今回はドバイワールドカップ2026予想記事を掲載していきます。よろしくお願いします。
当日は同時視聴LIVEも行う予定です、ぜひみなさん遊びにきてくださいね
レース概要
<基本情報>
メイダン第9レース 2,000メートル(ダート)
JRA馬券発売対象外(中東情勢受け)
<日時>
現地時間3月28日(土)午後8時45分=日本時間29日午前1時45分
<出走予定日本馬>
フォーエバーヤング(牡5歳 栗東・矢作 芳人厩舎)
レース傾向
2023年は日本馬ウシュバテソーロが勝利したものの、これまでは日本馬が苦戦してきたハイレベルな高額賞金レースです。2025年はサウジカップを勝利したフォーエバーヤングが参戦し人気を集めるも、サウジの激闘の疲れが出たか3着という結果でした。
国別に見るとアメリカや地元UAE所属馬(特に元USA馬)の戦績が良く、地元馬は人気薄の馬でも馬券内に入り穴を開けるケースも目立ちます。アメリカ馬が勝っているイメージがありますが過去10年で5勝しトップなのは地元UAE馬です。
日本馬の戦績を考える時には、サウジと馬場は近いもののドバイのメイダン競馬場の方が馬場は軽いため、芝向きのスピードがある馬が活躍しやすい土壌があるといえます。
これはダートというより、ウッドチップを混ぜたような泥質のダートで、アメリカのダートのような質のダートだからです。
そのため、芝でも結果を出してきた馬や血統的には芝もいけそうなくらいのスピードがありそうな馬を重視するのが定石です。
サウジカップ組はワンターンのレースから距離が200m伸びて4コーナーのレースになるので、それにより、コーナーワークの上手い馬、下手な馬とで適性の浮き沈みがある可能性があります。
また距離延長歓迎タイプの馬かどうか?も重要でしょう。
北米有力馬が多数出走する際にはアメリカ競馬のようにペースは速くなりやすく、スローからの瞬発力勝負にはなりにくいです。
ペースが流れると差し馬が有利に思えますが、北米の場合そのまま先行馬が押し切ってしまうケースもあります。
後ろが不利だと言われる由来については、ドバイもダートの泥質の粒が細かいためキックバックがキツく、後ろで脚を溜める馬にとって過酷な環境だということも理由になりそうです。
ただ、2023年のウシュバテソーロのように差しが決まる時もありますし、近年の傾向を見ていると馬券内の2頭は先行馬も1頭は後ろからの馬だというケースも散見され、後ろからの馬だからという理由だけで必要以上に軽視する必要もないかと思います。
ローテ的には地元UAEのG1アルマクトゥームチャレンジ組が最も馬券内率や勝率が高いです。この舞台は今回と同じメイダン競馬場なので、ここで勝てる馬が活躍しやすいのは納得ですね。次にサウジカップやペガサスWCといったハイレベルG1が名を連ねます。この辺りから進んでくる有力馬は要チェックです。
過去5年結果
2025年
後方で脚を溜めていたヒットショーが直線で前を捉えて勝利したレースでした。
フォーエバーヤングは疲労などもあってか、道中4〜5番手あたりを追走していましたがやや手応えが悪そうな感じで直線伸びましたが3着まで。2着は早めに前に出ていたミクスト。4着には逃げた地元馬ウォークオブスターズが入りました。ウォークオブスターズも早めからミクストにプレッシャーをかけられながらのレースでしたが、よく粘っていたと思います。
2024年
逃げたローレルリバーがとにかく強すぎたレースでした。大逃げでそのままぐんぐん伸びていき「マジかよ」と思いながら見ていたのを覚えています。
ウシュバテソーロやセニョールバスカドールなど差し脚質の馬が2着と3着に来ているのですが、圧倒的な差がローレルリバーが逃げ切りましたね。圧倒的すぎるレースで逆にあまり参考にならないかもしれません。
2023年
後方に控えたウシュバテソーロが先行勢を飲み込んだレースでした。2着のアルジールスは先行。
3着人気薄の地元馬エンブレムロードは後方から追い込み気味に差し脚を伸ばしました。この年は差しが決まった印象でしたね。
前年優勝馬カントリーグラマーは4角で進出を開始し突き抜けるか?と思いましたが7着に沈みました。
2022年
3番手追走だった米国馬カントリーグラマーが勝利。5番手あたりのホットロッドチャーリーが2着と先行勢優勢の展開。アメリカ馬のワンツーでした。
逃げたライフイズグッドがアタマ差4着と前有利の傾向にみられたものの、僅差だったとはいえ後方待機だったチュウワウィザードが3着に入るなど、後ろも全く勝負にならない行った行ったの展開ではなかったところも指摘しておきます。
2021年
3番手を楽に追走したミスティックガイドが圧勝。2着チュウワウィザードは4~5番手あたりから追走し、3着マニークールは8番手あたりと後方待機から末脚を伸ばしました。
今年の予想の方向性
前走サウジカップでまだ余裕を残しながらの体つきでしっかり勝ち切ったフォーエバーヤングをやはり中心で考えたいところ。ただ、去年負けた舞台でもありまた中東滞在が長くなっていることから、去年のような取りこぼしも考えられます。
中東情勢の悪化により今回は遠征馬が少なく、レースレベルとしては去年の方が高かったと思いますが負けるとすれば、去年の勝ち馬ヒットショーや4着に粘ったウォークオブスターズ。未対戦ですが北米の素質馬マグニチュードなどが挙げられると思います。サウジカップで3着に入った中東馬タンバランバも伏兵としては要注目です。
今回は馬券発売がありませんので、買い目的な考え方というよりはどういった馬が注目か、という形で予想を考えていきたいと思います。
印一覧
◎フォーエバーヤング
○マグニチュード
▲ヒットショー
△ウォークオブスターズ
☆タンバランバ
☆インペリアルエンペラー
全頭分析
◎フォーエバーヤング
去年の3着馬で、前走サウジカップは2着馬との着差は離せませんでしたが北米の実力馬だったので、危なげない完勝だったのは評価できるポイントだと思います。個人的には逃げ馬がなぜインを開けたのか…という気持ちもあり、本来もうちょっと苦しいレースになるポジションにいたはずなのに、前が開いたため想定よりは楽に抜け出せた部分もあったかなと思います。
ただ、BCクラシック勝利から間隔が空いており正直ベストコンディションではない状態だったと思いますがそれでも勝ってしまうのでちょっとレベルが違うと思います。長期中東滞在と昨年負けている点が気がかりではあるものの、1つ使ったことで上積みはあるでしょうし、去年ばててしまったことが敗因と考えてこのローテに変えてきているとすれば、ここはしっかり勝ち切る可能性も十分あると見ています。昨年優勝馬はいますが、本馬の状態次第で十分逆転可能だと思います。
○マグニチュード
サウジカップに出走予定でしたが体調が整わず回避、ドバイWCに向かってきます。
2025年9月のペンシルバニアダービーでケンタッキーダービー3着馬のバエザに対し斤量差がありながらそこまで3馬身差ほどの2着に入っており、実力を示しています。
前前走G2クラークSでは去年のドバイWC勝ち馬のヒットショーを抑えて勝利。
距離が伸びた時にはヒットショーの方がいいかもな…とは思いつつもしっかり粘り切って勝利したところは評価できるかなと思います。
フォーエバーヤングとの対戦は初めてなので、どのような走りを見せてくれるか楽しみです。
▲ヒットショー
昨年の優勝馬ヒットショーです。今年も出走してくるのであれば、当然有力候補の一角となるでしょう。
去年の優勝後、地元アメリカで6戦3勝2着1回。勝利したのはリステッドとG3でG1級でバンバン結果を出したというわけではありません。しかし、アメリカはG2やG3でもダート中距離路線は層が厚く、レベルが特段低いというわけではないと思います。
ただ、クラークSで今回出走するマグニチュードに惜敗していること。
去年のレースもマークが薄く、スルッと伸びてきたような形ではあったので、今回昨年優勝馬としてもう少し他陣営にもマークされると思いますので、去年よりは厳しいレースになるのではないか?と考えています。
△ウォークオブスターズ
去年のドバイワールドカップでは逃げて粘っての4着確保。
着差は離れていましたのでフォーエバーヤングに逆転できるかと言われるとその可能性はどうか…と思いますが遠征馬が少なくレベルが去年より下がる可能性があり、そうなると本馬にも馬券内に入るチャンスが巡ってくるのではないかと思います。
ただ、去年はアマクトゥームチャレンジを勝利してこの舞台に臨んでいましたが今年は5着と敗戦。丹波ランバやインペリアルエンペラーに後塵を拝する形になりましたので、その辺りは少し気になるところです。ここからインペリアルエンペラーまでの馬はほとんど差がないと考えています。
☆タンバランバ
サウジカップ3着馬です。とはいえ1着馬と2着馬との間には着差があり、そう簡単にこの差は埋まらないのではないかと思います。
とはいえその前もアルマクトゥームチャレンジでは2着となり、BCダートマイルでも4着に入るなどハイレベルなレースでしっかり走っており、実力は間違いなくある1頭だと思います。
アルマクトゥームチャレンジの脚色を見ていても、最後の勢いは勝ち馬のインペリアルエンペラーよりありましたし、あと100m延長となるドバイWCの距離では着順は逆転していたかもしれず、メイダンでの経験を活かしてフォーエバーヤングに迫る可能性もあると見て、印を回しました。
☆インペリアルエンペラー
去年のドバイWCの11着馬ですが、アルマクトゥームチャレンジの走りを見ると一発あってもやはりおかしくない実力馬なのではないか?と思わせるものがあります。
特に直線に入ってから突き放す時の脚は素晴らしいものがありました。最後は甘くなってしまい、タンバランバに距離を詰められていますが、途中の勢いは素晴らしかったですよね。
無印の馬たち
メイダーン
これまでヨーロッパの芝レースを中心に使われていた馬で豪州遠征をしてメルボルンカップなどにも出走していました。初ダートは前走のアルマクトゥームクラシック(G2)でこれを勝利しています。
ダート2戦目と底を見せていない魅力はありますし、この馬名はメイダン競馬場ではやや不気味な気もするのですが(笑)フォーエバーヤングがダート2戦目の馬に負けるか?と言われると流石にそれはなさそうな気がしました。あとは確かに中東のダートは芝のスピードが求められると思っていますが、それでもフランケル産駒があまりダートで活躍するというイメージがなく、その辺りも自分の中では評価を下げたい一因です。
ハートオブオナー
2025年UAEダービーの2着馬。アルマクトゥームチャレンジで3着に入っています。
地元メイダンの地の利はありそうですが、流石にこの馬が来るのであればインペリアルエンペラーやタンバランバのワンツー組を差し置いてはないかな、と思い、相手関係のレベルと精査していくとここまで印は回せないかな?という印象です。

現役地方&海外馬主・競馬ライター
運営チャンネル累計登録者数1万人超えの一口馬主YouTuber。豪州競馬会員制コミュニティJJ Racing Club 共同代表。一口馬主は、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。神奈川県馬主協会会員。オーストラリアは中條調教師のJAPANOZと川上代表のRSSで複数馬を共有中。代表馬はトゥルーフェアリー、リッチシャンパン、ロードヴァレンチ、レクスノヴァス等。
—最近の私––
Bluetoothでスマホと接続可能なスピーカー。重低音がとても強調されるので洋楽やアップテンポな曲が好きな私のお気に入り。防水機能つきなのでお風呂に持ち込んで音楽を聴きながら本を読むのが毎日の楽しみ。







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