ドーンエクスプレスとは？

ドーンエクスプレスとは、アジアエクスプレス産駒の牡馬で2歳トレーニングセールでEVOに落札され、共有馬主が募集されました。

私は、歩様はかなり硬めに見えたものの筋肉量がすさまじく、がっちりとした体形が好みだったことに加え、上手先生の馬を見る目を信じて1口共有することを決めました、確か1口（5%)で44万円だったと思います。

その後、遠野の育成施設で調教を積んだのち、川崎の山崎厩舎に入厩。

能力試験ではその日の4番時計を出すなど、順調に育成が進んでいました。

左前が弓っぽくやや不安ではあるものの、ここまで頓挫はありませんしきょうだい馬はみな地方で活躍している馬たちなので、この子もしっかり活躍してくれたらうれしいなと思い、成長を見守っていました。

デビュー戦は？

ドーンエクスプレスは2023年11月10日のスパーキングデビュー（ダ1400m）で初陣を迎えました。

当日は7頭立ての4番人気とまずまずな人気でした、パドックで見た限りではまだ緩さは残しつつも、筋肉量はやはり素晴らしいものがあり、十分戦える状態にあるのではないかと感じました

地方馬らしくサイズがしっかりとあって、相変わらず歩様は硬さがあるのものの、地方の短距離馬であればこのくらいでもいいのかな？と思ってみていました。

もう少し踏み込みがよくなってくるともっと良くなるのかもしれませんがね。

レース結果は？

ドーンエクスプレスは1枠1番からのスタートとなり、何とか前に行ってほしいと思っていました。

特に地方競馬は全般的に前目につけられる馬が圧倒的に有利であることが多く、この日の川崎競馬場も同様でした。

何とか包まれずに、前に行ける先行力があればいいなと願ってゲートが開く瞬間を見守ります。

スタートはややもたつきましたが、他の馬ももたついている馬が多くすっと先行し、ハナを切ることができました。

道中、1番人気を背負ったイロハニホがぴったりとマークしてくる展開でややこの馬にとっては苦しいレースだったかもしれません。

3角～4角の勝負どころではイロハニホに先に行かれてしまい、ずるっと2番手に下がってしまったので「ああ、これは沈んでしまうかも…」と不安になったのですが、ドーンエクスプレスはここからトレーニングセールでも見せていた驚異の粘りを見せ、3番手以降の馬には抜かされずに2着を保ったままゴールインしました。

大崩れしてもおかしくない下がり方だったので最後粘りを見せてくれて2着に入ってくれたのは本当にうれしかったですし、勝ち馬にぴったりとマークされて苦しいレースの中でもしっかりと2着には入れたというのはとても先行きが明るいことだなと思いました。

もちろん勝ち切ってほしかった部分もありますが、初戦としては悲観する内容ではないでしょう。

今後について

本来アジアエクスプレス産駒は早熟傾向があり、２～3歳時点の成績が良い傾向があります。

ただ、このドーンエクスプレスについて上手先生は、まだまだ本格化するのは先で、年明けでさらに良くなるのではないか？という話でした。

馬体的にみるとまだ良化の余地は残していますし、本来年明けデビューを予定していると共有馬主が募られていた馬なので、2歳11月の時点でデビューできてさらに、2着に来たというのは共有馬主としては大変喜ばしいことです。

スパーキングデビューは非常に賞金が充実しており、2着賞金でも148万円（総額）です。

これでなんとか数か月分の預託料は稼げたと思うので、来月予定している2戦目でもいいレースを期待したいと思いますし、賞金うんぬんよりも純粋に、共有馬の勝つところはやはり早く見たいので初勝利を目指してまずは頑張ってもらえたらと思っています。

前脚の形状的にケガはやや心配なところではありますが、無事に1戦ずつこなしていってくれたらと思うところです。

EVO募集馬の勝率は非常に優秀なので、なんとかドーンもそれにあやかってもらいたいと思いますね。

フォロワーの方で、ドーンエクスプレスを共有されている方も数多くいらっしゃいますので、皆でウィナーズサークルで口取できる日が早く来たらいいなと願うばかりです。

頑張れ、ドーンエクスプレス！

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