【POG2024-25】ドゥラメンテを指名したベテランの今シーズンの注目馬10頭をご紹介

①クロワデュノール（ライジングクロスの22）

サンデーレーシング

栗東・斉藤崇史厩舎

ノーザンファーム生産

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入厩済み、6月デビュー予定

父は大ブレイクのキタサンブラック。

キタサンブラック産駒の牡馬は勝ち上がり率52%と非常に高い水準です。

重賞馬出現率は6.9%、POGで重要なクラシック出走率も4.6%と平均的な数値と比べるとどれも3倍を超える指標で、キタサンブラック産駒の牡馬はPOG向きだと言えそうです。

母父Danzig系のキタサンブラック産駒は勝ち上がり率63%と高水準なうえに、Danzigの持つトモのパリッと感が加わることで早熟性がプラスされ、よりPOG向きの早い仕上がりが実現するのではないかと考えます。

本馬は馬体サイズもしっかりあり、すでに入厩済み。執筆時点では6月中のデビューを予定しているようで、スタートダッシュを決め2歳重賞路線⇒3歳クラシック路線と歩みを進めてほしい1頭です。

栗東・斎藤崇厩舎はサンデーレーシングのクロノジェネシスやジェラルディーナを管理した厩舎で芝中距離馬の管理は抜群。

本馬は母が英オークス・愛オークス2着馬ですから、適性距離的は芝中距離となるでしょう。

厩舎の得意レンジともかみ合っていますし、大きな期待を寄せることができる1頭だと思います。

②アルレッキーノ（チェッキーノの22)

サンデーレーシング

美浦・国枝栄厩舎

ノーザンファーム生産

入厩済み・6月デビュー予定

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安心と信頼の母チェッキーノの産駒です。ヤスホークスさんに執筆いただいた記事でも、紹介していただきました。

こちらも一口馬主クラブの雄、サンデーレーシングの所属馬になりますね。

母チェッキーノはフローラSを制覇した後オークスで2着。

初仔のノッキングポイントは新潟記念を制し、2番子のチェルヴィニアはアルテミスSを制し桜花賞への出走も果たしました。

母父キングカメハメハ、母母父サンデーサイレンスとまさにベストtoベストのリレーを紡いできたボトムラインの魅力は計り知れません。

本馬の立ち姿をPOG本で確認しましたが、しっかりしたサイズとトモの立体感があり、歩様は見られていませんがこれだけの馬体を誇るこの母系の牡馬で早期デビューができそうなのであれば指名しない手はないのかな？と思います。

POGでも人気になる1頭かなと思いますが、昨年チェルヴィニアもPOGで指名していたので、本馬も注目馬として取り上げさせていただきたいと思います。

ブリックスアンドモルタル産駒は2世代目のためサンプル不足ですが現状を見ていると母父キングカメハメハとの配合相性も悪くなさそうですし、本馬のようにサンデーサイレンスもキングカメハメハも距離が近く種付けが難しい良血繁殖につけるために導入された種牡馬という側面が大きいと思いますから、まさに本馬のような配合のブリックスアンドモルタル産駒を狙うのが最も基本的な狙い方になっていくのかなと思います。

国枝厩舎はアーモンドアイでもおなじみの名門厩舎で、厩舎勝ち上がり率が50％と非常に高いレベルです。

クラシック出走馬率は5.2%と通常の5倍弱と高い数値となっていて、POG的にも頼もしい限りですね。

6月デビューを予定しているという情報ですので、こちらも即勝ち上がりから重賞路線へと歩みを進めてもらいたいと思います。

③スターウェーブ（コスモポリタンクイーンの22)

TNレーシング

美浦・武井亮厩舎

ノーザンファーム生産

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入厩済み・ゲート試験合格済み

セレクトセール3.3億円落札の超高額馬です。

キングマン産駒で日本で活躍した3頭、シュネルマイスター（母サドラー持ち）ダノンジャスティス（母ヌレイエフ持ち）エリザベスタワー（母サドラー持ち）とすべてヌレサド持ちとなっていて、本馬も母にサドラーズウェルズを持つためこの好走傾向に当てはまるのが強調ポイントです。

半姉は海外でブラックタイプではないようですがG2出走は果たしており、一定の能力はあると思えますし、2代母はランカシャーオークス勝馬のBarshiba。そのファミリーからはインターナショナルSを制したG1馬Arabian Queenが出ており、母系の活力は十分だと思います。

血統的に重厚すぎるのではないか？という心配はありますが、追切タイムを見ていると好タイムを連発しており、スピード能力の絶対値は高そうな印象を受けるため今回注目馬として取り上げさせていただきました。

POG本で馬体写真を見ると筋肉質でゴリゴリ系の雰囲気を感じたので、中距離でクラシックディスタンス狙いというよりは、NHKマイルを目指すタイプかな？と考えています。

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