いこなせない典型的な牝馬にも見えます。

このままだと競馬に行ったときにスピードが足りなくなるようなタイプになる可能性もあり、ここからどれだけトモがしっかりしてきてこの可動域を使いこなせるかどうかにかかっていますね。

一方背中の連動性は良く、バネ感を感じる部分もあり、トモがぐっと成長してきたら面白い1頭になるかもしれませんね。

前脚は右前オフセット気味に見えますね、軸がズレて見えます。左前は綺麗だと思います。一方、飛節は安定していますね。

28レッドルレーヴの24

エピファネイア
母馬優先対象
キングカメハメハ
牝 鹿毛 2/8 体重:420
体高:156
胸囲:174
管囲:20.0

4,400万円 11万円 友道康夫

これもエピカメサンデーですね、というかなんか似た血統構成の馬が多くないですか?(笑)

ラストグルーヴ系の母系でボトムラインも最高級ですし、なんだかこういうタイプの血統馬が多いですね。この血統で11万円募集は2番子でまだ母の繁殖能力が不明な現状であったとしても良心的な気がします。

歩様を見ると若干手先の重さを感じるものの、全体的にはいい雰囲気だと思います。若干全体的にカチっとしているのでものすごく惹かれるというほどではないですが、エピファネイア産駒はこういう子が多いので、これはこれでいいんだと思いますね。

前脚は左前の脚付きが良くないように見えますね、負担がかかりそうです。

飛節安定感はまずまずいいと思います。

左前の形状が気になりますが、サイズもしっかりしていますしこの値段であれば馬体を見たうえでも割安感を感じる1頭です。★ボトムラインの活力を考えても、一発あってもおかしくないと思います。

29ボインビューティーの24

キタサンブラック
Giant’s Causeway
牡 鹿毛 2/18 体重:434
体高:159.5
胸囲:179.5
管囲:20.5

6,800万円 17万円 友道康夫

2代母からアロゲートが出ているボトムラインです。持ち込み馬のきょうだい馬は中央3勝で、母もすでに一定の実績を残していて、父は日本の現在のトップ種牡馬キタサンブラック産駒。その中でも成績がいい牡馬ですし、血統的には魅力的ですね。ただ配合的にはキタサンブラック産駒は欧州系の母系の方が活躍している印象で、北米系ゴリゴリの母系の相性がどうかという点は心配です、場合によってはダート馬になるかもしれませんね。

歩様を見ると、やっぱり芝ではない気がしますがダート馬としては大成する可能性があるなと思いました。前後の連動性や背中の使い方がよく、可動域もしっかりあります。

トモもしっかりしていますし、歩様が力強いです。返しも速いですし、脚さばきの雰囲気からパワーも感じ、骨太な感じでダート中距離っぽい印象を受けますね。

前脚は左前が外弧ですがこのくらいならセーフだと思います。飛節安定感はまずまずですね。

値段的にも最初は芝で行くかもしれませんし、ガイアフォースのようなタイプになるかもしれませんね。★高額馬ですが注目馬として取り上げようかなと思います。ダート馬だと考えると割安感はないですし、この厩舎とあっているか?と言われると…という気もしますが3歳までは芝で行ければ面白いかもしれません。

30ヴェニュセマースの24

コントレイル
Siyouni
牝 黒鹿毛 3/24 体重:432
体高:151
胸囲:172
管囲:19.5

3,600万円 9万円 須貝尚介

コントレイル産駒にしては良心的な価格設定かなと思いますが、半姉が大型化しすぎ頓挫。本馬はどうなるかまだ分かりませんが、上の子がデビュー前に頓挫しているのは心配なポイントです。

姉はサートゥルナーリア産駒なので父由来の脆さの可能性もありますが、これが母由来だとしたら心配ですね。

芝馬を求めるならコントレイルには欧州系の母がいいと思いますのでこの配合はいいのではないかと思います。

返しのスピードは遅く、ナチュラルスピードもまったりしていますが可動域はまずまずですが、左右非対称の感じが強いです。

全体的にやや硬さがあり、バネ感はあまり感じられません。

右後ろ脚が弱く、斜めになっているように見えますしコントレイル産駒にしては飛節安定感もない気がしますね。

個人的にはあまり好みではない1頭です。

告知

サララボ代表のジェイが馬の見方や競馬を勉強する過程で、大変お世話になったオーストラリアのNSW州の中條大輝調教師と、馬の見方についてや 競馬について勉強していく会員制コミュニティ「JJ Racing Club」をDMMオンラインサロンさんにて運営中です。

これまで3度サロンメンバーの皆様とセリに参加しており、モアナとターボ、さらに大狩部牧場さんとコラボでサニーという素晴らしい3頭落札できました。

オーストラリアでは日本のような馬主資格がなくとも正式な馬主になれますので、日本で馬主資格を持っていない方も共有馬主になっていただくことができます。

共有オーナーは1/40口から募集しており月の維持費は放牧中が月4000円程度。

入厩中が月1.2万円程度となっています。

サロンでは中條調教師やサララボライターでもあるエムイシ氏のディープなコラムを毎週配信している他、オーストラリアンで開催されるセリに上場される注目馬ついても配信中です。

さらに、毎月中條調教師やジェイとサロンの皆様との相互交流会をオンラインで行っています。

直接調教師に質問をぶつけられる他、レース回顧で調教師やジョッキーの心理について勉強するなど大変会員の皆様の満足度が高く評判が良い交流会となっています。

オーストラリア 競馬をベースに学んでいきますが日本の 競馬にも活かせる部分はあると思います、ぜひお気軽にご参加ください。

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