今回はジェイの地方共有馬リレーションハートについて記事にしていきます、よろしくお願いします。
リレーションハートが引退
大井と門別で1勝ずつしてくれたベストウォーリア産駒のリレーションハート。
マッピーさんと共有していた3歳牝馬で、大井を離れて名古屋に移籍し、年明けから名古屋競馬場を拠点として活躍してもらおうと考えていました。
しかし、大井から退厩し名古屋への入厩に向けてトレーニングを進めている中で、脚元のトラブルに見舞われました。
元々トラブルがあり、手術と休養を余儀なくされた脚の別の個所の新たなトラブルです。
リレーションハートは重賞挑戦とはいかないまでも、その希望を抱かせるくらいの馬で、着順も安定し大変馬主孝行な馬でした。
ただ、大井の最後のレースでは2着に入りながらもレース後に鼻出血が見つかるなど満身創痍の状態であったことも事実で、マッピーさんとも話したうえで引退させる方針が決まりました。
リレーションハートとの思い出
リレーションハートは私が地方馬主資格を取ってから初めて共有した馬で、初勝利もこの馬です。
マッピーさんとも初めて落札した馬がこの馬で、この馬を通じて様々な人と繋がることができました。
門別と大井で勝利した際には仕事都合などで現場には臨場できず、口取りできないまま引退してしまったのは心残りではありますが、大井競馬に移籍してからは何度か現地で観戦することが叶いましたし、北海道の育成牧場にも遊びに行かせていただき、調教の様子を見せていただくなど、一口馬主では体験できない経験をさせてもらった最初の馬でやはり思い入れは強いです。
晩年はトラブルに悩まされ、非常に難しい選択も迫られた中ではありましたが、なんとか致命的な大きなケガなく引退まで歩めたのは馬主目線からすればよかったかなと思います。
本当によく頑張ってくれました。
名古屋での評価はかなり高く来年の名古屋デビューを楽しみにしていただけに、この決定は残念ではあるものの、これまでの経緯を考えると仕方ないのかなと思います。
金銭面と今後について
リレーションハートについては、正確な計算はしていませんが馬代+預託料などの維持費の収支総額は本当にわずかなマイナス額内で収まりました。
ほぼトントンと表現してもいいくらいかもしれません。
安定した着順を守り続けたリレーションハートの力によるところも大きいですし、地方競馬最高峰の大井競馬で勝ち負けができる力があったというのは本当にこの馬の能力の高さを示しているのだと私は思います。
引退後については、生産牧場の高村牧場さんに無償譲渡し繁殖牝馬となることが決定しました。
すべての牝馬が繫殖牝馬になれるわけでもありませんから、行き先があるということは馬主の心情的にも、うれしいものです。
リレーションハートの産駒が1歳でセリなどに出てくるのは最短で2年後になりますかね。
リレーションハートの産駒と、また夢の続きを見られたらいいなと思うところです。
繁殖の時期以外のタイミングで、1度高村牧場さんにも遊びに行かせていただき繫殖牝馬となったリレーションハートに会いに行きたいものです。
お疲れ様、ありがとうリレちゃん。
現役地方&海外馬主・競馬ライター
登録者5000人超え&累計再生250万回超えの一口馬主YouTuber。豪州競馬会員制コミュニティJJ Racing Club 共同代表。社会人1年目から一口馬主を始め、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。地方個人共有とRSS や中條厩舎の豪州共有に加え北米MRHでマイクロシェアを行う。血統スタッツや馬体・歩様を重視していて代表馬はトゥルーフェアリー、ロードヴァレンチ、ミスティックロア等。
—最近の私––
Bluetoothでスマホと接続可能なスピーカー。重低音がとても強調されるので洋楽やアップテンポな曲が好きな私のお気に入り。防水機能つきなのでお風呂に持ち込んで音楽を聴きながら本を読むのが毎日の楽しみ。
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