【募集馬検討】レインオンザデューンの23~DMMバヌーシー2024年2期募集~ byジェイ&エムイシ

ジェイ
ジェイ
どうも、ジェイです。
私も会員のDMMバヌーシー2024年2期募集全頭分析を行っていきます。
見解は全てジェイの私見であり、結果を保証するものではありません。出資は自己責任でお願いいたします。
ジェイの主な共有馬はトゥルーフェアリー(G1オーストラリアンオークス・G1ヴァイナリースタッドS出走)ドーンエクスプレス(川崎2勝)リレーションハート(門別・大井各1勝)出資馬は、ロードヴァレンチ(オープン)ミスティックロア(オープン)マックアルイーン(オープン)ベストミーエヴァー(スイートピーS3着)などです。
現3歳世代出資馬の勝ち上がり率は67%、地方・海外共有の3歳世代も合わせると78%が勝ち上がっています。

レインオンザデューンの23

血統(ジェイ)

オルフェーヴル産駒牝馬の勝ち上がり率は30%、牝馬の重賞馬出現率2.8%と勝ち上がり率に対し重賞馬出現率が高く、HRバッター系の種牡馬です。

母父ガリレオ系では12頭が出走し25%が勝ち上がりと平均よりも低い値。

とはいえ、母系にサドラー系を含むオルフェーヴル産駒としてはラッキーライラックやオーソリティなど活躍馬が出ている組み合わせでもあるので、大物感を狙う意味では悪く無いのでは無いかと思います。

母レインオンザデューンからはクイーンC4着馬のサクセスカラーや、残念ながらケガをしてしまいましたが、新馬戦でソダシのレコードを塗り替えたキングスコールなど活躍馬が出ており母の活力は非常に魅力的です。

血統(エムイシ)

画像

オルフェ×サドラーズウェルズ系は…重い。

オルフェがパワー型ノーザンダンサー(以下ND)のノーザンテーストを強調した配合なのに対し、サドラーズウェルズもパワー型ND。
かなりパワーが強調されすぎており、この組み合わせでは重賞馬は現時点でいない。

公式の配合診断には「オルフェとサドラーは好相性!」と書いてあるが、
いずれも母父サドラー直系ではなく、母母父や奥に入ってあるもの。

逆にこの組み合わせで走らせるのなら欧州型キレ血統のネヴァーベンドの血はほぼ必須で、メロディーレーン・ダイム・トレブランシュ・キムケンドリーム・エクリリストワールなど、賞金獲得上位の産駒にはほぼ必須で含まれている。

その前提の上でレインオンザデューンを見てみる。

母父フランケルはサドラー系の中でもミスワキ・デインヒル辺りから良質なスピードを補充しており、パワー系NDの要素は薄れつつある。

母母は全体的にアウトブリード的で、コジーン的な柔軟性とアリバイ・カーレッド的なスタミナを中心に、米血パワー血統が散りばめられている印象。
一応ネヴァーベンドの代替と言えなくもない構成はしているものの、中和できているとまではいえなさそう。

噛み合えば面白いが、シンプルに受け取るのであれば条件戦の長距離でよく見かける馬になりそうな印象はある。

血統の方向性
馬場:芝だがダートに出る可能性も十分
距離:芝なら長距離。ダートも1800以上。
成熟:成長力に富む。
馬体:バランスもよく、サイズも素晴らしい。特に尻尾のグラデーションは人気が出そう。歩きは踏み込みが深く力感もある。ただ縦の映像が極端に少なく、判断材料に欠ける。父オルフェの硬さは見られない。

野球カレーの方向性

概ね不評だったものの、ごく一部に強烈に刺さっていたので野球例え。
今後もカレーネタに詰まったら野球や他のネタに逃げることがあるかと思います。

ということで今回はカレー。

オルフェはとにかく無骨で硬い。
全兄ドリームジャーニーを見てわかるように、本質はピッチ走法でパワータイプ。
だからダートで活躍馬を出すのも納得。

一方で、「オルフェで芝の大物を出すにはボールドルーラー」と言われることが多いが、これは柔軟性を引き出すためのもの。
今回の記事で「サドラーは重いからネヴァーベンド」といったのと同じことである。

これをカレーに例えると…
いやこれ例えいるか?説明わかりやすくない???
まあいいや…

オルフェはかなりの屈強なスジ肉であり、硬い。
オルフェ自身は生の新鮮なスジだったため、煮ても焼いても美味しかった。素材そのまま出すのが一番美味しかった。

しかし、産駒になると一度冷凍したものを使うことになる感じなので、ただ焼いただけでは硬すぎたり臭くなる。

そのため、しっかりと煮込むことが必須となる。その工程が、ボールドルーラーであり、ネヴァーベンドである。

話がそれまくったが、レインオンザデューン2023は、血統表を見ただけでは煮込みが足りない印象がある。
しかし、ミスワキやコジーンなどの圧力鍋があるので、思った以上に煮込まれているかもしれない。
実際に歩きを見てもそういった柔らかさは感じるので、行ってもよいのではないか。




歩様(ジェイ)

サイズは平均的でいいですね、オルフェーヴル産駒はサイズが小さい馬が多いのですが、この馬は胸もしっかりありますし体高もありいいと思います。

馬作りが上手いチェスナットファームがやっているので、少しだけ割り引いてみてもいいかもしれません。

縦からの歩様がないのが辛いところではありますが、この歩様動画で見てみましょう。

うーん、ストライドは広いんですが、結構緩さを感じますね。見た目的にはストライドが広く柔らかい歩様に見えるのでこの歩きが好きな人がいるのはよくわかります。

ただ、オルフェーヴル産駒らしいと言えばそうなのですが、後脚の返しのスピードも遅く、飛節もゆるく感じるのが気になりますね。

後脚の動かし方や可動域は半兄キングスコールの募集時ににているなと思うのですが、キングスコールは募集時飛節がすごく安定したんですよね。

半兄はここまでゆるくもなかったですし、半兄はPOG指名しているだけで強い思い入れがあるわけではないのですが、募集時の歩きだけなら半兄の方が僕はいいなと思いましたね。

この緩さが解消してきたら一髪あるのかもしれませんが、さすがHRバッター型種牡馬産駒というか、これがどうなるのかはなかなか見通しにくい気がします。

本当はもう少し成長を見守りたいところですが人気的にそれは無理ですし、今Betするにはなかなか勇気が必要な馬だと思います。

ストライドが広いのでよく見えると判断する人も多いと思いますが、緩さはかなりあるのでそこは冷静に決闘価値と天秤にかけてみるのが良いかなと思います。

柔らかさと緩さの判定は難しく僕も完璧にはできないですし成長の中で解消することもありますし、難しいんですけどね。

あとは縦からの歩様がないので、前脚の判定はこの動画では難しいです。

総評(ジェイ)

半兄は元人気馬。

出資者の現役会員も多く、ファンも多いため今回の2期募集の中で血統的には最も会員から期待されている1頭だと思います。

人気になることを見越して、この馬だけ1人1口制限となっていますね。

母系は魅力的だと思う反面、馬体や飛節の緩さが気になってしまい、なかなか私は手を出しにくいなと思います。

ただ、かなり金額的にはクラブは頑張ってくれていると思いますし、2万円くらいサッと出してこの馬を応援したいという方にはいいのではないかと思いますね。

血統を優先するか馬体歩様を優先するか、どちらを重視するかだと思います。

あとはオルフェーヴル牝馬は緩いものだ、と考えこの緩さに目を瞑るかどうかですね、ラッキーライラックの募集時の動画を見ると僕はゆるくて小柄に見えてあまりよく見えなかったのですがあれだけ活躍したわけなので、そういった部分で考えるとこの馬も十分一髪の可能性はあるのではないかと思います。

告知

ジェイがこのように馬の見方を勉強する過程で、大変お世話になったオーストラリアのNSW州の中條大輝調教師と、馬の見方についてや 競馬について勉強していく会員制コミュニティ「JJ Racing Club」をDMMオンラインサロンさんにて運営中です。

今年1月にはサロンメンバーの皆様と共にセリに参加し、モアナというニックネームの素晴らしいタガロア産駒の牝馬をわずか350万円ほどで落札できました。

オーストラリアでは日本のような馬主資格がなくとも正式な馬主になれますので、日本で馬主資格を持っていない方も共有馬主になっていただくことができます。

モアナは1/40口が約11万円、月の維持費は放牧中が月4000円程度。

入厩中が月1.2万円程度となっています。

サロンでは中條調教師や獣医師のOz氏、サララボライターでもあるエムイシ氏のディープなコラムを毎週配信している他、オーストラリアンで開催されるセリに上場される注目馬ついても配信中です。

さらに、毎月中條調教師やジェイとサロンの皆様との相互交流会をオンラインで行っています。

直接調教師に質問をぶつけられる他、レース回顧で調教師やジョッキーの心理について勉強するなど大変会員の皆様の満足度が高く評判が良い交流会となっています。

オーストラリア 競馬をベースに学んでいきますが日本の 競馬にも活かせる部分はあると思います、ぜひお気軽にご参加ください。

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