私も会員のシルクホースクラブ2024年募集全頭分析を行っていきます。
見解は全てジェイの私見です。出資は自己責任でお願いいたします。
ジェイの主な共有馬はトゥルーフェアリー(G1オーストラリアンオークス・G1ヴァイナリースタッドS出走)ドーンエクスプレス(川崎2勝)リレーションハート(門別・大井各1勝)出資馬は、ロードヴァレンチ(オープン)ミスティックロア(オープン)ヴァナルガンド(2勝C)ベストミーエヴァー(スイートピーS3着)などです。
No11ミスベジルの23
キズナ 牡 青鹿毛 4/28
8,000 万円 160,000 円 木村哲也
キズナ産駒の牡馬勝ち上がり率は53%と非常に高い数値です。重賞馬出現率も3.4%と大物は牝馬というイメージがある方もいらっしゃるかもしれませんが、牡馬からもしっかり出ています。
今の3歳世代から社台系生産馬の割合が増えてきているのですがそれでもまだ全体に占める社台グループ率は22%と他のリーディング上位種牡馬と比べるとまだまだ少ないです。
今後継続的に社台グループの質の高い繁殖を確保し続けることで成績が向上する可能性があるのは押さえておくべきポイントだと思います。
母父Medaglia d’Oroで出走したのは5頭で3頭が勝ち上がり、勝ち上がり率は60%ですがこれはサンプル不足な気もします。
母は海外のG1 3着馬で初仔の半兄ルディックは中央勝ち上がりを決めています。
2代母までのファミリーではBCクラシック勝ち馬のSaintLiamを筆頭にブラックタイプ馬が複数出ている超名門ですから、本馬への期待も高まります。
母産駒の成績がまだ見通せない中でなかなか強気なお値段ですし、やや母系のイメージからもダート色は濃くなるかもしれません。
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胸が浅いため、馬体重が牡馬にしては物足りない数値ですね。
極端に小さいわけではないものの、この価格帯であればもう一押し欲しいところです。
ただ、歩様動画の躍動感や全身連動性、軽さは目を見張るものがあります。
ここまでNo1から見てきましたが、トップクラスの連動性とキビキビさを誇りますね。
トップラインがうまく使えており柔らかさもあります、首と腰がうまく連動して歩けているように見えて運動神経が良さそうです。ナチュラルスピードも速いです。
前脚は特に気にならず、飛節は緩く見えました。
4月28日生まれなので今後の成長を見込めば面白い1頭かもしれません。
こういった馬はツアーで最新の馬体重を聞き、440~50kgくらいまで増えていれば真剣に検討するべき1頭なのではないかと思います。
価格帯的に気軽に出資できる馬ではないですがかなりのポテンシャルを感じます、順調なら来年のPOGで指名しましょうかね?
このサイズながら木村厩舎に預託されるというのも納得できる動きでした。
母系はダートっぽい馬ですが、本馬は芝っぽいなと思いました。とりあえず★検討リストに入れておいて、人気を見極めたいと思います。
高額馬なので最後に敬遠され一般で1%でも引っかかる可能性があれば、とりあえず書いておいても良いかもしれませんね。
No12ディアンドルの23
キズナ メス 黒鹿毛 3/11
5,000 万円 100,000 円 林徹
キズナ産駒の牝馬勝ち上がり率は42%と高い水準で、重賞馬出現率は3.7%と牡馬よりも高い数値となっています。
今の3歳世代から社台系生産馬の割合が増えてきているのですがそれでもまだ全体に占める社台グループ率は22%と他のリーディング上位種牡馬と比べるとまだまだ少ないです。
今後継続的に社台グループの質の高い繁殖を確保し続けることで成績が向上する可能性があるのは押さえておくべきポイントだと思います。
母父ルーラーシップでは4頭が出走し3頭が勝ち上がり、母父キングカメハメハ系と拡大するとサンプル40頭で勝ち上がり率は58%なのでかなり高いですね。
母ディアンドルはクラブ所属の活躍馬で福島牝馬SなどG3を2勝。
本馬は初仔になります。スペシャルウィーク経由でSSクロスが入り一定のスピード能力はありそうですし、カロが入ることで柔らかさもプラスされそうですね。
とあるブログで目にしたのですが、カロが母系に入っているキズナ産駒と入っていないキズナ産駒では勝ち上がり率が約13ポイントも違うそうで、カロが入っている方が優秀なようです。
血統的には面白いですね、初仔の牝馬なのでサイズや筋肉の質には要注目です。
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手術歴有りです。左後の骨片の摘出手術ですね。
ディアンドル産駒にしては安めかもしれないと思っていましたが、手術歴があった部分も影響していたのかもしれません。
現在433kgとやや小柄でしょうか?3月生まれなので遅生まれでもないですしね。
歩様を見ると…いいですね。キズナ産駒は全身連動性がいい馬が多いです。
踏み込みも力強いですしトモの容量もあります。
ストライドもしっかりしていますし、何よりトップラインの使い方が綺麗でよく見えます。このあたりはカロがはいって背中の柔らかさも出ているのでしょうか?
気になるところで言うと左トモの方が弱いのか、左後ろの方が踏み込みが弱い気もしますが、許容範囲内の左右差かなとも思います。
前脚は特に気にならず、後脚は骨片除去したからというバイアスが入っているかもしれませんがやや内に集まるように見え、少し負担は大きめな作りかなと思いました。
とはいえ大型馬ではありませんので過度な心配は不要かもしれません。
悩ましいですね、動きはいいですし母の戦績を考えても面白い1頭であることは間違いないですが、手術歴有りの馬は…僕はスルーですかね?
ただ、怪我せずうまくいけば、いいところまで行けるポテンシャルを持った馬だと思います。
No13レスペランスの23
ドレフォン 牡 黒鹿毛 4/23
4,000 万円 80,000 円 中舘英二
もう金銭感覚が狂ってきました。4000万円だと、お、安いじゃんと思いましたが全然安くないですね。
おっと失礼分析に入ります。
ドレフォン産駒の牡馬勝ち上がり率は52%とダート系に出ている(産駒7割がダート)部分もあるからなのですが、それにしても非常に優秀な数字です。
その割に重賞馬出現率が低く、アベレージは高いけどHRはうちにくいいわゆる安打製造機系の種牡馬になりつつあります。
母父キングカメハメハとの配合では23頭が出走していますがなんと70%が勝ち上がりという驚異的な数字です。
同じ牡馬で、ジオグリフ、クールミラボー、デシエルト、コンティノアールと芝ダート問わず上級馬が出まくっている配合なので、ここは非常に頼もしいです。
母系に目を移すとまずは2代母ウインドインハーヘアが目につきます。
母レスペランスの産駒は今の所半姉アイアゲートの中央2勝が最高到達点となっており、この母系からするとやや物足りない気もしますが、3頭出走で中央勝ち馬は2頭出ていますし悪くはないですね。
この価格であれば十分出資候補に入る1頭だと思います。馬体と歩様がいいといいですよね。
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もう少しサイズが欲しかったですね、ダート色の濃いドレフォン産駒ですからね。
血統的に非常に注目していた1頭なので、ここは少し残念です。
とはいえ、4月下旬生まれなのでまだまだ成長する可能性はあるでしょう。
体高が高いので成長する余地はある気がします。
遅生まれだけあってバランス的にもややトモが非力に見えます。
歩く時のリズム感は悪くないと思いますが、すごく柔らかいと言う感じでもないので順当にダート馬なのかな?と思いますね。
キビキビさやナチュラルスピードの速さはあるので、ぐっと成長して筋肉がついてきたら別馬のようによくなるかもしれません。
前脚はやや右前蹄外向気味かな?と思いましたが、軽いですしこの動画の時にそう見えるだけかもしれません。
後脚は右後が外弧気味ですがこれは軸内なのでセーフでいいでしょう、飛節安定感は上物が小さいこともあるかもしれませんがありますね。
本来であれば成長を様子見してよくなってきたタイミングで出資したい1頭なのですが、シルクではそれが叶わないのが辛いところですね。
No14クロノロジストの23
ドレフォン メス 鹿毛 3/9
5,000 万円 100,000 円 栗田徹
この世代はいい繁殖にこぞってドレフォンがつけられているので繁殖の質がいいですね〜。
ドレフォン産駒牝馬の勝ち上がり率は36%と高い水準ですが牡馬には劣ります。
重賞馬出現率が低く牝馬も安打製造機型になっている印象がありますね。
本馬のように母系に力がある場合は、ファミリーの力で安打がHRになる可能性もあるのでここはしっかり馬を見ていく必要があると思います。
母父クロフネとの配合では9頭が出走し56%が勝ち上がりとサンプル不足ながら現状いいスタッツです。
母クロノロジストからはみなさんご存知クロノジェネシスやノームコアなど牝馬での大活躍G1馬が2頭出ていますので本馬が牝馬に出ているところも悪くないかもしれません。
母は2003年生まれと高齢なので活力は心配ですが、2020年産の半姉アースクロニクルが中央2勝しており母が若い時に比べると打率は悪くなっているような印象も受けますが、決して完全に枯れているというわけでもないのではないかと思います、このあたりは馬をしっかり見て考えないといけませんね。
ただ、本家ではなくシルクに流れてきた理由はどこかにあるのかもしれません。クロノジェネシス以降、40口以外に流れたのはクロトノーナ(未勝利引退、最高着順4着、キャロット)とクルーク(未勝利引退、最高着順12着、金子HD)と鳴かず飛ばずなのでそのあたりも頭の片隅に入れておきましょう。
14
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左後に手術歴有りです、クロノロジストがなぜシルクに?と思いましたが手術歴の影響も大きいのではないかと思います。
サイズはやや小柄ですね。
しかし、歩様を見るとトモにサイズがしっかりあって、踏み込みもよく見えます。
確かにドレフォン産駒は運動神経が良い子が多い印象ですが、背中の連動性がよく踏み込み持ちから強く感じます。
前の捌きも柔らかいですよね、トップラインも綺麗です。
前脚を見ると左前が気になりますね、少し外に向かっているような気がします。
後脚は特に気になりませんでした、飛節安定感もありますね。
全体的に推進力もありますし魅力はあると思いますが、手術歴があるのとシルクに流れてきているのが気になるので出資候補には入らないかもしれません。
ただ、横からの歩様はかなり魅力的だと思います。
No15ウィクトーリアの23
2世代目種牡馬サートゥルナーリア産駒の牡馬です。
執筆時点で中央出走済みの3頭は全て牝馬、コートアリシアンが新馬勝ちを決めていますし、負けた2頭も3着・4着と負けはしているものの目処の立つ競馬をしています。
全頭東京開幕週のマイルレースを使っていてハイレベルなレースで結果を出しているので期待感がありますね。
ただ、去年産駒を見ていた印象で言うと緩さがあり晩成っぽく見せる馬が多く、本質的にはこのようなスタートダッシュ型よりは後半追い上げ型に見えるので今の成績はあくまでも参考程度かなと思います。
本馬の母ウィクトーリアはフローラS勝ち馬。
2代母は秋華賞馬ブラックエンブレムという良血馬なのですが、初子の同系統ロードカナロア産駒の3歳馬アリスヴィクトリアが未勝利戦で苦戦しており最高着順8着となっているところを見ると、やや心配です。
6000万募集馬の母産駒としては現時点では物足りない気がします。
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サイズしっかりありますね、胸も深いですしかんいもしっかりあって好印象です。
歩様を見て3秒でわかりました、これはやばいです。
お手本のような歩様ですね、背中がしっかり首と連動し、前後のバランスもよく、適度な柔らかさを持ってキビキビ歩けています。
ほぼ、横からの歩様は理想的といっても良いのではないでしょうか?
トモも中殿筋や大腿筋膜張筋が発達していてパワー感もありますし、これはあからさまにいい馬ですね。
パワー感がありつつ軽さもあり、スピードもありそう、こういった馬が頓挫なく行くと、重賞やG1を勝つのでしょうね。
前脚も綺麗ですし、サートゥルナーリア産駒の割に飛節も安定しており、いい感じだと思います。
ケチをつけるポイントがないですね、★人気になってしまうでしょうが、抽優候補となる1頭です。
母産駒の成績は心配ではあるものの、歩様を見に行ったところ悪くなかったですがトモのパワー感や後脚の使い方などに違いが見られました。
デビュー前ですが1つ上のリアルスティール産駒のきょうだい馬も募集時いい歩きをしていましたし、活躍馬がこの母から出るのも時間の問題かもしれません。
宮田厩舎はリーディング50位、出資者の満足度もそこまで高い厩舎ではないのですが、シルク預託馬の勝ち上がり率は53%と高く、エピファニーやアマンテビアンコなどが預託されているため期待度は比較的高い厩舎といえそうです。
No16アーキテクチャーの23
2世代目種牡馬サートゥルナーリア産駒の牡馬です。
執筆時点で中央出走済みの3頭は全て牝馬、コートアリシアンが新馬勝ちを決めていますし、負けた2頭も3着・4着と負けはしているものの目処の立つ競馬をしています。
全頭東京開幕週のマイルレースを使っていてハイレベルなレースで結果を出しているので期待感がありますね。
ただ、去年産駒を見ていた印象で言うと緩さがあり晩成っぽく見せる馬が多く、本質的にはこのようなスタートダッシュ型よりは後半追い上げ型に見えるので今の成績はあくまでも参考程度かなと思います。
本馬はインクロスが多く、ミスプロ、ノーザンダンサー、ヌレサドと個別にはキツくないもののとにかく数が多いので、体質面に不安を感じます。
そもそもサートゥルナーリア自身がノーザンダンサーを多く持ちますしね。
また、日本的な軽いスピード血統が母系に乏しく、欧州色が濃いのでスピードが足りるか?歩様の軽さなどはしっかり見ていく必要があると思います。
母は愛オークス英オークス2着とすごい戦績ですがきょうだいで中央勝ち馬はおらず、この値段ではよほど馬体が良くないと手を出しづらい1頭かもしれません。
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両飛節OCD手術歴有りです。
サイズはしっかりしていて良いですね。
前の捌きはやや突っ張り気味な気がしますが、これも悪くないですね。
踏み込みもすごく深いわけではないですがキビキビ感がありますし、前後のバランスもよく見えます。
トモの容量もありますし、背中が柔らかいタイプではないですが悪くない歩様だと思います。
前脚で特に気になるポイントはないですね、飛節は右トモが弱いのか、右がブレ気味で左右差があるなと感じました。
サートゥルナーリア産駒はそこまで飛節がかっちりしていない子が初年度も多かったのでこのくらいは許容範囲内かな?と思います。
全体的に悪くないですが血統的にものすごく強調できる馬ではないので、それを覆すほどのパンチはないかな?と思います。
両方の飛節でOCDをやっているので体質への一抹の不安はありますが、健康にいければ1~2勝は十分期待できる馬だと思います。
No17モーベットの23
2世代目種牡馬サートゥルナーリア産駒の牝馬です。
執筆時点で中央出走済みの3頭は全て牝馬、コートアリシアンが新馬勝ちを決めていますし、負けた2頭も3着・4着と負けはしているものの目処の立つ競馬をしています。
全頭東京開幕週のマイルレースを使っていてハイレベルなレースで結果を出しているので期待感がありますね。
ただ、去年産駒を見ていた印象で言うと緩さがあり晩成っぽく見せる馬が多く、本質的にはこのようなスタートダッシュ型よりは後半追い上げ型に見えるので今の成績はあくまでも参考程度かなと思います。
母モーベットは中央2勝馬、2代母アイムユアーズは重賞4勝馬です。
本馬は初子牝馬なのでサイズには要注意です。
母系にサンデー2本入りでスピード能力はありそうですね。
また、父父ロードカナロアがニックスとしていたSS+スペシャルを再現する構成で、重ねることでどのような変化があるのかわかりませんが現時点では面白い配合なのではないかと思います。
母系にフェアリーキングのところとサドラーズギャルのところに、5代血統に収まっていませんがその先にスペシャルも2本入っていますね。
ボトムラインはダイナカール牝系なので名門系のファミリーです。
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1月生まれの割にサイズが小さいのが気になります、初仔牝馬らしいサイズになってしまっていますね。
立ち姿からトモが非力そうというか、のっぺりしていてゆるく見えます。
歩様を見ても、トモの非力感を感じますね。
ここからグッと成長してくれれば面白いかもしれませんが、現状ちょっとこのタイプの牝馬は小柄でキレる馬と全然な馬の判別が難しいので僕はスルーするようにしています。
可動域や体の動かし方は悪くないように見えるのですが、小さい馬は体を扱いやすく綺麗に動ける子も多いので注意が必要です。
左前が気持ち内に入ってますかね?まあスルーしていいレベルだと思いますしこの動画を撮った時の歩かせ方の問題かもしれません。
飛節は割と安定しています。
この手の小型牝馬は難しいですね。
No18クレアドールの23
レイデオロ産駒の牝馬勝ち上がり率はサンプル49頭で4.1%と壊滅的な数字です。
牡馬勝ち上がり率38%に対しここまで極端に牝馬が悪い種牡馬はあまり記憶にありません。
牝馬が極端に悪い原因として私が考えるのは大きく2点。
1つは気性です。
レイデオロ産駒は気性難が多く牝馬はカリカリしやすいため育成が難しい、またはレースで力を発揮できないケースが散見されるのかと思います。
もう1つは馬体サイズです。馬体重がそもそも軽い産駒が多く牝馬はパドックで見ていても明らかに非力に見せる馬が多い印象を受けます。
馬体重がある馬でも、パドックで見るとサイズ以上に小さく見せる、トモや腰が頼りない感じの産駒は多い気がします。
逆にこの2点をクリアする産駒であれば牝馬でもワンチャンあるかもしれません。
本馬の母クレアドールは中央2勝、産駒は3頭出走し2頭が勝ち上がり済みと打率は高めです。
2代母のファミリーからはベルーガやスリープレスナイトなどが出ており活力は魅力的です。
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レイデオロ産駒牝馬は小型馬が多いのですが、本馬は中型〜やや小型と言う感じですね。
歩様、あんまりよく見えません。
トモが非力で緩いので後脚の踏み込みが弱く、返しのスピードがのっそりして見えます。
トップラインの連動性もそこまでよく見せません、安いなりの馬という感じがします。
左前蹄がやや外向ですがこれはセーフでいいと思います。
飛節は思ったより安定していました、もっと緩いかな?と思ったんですけどね。
レイデオロ牝馬の今のスタッツとこの歩様を総合すると、なかなか手を出しづらい1頭かなと思います。
No19スウィートリーズンの23
新種牡馬コントレイル産駒です。
これまでディープインパクトがつけられていた繁殖に多く種付けされていて、数多いるディープの後継種牡馬の中でも地位の高さを感じます。
ディープらしいスピード豊かで軽さのある産駒が出るのであれば、牡馬だけでなく牝馬の成績も期待できそうですね。
一方母は米国系のダート色もある血統ですから、母系も北米ダート系の配合にするとダート色は濃くなるかもしれませんね。
初年度産駒を見てもバネ感や運動神経が優れているように見える産駒が多く、飛節もしっかりしてる子が多い印象を受けます。
牧場期待値が高いのもよくわかりますね。
本馬も完全にディープの代わりにつけられてる形ですよね。半兄のディープ産駒ディアスティマが目黒記念2着の活躍。
母は北米G1馬で2代母からも複数ブラックタイプが出ていて、ドバイゴールデンシャヒーンを大番狂せで勝利したゼンダンも近親です。その後は本当に残念なことになってしまいましたが…。
母父はフィリー気味の傾向があるストリートクライの系統ですし、牝馬でワンチャン跳ねないかな?と期待しています。
安い馬ではないですが、歩様がよければ十分出資候補になる1頭だと思います。
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やや小柄に出てしまいましたね。
体高はあるのでこれから筋肉がついて大きくなる余地はあるかもしれませんが。
立ち姿を見ても、トモが小さく映ります。
後脚はだいぶ曲飛ですね、歩様を見るとガツガツ歩いているように見えるのですが、なんとなくトモの非力感を感じます。
やはり容量がまだ少ないですよね。
ちょっと腹回りも寂しく見えるというか、フレームの割に肉がついていない感じがします、カイバをあまり食べないタイプだったりするんでしょうか?
シルエット的には胴伸びがよく芝中距離って感じがするので、うまくいけば牝馬3冠路線に、と夢を描ける馬なのかもしれませんが、そこまでグッとくるものは僕は感じられませんでした。言語化が難しいですが。
前脚は綺麗だと思いますが、飛節はかなりグラグラですね。
東サラで見たコントレイル産駒の良さそうな子は飛節がしっかりしていたので、ここは減点ポイントかなと思います。
No20アーデルワイゼの23
新種牡馬コントレイル産駒です。
これまでディープインパクトがつけられていた繁殖に多く種付けされていて、数多いるディープの後継種牡馬の中でも地位の高さを感じます。
ディープらしいスピード豊かで軽さのある産駒が出るのであれば、牡馬だけでなく牝馬の成績も期待できそうですね。
一方母は米国系のダート色もある血統ですから、母系も北米ダート系の配合にするとダート色は濃くなるかもしれませんね。
初年度産駒を見てもバネ感や運動神経が優れているように見える産駒が多く、飛節もしっかりしてる子が多い印象を受けます。
牧場期待値が高いのもよくわかりますね。
母アーデルワイゼは中央2勝。
本馬は2番仔で初仔はミッキーアイルがついてますが馬名未登録ですね,何かあったのでしょうか?
それにしてもなぜ一気に種牡馬レベルが上がったのか…初仔の出来がよかったんですかね?
二代母からは2頭のブラックタイプが出ており、母系の活力への期待感はありますね。
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4月生まれとはいえ300kg台の時点で僕の中では検討候補から外れます。
歩様を見るとスピード感があり背中の連動性はよく見えますが、小型馬はこういった動きをできることも多いので要注意です。
トモがやはり非力なので後輪駆動で力を伝えながら歩けているという感じはしないですよね。
前脚はやや外外に出て行く感じ、飛節も安定感がないですね。
急成長して…というパターンはあり得ますがギャンブル要素の強い1頭になるかと思います。
告知
ジェイがこのように馬の見方を勉強する過程で、大変お世話になったオーストラリアのNSW州の中條大輝調教師と、馬の見方についてや競馬について勉強していく会員制コミュニティ「JJ Racing Club」をDMMオンラインサロンさんにて運営中です。
今年1月にはサロンメンバーの皆様と共にセリに参加し、モアナというニックネームの素晴らしいタガロア産駒の牝馬を落札できました。
オーストラリアでは日本のような馬主資格がなくとも正式な馬主になれますので、日本で馬主資格を持っていない方も共有馬主になっていただくことができます。
モアナは1/40口が約11万円、月の維持費は放牧中が月4000円程度、入厩中が月1.2万円程度となっています。
サロンでは中條調教師や獣医師のOz氏、サララボライターでもあるエムイシ氏のディープなコラムを毎週配信している他、オーストラリアンで開催されるセリに上場される注目馬ついても配信中です。
さらに、毎月中條調教師やジェイとサロンの皆様との相互交流会をオンラインで行っています。
直接調教師に質問をぶつけられる他、レース回顧で調教師やジョッキーの心理について勉強するなど大変会員の皆様の満足度が高く評判が良い交流会となっています。
オーストラリア競馬をベースに学んでいきますが日本の競馬にも活かせる部分はあると思います、ぜひお気軽にご参加ください。
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