私も会員のDMMバヌーシー2024年募集馬分析を行っていきます。
見解は全て私見です。出資は自己責任でお願いいたします。
ジェイの主な共有馬はトゥルーフェアリー(G1オーストラリアンオークス・G1ヴァイナリースタッドS出走)ドーンエクスプレス(川崎2勝)リレーションハート(門別・大井各1勝)出資馬は、ロードヴァレンチ(オープン)ミスティックロア(オープン)ヴァナルガンド(2勝C)ベストミーエヴァー(スイートピーS3着)などです。
血統(ジェイ)
新種牡馬キセキ産駒です。
キセキはルーラーシップの後継種牡馬で父自身気性面に難しいところがあったので、その辺りが子に遺伝子ないか心配なところではありますが、大舞台でコンスタントに馬券内を繰り返した能力は評価できると思っています。(すみません最初キから始まる3文字で勝手にキズナと間違えておりました、修正です)
半姉アイワナアイドルは中央5着が最高着順。その後名古屋のC3などに出走していますが結局1勝もできておらず、繁殖能力はやや不安ですね、
アイワナアイドルはサイズが小さく400kg前後で出走しており、サイズ不足も原因だったのかもしれません。
2代母ワナダンスの産駒もかなり苦戦しており中央勝ちはアイワナビリーヴだけですから、母系的にはやや頼りないと言わざるを得ないかと思います。
血統(エムイシ)
この馬を話す前に、母父ステイゴールドに触れないといけない。
小さい馬が出やすいこともあるし、意外とステイヤーが出ない。
むしろ一定以上の能力がある産駒はスプリンターとダート馬が出やすく、特に牝系がアメリカ感が強いとその要素が強くなる。
これはオルフェーヴルの父を意識してしまう要素。
アイワナシーユーは牝系がいかにも日本に親和性の高そうな南米血統で、そこにステイゴールドをつけて日本ナイズしたくなる気持ちはすごくよく分かる。
ただ、ステイの悪い特徴である小ささを相当に受け継いでしまい、かなりのハンデを背負ってしまったため、血統以前の話になってしまった感じは否めない。
母も姉も400kgを切るサイズでレースに出走し、本馬も同じくらいのサイズ感になりそう。
早熟スプリンターにしても流石に420kgは欲しいし、成長を待とうとしか言えない。
キセキはルーラーシップ×ディープインパクト×ダンジグの、アルザオを両側から支える先行粘着脚質の二ックス。
そこにワナダンスの北米由来機動力を足すのは面白いが、やはりここでも方向性の異なるステイゴールドが余分になってくる印象を拭えない。
血統の方向性
馬場:消極的な芝
距離:マイル辺り
成熟:遅め
馬体:何より小さくて非力で硬い。小さくても走る馬はいるが、そういった馬はやはり馬体がパンとしており、歩様の力強さや踏み込みの深さがある。
カレーの方向性
ワナダンス一族は、それだけでDMMの実家のようなオカンカレー。
帝国ホテルの3000円を超えるカレーよりも、ココイチのフルトッピングカレーよりも、何にも代えがたいのがオカンカレー。
味じゃないんだよ。値段じゃないんだよ。ブランドじゃないんだよ。オカンのカレーが世界一なんだよ。
そんな方向けのカレーです…
(これで大丈夫かな…?)
馬体歩様(ジェイ)
この子もステイゴールドのよくないところが出てしまっているのでしょう。
キズナ産駒の牡馬はパワー系でゴリゴリムチムチ系が賞金上位馬の多くを占めるのですが本馬は390kgと小さめに出てしまっています。
牝馬ならまだ、そっち路線もアリなのですが、牡馬でこのサイズは苦しいところです。
流石にすぐ埋まることはないと思うので秋冬にかけてどのくらい馬体が成長するのか見極める形でよいのではないかと思います。
馬体が巨大化するパカパカファーム生産馬でこれですから、本来なら相当小さかったのではないかと思いますね。
歩様を見ると可動域や動かし方は悪くないような印象も受けるのですが、いかんせん非力ですね。
トモに力がないですし容量がないと思います。
飛節はそこそこ安定していますが、左前脚がオフセット気味でしょうか?
縦からの歩様にも若干違和感がありました。
まあ小型馬であれば過度に気にしなくていいかもしれませんけどね。
総評(ジェイ)
成長待ちでよいのではないでしょうか?
母馬に出資していた、など思い入れがある方はよいかと思いますが、そうでなければ今飛びつかなくてもいい馬だと思います。
自家生産系にシフトしていくとその年の子の出来にクラブ成績が左右されるようになりますし、このような小型馬でも募集をしていくことになるので、それをジャッジする会員側の目が試されるようになります。
告知
ジェイがこのように馬の見方を勉強する過程で、大変お世話になったオーストラリアのNSW州の中條大輝調教師と、馬の見方についてや 競馬について勉強していく会員制コミュニティ「JJ Racing Club」をDMMオンラインサロンさんにて運営中です。
今年1月にはサロンメンバーの皆様と共にセリに参加し、モアナというニックネームの素晴らしいタガロア産駒の牝馬を落札できました。
オーストラリアでは日本のような馬主資格がなくとも正式な馬主になれますので、日本で馬主資格を持っていない方も共有馬主になっていただくことができます。
モアナは1/40口が約11万円、月の維持費は放牧中が月4000円程度、入厩中が月1.2万円程度となっています。
サロンでは中條調教師や獣医師のOz氏、サララボライターでもあるエムイシ氏のディープなコラムを毎週配信している他、オーストラリアンで開催されるセリに上場される注目馬ついても配信中です。
さらに、毎月中條調教師やジェイとサロンの皆様との相互交流会をオンラインで行っています。
直接調教師に質問をぶつけられる他、レース回顧で調教師やジョッキーの心理について勉強するなど大変会員の皆様の満足度が高く評判が良い交流会となっています。
オーストラリア 競馬をベースに学んでいきますが日本の 競馬にも活かせる部分はあると思います、ぜひお気軽にご参加ください。
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