今回は僕のキャロット出資馬
マリンノートについて紹介させていただきます!
よろしくお願いします!
マリンノートとは?
マリンノートは筆者が去年(2021年)キャロットクラブに入会チャレンジのために最優先で申し込み、当選した馬です。
この馬を最優先で申し込んだ理由としては…
・地方馬で総額1600万円、1口16万円(100口募集)は高額
・募集時に374kg体高146.5cmとサイズが小さい
この2つです。
おととし、1度失敗した入会チャレンジだったので、入会できそうな馬のみを探して申し込むという形を去年はとっていました。
マリンノートは地方馬のため100口募集です。
枠は少ないものの、サイズが小さい×1口あたりが高額な馬と不人気になる要素が2つある馬だったので、最優先にしました。
同年にはキズナ産駒の同じく300kg台の牝馬、シラーヴァインにも出資が叶い、2頭当選でめでたく入会が決まりました。
マリンノートの魅力
入会のために選んだ馬ではありますが、もちろんこの馬に魅力も感じています。
サイズがいかんせん小さいので、育成の中で大きくなっていってくれるといいなというのが大前提ではありました。
執筆時点で、育成時には420kg台に乗ってくることも出てきているのでサイズ面はかなり伸びてくれたかなという印象です。
出走時も420-30kgほどで出走できるといいなと思います。
血統的要素
ルーラーシップ産駒は、中央でも勝ち上がり率が39%と優秀な成績を出している種牡馬です。リーディングも常にTOP10入りしていて、代表産駒はキセキ、ダンビュライト、メールドグラースなどです。
中央の産駒は約6割が芝で走っていて、ダート馬のほうが少ないですが、4割はダートを走っているので全くダートで走れないということはありません。
正直地方デビューさせる予定の馬の種牡馬としてはオーバースペックとまでは言いませんが、かなり豪華な種牡馬だと思います。
地方馬所属の産駒では重賞馬がこれまで5頭出ています。
母ネオフレグランスは元キャロット所属馬でアワブラ馬。
中央では芝の短距離で3勝しています。
南関東に預託することを考えても、ルーラーシップ×母中央3勝馬はかなりの血統背景ではないかと思います。
懸念事項としては、本馬は初仔のため、母の繁殖能力は未知数です。
また、父ルーラーシップでノーザンテーストのクロスを持つ馬は持ってない馬に比べて中央では勝ち上がり率が5%ほど低くなるため、このクロスは若干気になりました。
ただ、5代血統のクロスはこの1本だけでそこまでインブリードがきついわけではないので、地方馬らしくサイズは小さいですが体質が強く数を使える馬になるといいなと思ったところです。
また、血統的懸念でいうと、ルーラーシップ産駒はキセキやダンビュライトなどもそうだったと思いますが“気性が難しい馬が多い”という印象が強くあります。
実際一般的な種牡馬よりもルーラーシップ産駒はセン馬率が高く、気性の難しさが数字のデータにも表れています。
牝馬ですし、サイズも小さいので気性があまりカリカリするタイプでないといいなと願ったところです。
馬体的要素
この馬はサイズは小さいですが、小さいなりに前後のバランスはよく、トモもしっかりとあってシルエットは悪くないと思っていました。
体高が低いので、小さいなりに体がまとまっていたなという印象ですね。
馬体診断をされていて、弊サイトにもコラボ記事を掲載させていただいた治郎丸さんも募集時にこの馬の馬体はいいのではないかと記されていたのを記憶しています。
フレームは悪くないのでこのままバランスを保ちながら一回り、二回り大きくなってくれれば面白いのではないか?と期待していました。
デビュー戦は?
マリンノートは川崎競馬場に入厩、2022年12月16日川崎1Rでデビューしました。
900mのレースで短距離のデビュー戦となりました。
マリンノートはゲートが苦手な馬なようで、懸念していた気性のピリピリしていたところも見せているとレポートでは報告が上がっていたため
「ちゃんとスタート出て競馬してくれるか?」
一抹の不安を抱きながらのデビュー戦でした。
そんな筆者の心配はよそに、マリンノートはいいスタートを決めて2番手で折り合うと、順調に追走していきます。
少し直線でふわふわしている様子はありましたし、逃げていた勝ち馬が強かったようにも見えましたが、2着馬とは僅差の3着でデビュー戦をフィニッシュ。
この金額の馬ですし初戦から初勝利を期待したかったところではありますが、しっかり競馬になっていたので悪くないレースだったのではないかと思います。
レース後のレポートでは、レースに集中しきれていないというコメントがありました。
ルーラーシップ産駒の心配事が、当たってしまっているようですね。
これから経験を積む中でそのあたりが改善して、まずは川崎競馬で初勝利をおさめてくれたらと思います。
ルーラーシップ産駒は晩成傾向がありますから、これから競馬を覚えながら良くなっていってほしいです。
あとは地方馬なので、できれば出走感覚を詰めてたくさん走るところを見せてほしいですね。
一般的な地方馬よりは、キャロットが馬主なので出走間隔は空くのかもしれませんが。
重賞をいくつも取らないと募集額全体を回収するのはかなり厳しい馬です。
募集額全回収を!とまでは筆者は言わないので、できれば月の預託料くらいは相殺し続けるような走りを期待したいと思います。
せっかくの地方馬ですからね、たくさんレースで走るところをこれから見せてくれたらなと思います。
頑張れ、マリンノート!
現役地方&海外馬主・競馬ライター
登録者5000人超え&累計再生250万回超えの一口馬主YouTuber。豪州競馬会員制コミュニティJJ Racing Club 共同代表。社会人1年目から一口馬主を始め、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。地方個人共有とRSS や中條厩舎の豪州共有に加え北米MRHでマイクロシェアを行う。血統スタッツや馬体・歩様を重視していて代表馬はトゥルーフェアリー、ロードヴァレンチ、ミスティックロア等。
—最近の私––
Bluetoothでスマホと接続可能なスピーカー。重低音がとても強調されるので洋楽やアップテンポな曲が好きな私のお気に入り。防水機能つきなのでお風呂に持ち込んで音楽を聴きながら本を読むのが毎日の楽しみ。
No responses yet