
私は会員ではありませんが東サラ2025年募集馬の全頭分析記事を投稿していきます。
見解は全てジェイの私見であり、結果を保証するものではありません。出資は自己責任でお願いいたします。
ジェイの主な共有馬はトゥルーフェアリー(G1ATCオークス・G1ヴァイナリースタッドS出走)リッチシャンパン(豪4勝)ドーンエクスプレス(川崎2勝)リレーションハート(門別・大井各1勝)ハッピーゲート(大井2勝)出資馬は、ロードヴァレンチ(オープン)ミスティックロア(オープン)マックアルイーン(オープン)ベストミーエヴァー(スイートピーS3着)などです。
1ダンシングラグズの24
エピファネイア
Union Rags
牡 栗毛 3/29 体重:421
体高:156.5
胸囲:173.5
管囲:20.4
5,600万円 14万円 手塚貴久
2代母BCディスタフ勝ち馬、母も北米G1馬とファミリー優秀。
エピファネイア産駒で母系にストームキャットだと最近ではダノンデサイルやサークルオブライフが活躍していますが、全体的には母系にSS持ちの産駒が活躍しており、本馬はそれを持たないのがどうでしょうか?
サイズはまずまず、標準的でしょうか。
形も悪くないと思いますがやや緩く見え動きものっそりしており、バネ感やスピード感がこの歩様動画ではあまり表れていないように感じます。
可動域はまずまずだと思います。エピファネイア産駒はちょっと硬めに見えることもありますしね。
前脚はなかなか綺麗に見えました、飛節安定感もまずまずいいと思います。
悪くない1頭だと思いますがもう少しナチュラルスピードのキビキビ感があったらより惹かれたかもしれないなと思います。
2ディエンティの24
キタサンブラック
Storm Cat
牡 黒鹿毛 3/18 体重:396
体高:153.5
胸囲:168
管囲:20.5
2,800万円 7万円 斎藤誠
キタサンブラック産駒の牡馬の割に安いなと思いましたが、これまでのきょうだい馬を見ると種牡馬のスケールの割には小粒となっており、それが理由なのかもしれません。
サイズはやや小型ですがまだ時期が早いので今後成長すれば標準サイズになる可能性はあると思います、現状胸が少し浅いですね。
歩様を見ると小さい故の部分はあると思いますが動きは綺麗に見えました。可動域が広く柔らかさがありますし、前後の連動性も割とよく見えました。
ただ、幅が薄く小さい馬は軽いので綺麗に動ける馬もいるので注意が必要。
前後を見ても前脚もそんなに悪く見えませんでしたし飛節も割と安定している。
キタサンブラック産駒らしく幅がなく、まだ幼い馬体に見えますがこの動きのまま成長して470kgくらいになったら化ける可能性があるのでは?と思いました。
この価格なら検討できる1頭かなと思います。サイズがこのままだったら…ですが。
3インデリブルの24
キタサンブラック
Tiznow
牝 鹿毛 3/3 体重:451
体高:155
胸囲:177
管囲:19.7
4,800万円 12万円 森一誠
近親にBCジュヴェナイルなどを勝利したエッセンシャルクオリティがいる血統馬です。ただ持ち込み馬の初仔は未勝利引退。
母の活力は未知数ですがエピファ→キタサンブラックという種付けから期待感は感じます。
サイズは十分大きく、安心感のある尺があります。
歩様を見ると雄大で、踏み込みが深く母方のストームキャットが良く出ているのかな?と思いました。
キタサンブラック産駒の1歳馬にしては筋肉量もあり、見栄えする馬ですね。
しかし、なんとなくちょっとカクカク感があるというか腰がぐらぐらしている感じに見えたのが気になりました、イスラボニータ産駒とかだとこういうのが走るイメージなのですが、キタサンブラック産駒のこれはどうなんでしょう?
ちょっと大型馬特有の緩さがあるのかもしれませんね?
斜尻気味だからそう見えるのか特に左側の腰が弱めに見えました、これが競馬に行ってどうなるかは気になりますね。
あと間口が広く前脚がかなり内向していますね、ここまできついのはなかなか珍しいと思います。ちょっとこの前脚は僕は怖くて手が出ないです。もちろん無事に進むケースもありますが、リスクはあると思います。
4クイーンズアドヴァイスの24
コントレイル
Orpen
牝 青鹿毛 2/16 体重:440
体高:152
胸囲:172
管囲:20.0
4,800万円 12万円 木村哲也
きょうだい馬から中央OP馬と3勝馬がでており母の活力は十分だと思います。
サイズもやや背が低いですがこの時期としては水準以上のサイズがあると言えるでしょう。
歩様を見ると若干まったりした感じもありますが、可動域の広さや前後の連動性は悪くないように見えます。推進力もあり、なかなかいい雰囲気だと思います。
もう少し個人的にはトモが張っている馬が好きですが、牝馬の芝馬だと考えるとこのくらいの方が切れるパターンもありますしね。父にも毛色もあるかもしれませんが雰囲気が似ている気がします。
前脚は右前をこねるように歩きますが、軸を外れるほどの動きではないので僕は気にしなくていいと思います、飛節はコントレイル産駒らしくしっかりしています。
高額な部類に入る馬ではありますが、活躍が期待できる1頭だと思います。
後はコントレイルという種牡馬のポテンシャルがどこまであるかですね。
5レッドエルザの24
コントレイル
母馬優先対象
Smart Strike
牝 鹿毛 3/28 体重:410
体高:154
胸囲:179
管囲:20.0
4,800万円 12万円 田中博康
レッドレオン、レッドキングリーだけでなくレッドアステルとルージュアルルをあわせると母産駒から4頭が中央3勝以上or重賞3着以内となっており非常に母の子出しはいいと思います。
サイズ感の割に馬体重がないですが、フレームはちゃんとありそうなのでここから体重も伸びるのではないかと思います。
歩様を見るとやや前脚の伸びは窮屈な感じもしますが、後ろ脚の可動域はいい感じですね。ものすごく前後の連動性がいいという感じには見えないですが一定の推進力は感じます。背中が若干硬いのか、トップラインの動きはなんとなく、ぐぐっとはこない感じもしています。首の位置が高いからかリズム感なのか、ちょっと言語化が難しいですが。
前脚は外弧気味ですが軸内なのでセーフでいいかなと思います、飛節安定感はまずまずですね。
6ムーチョアンユージュアルの24
キズナ
Mucho Macho Man
牡 鹿毛 3/2 体重:401
体高:153
胸囲:168
管囲:20.0 4,000
万円 10万円 黒岩陽一
母は北米G1馬。2代母からはG3勝馬が出ており活力のあるファミリーです。
本馬は初仔で現状サイズ感は大きくないのでどこまで大きくなってくれるかが肝になりそう、キズナで北米系の母なのでダート馬になることも考えたほうがいい気がします。
可動域の感じは悪くないですし、踏み込みもしっかりして見えます。
前脚はやや真ん中に集まってくる感じに見えますが極端な内向ではないのでダート馬になることを考えたら甘めに見てもいいかもしれません。
飛節は甘めでブレが見受けられました。できれば様子見してどのくらいの成長をするか確認したいタイプだと思います。
7チルノの24
キズナ
Kingman
牝 黒鹿毛 2/17 体重:402
体高:149
胸囲:165
管囲:19.5
2,400万円 6万円 大竹正博
キングマンってもう母父になるんですね…。
母産駒は2頭いて1頭が中央勝ち上がり。ダート1700mで勝ち上がっておりスピードは母的にはあまりないのかもしれません。
キズナ産駒の牝馬で欧州血統なので芝かな?と思いましたが芝ではスピードが足りず途中からダートに転向するタイプになるかもしれませんね。牝馬で現状サイズが小さいのでできれば芝で行ってほしいものですが。
馬体重以上に体高が低いのでここがこれからどれだけ伸びてくるかだと思います、背が低く胸が浅いので全体的にフレームが小さい感じに映りますね。
歩様を見ると後ろ脚の可動域は広いものの流石にトモの非力さを感じます。
成長を待ってから考えたい1頭ですかね。
8レッドベレーザの24
ロードカナロア
母馬優先対象
ディープインパクト
牡 鹿毛 2/29 体重:381
体高:148
胸囲:172
管囲:19.5
2,800万円 7万円 鹿戸雄一
血統の割に安いなと思いましたが、サイズが小さいですね。
背が低いわりに胸の深さはあるのであとは背がどれだけ伸びるかだと思います。
ただ、身のこなしはここまで見てきた中でもピカイチにいいですね。前後の連動性が良く背中もしっかりと使ってトップラインを綺麗に連動させながら力強く歩いており、小さいながら見どころがある1頭だなと思いました。
前脚は許容範囲内だと僕は思いました、後ろ脚はちょっと外に外れていて、飛節も甘くてロードカナロア産駒っぽいなと思いましたがここはマイナスポイントかなと思いましたね。
現状で馬のバランスが取れてしまっているように見えるのでここからサイズ的な伸びしろがどこまであるかという感じではありますが…このままの横からの動きを450kgくらいになってできていたら掘り出し物の1頭になるかもしれません。
9レッドアヴァンセの24
サートゥルナーリア
母馬優先対象
ディープインパクト
牡 青鹿毛 3/2 体重:447
体高:153
胸囲:173
管囲:20.2
5,600万円 14万円 木村哲也
母はG1の3着馬で半兄はロードカナロア産駒で中央3勝であることを考えれば、ロードカナロア後継種牡馬のサートゥルナーリアに変わっても相性は良さそうですね。
ここまでずっとロードカナロアをつけられてきているので、狙っているのだと思います。
サイズは中型で現状でもしっかりした尺があり頼もしいです。
立ち姿を見ると前後のバランスが良く、毛色も相まって綺麗な体の形に見えます。
歩かせてみてもやはりいいですね、前後の連動性も良いですし柔らかさがあり可動域もしっかりあります。後ろ脚もしっかり伸びていますし、推進力も感じます、ここまで上から順番に見てきた馬の中で一番いい歩様をしているのではないでしょうか?首の使い方や位置もいいと思います。
後ろ脚の間隔は狭いですが、飛節は安定しています。前脚もそんなに経常的には悪くないのではないかと思います。
とはいえ、私が動きがいいと評価したサートゥルナーリア産駒は調教途中で前脚が持たず頓挫してしまう馬が多いので、この子も要注意です。
柔らかく全身を使って歩ける馬はその分体への負担が大きく、またサートゥルナーリア産駒自体がそこまで前脚剛性が高くないためそうなってしまうのかな…と自己分析しています。
脚が持てば大舞台を目指せる1頭だと思いますがケガリスクは付きまとう種牡馬だと思いますのでその塩梅をどう考えるかですかね。★注目馬では取り上げようかなと思います。
10キラモサの24
サートゥルナーリア
Alamosa
牝 栗毛 3/17 体重:425
体高:155.5
胸囲:170.5
管囲:19.5
4,000万円 10万円 加藤征弘
母産駒からは中央勝ち馬が4頭出ており打率は高いです。最高到達点は現状2勝Cで母の現役時代の実績からするともう一歩という気もしますが、悪くない繁殖成績です。
サイズは標準的ですね。もう少し胸が深くなってくれると嬉しいですがそのあたりはこれからの成長に期待ですね。
1つ上のコントレイル産駒も動きが良かった記憶がありますが、この子もいいですね。柔らかいですし可動域がしっかりあり踏み込みに力強さもあります。
前後の連動性やトップラインの動きもよく、ナチュラルスピードも速くいい歩きをしているように見えますね。(例のごとく私がよく見えるサートゥルナーリア産駒は前脚負担に耐えられず頓挫してしまうケースはあるので要注意ですが…)
前脚は左前が若干内向気味に見えます、普通の馬ならこのくらい流すこともありますが、サートゥルナーリア産駒は前脚弱めなのでこれは少し気になりますね。
飛節安定感はまずまずいいですね、レッドアヴァンセの24と並んでなかなかいい馬だと思います。★あとは前脚が持つかだけですね、後半の馬も見てからにはなりますが注目馬で取り上げる候補にしておこうと思います。
告知
サララボ代表のジェイが馬の見方や競馬を勉強する過程で、大変お世話になったオーストラリアのNSW州の中條大輝調教師と、馬の見方についてや 競馬について勉強していく会員制コミュニティ「JJ Racing Club」をDMMオンラインサロンさんにて運営中です。
これまで3度サロンメンバーの皆様とセリに参加しており、モアナとターボ、さらに大狩部牧場さんとコラボでサニーという素晴らしい3頭落札できました。
オーストラリアでは日本のような馬主資格がなくとも正式な馬主になれますので、日本で馬主資格を持っていない方も共有馬主になっていただくことができます。
共有オーナーは1/40口から募集しており月の維持費は放牧中が月4000円程度。
入厩中が月1.2万円程度となっています。
サロンでは中條調教師やサララボライターでもあるエムイシ氏のディープなコラムを毎週配信している他、オーストラリアンで開催されるセリに上場される注目馬ついても配信中です。
さらに、毎月中條調教師やジェイとサロンの皆様との相互交流会をオンラインで行っています。
直接調教師に質問をぶつけられる他、レース回顧で調教師やジョッキーの心理について勉強するなど大変会員の皆様の満足度が高く評判が良い交流会となっています。
オーストラリア 競馬をベースに学んでいきますが日本の 競馬にも活かせる部分はあると思います、ぜひお気軽にご参加ください。
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