私も会員のDMMバヌーシー2024年2期募集全頭分析を行っていきます。
見解は全てジェイの私見であり、結果を保証するものではありません。出資は自己責任でお願いいたします。
ジェイの主な共有馬はトゥルーフェアリー(G1オーストラリアンオークス・G1ヴァイナリースタッドS出走)ドーンエクスプレス(川崎2勝)リレーションハート(門別・大井各1勝)出資馬は、ロードヴァレンチ(オープン)ミスティックロア(オープン)マックアルイーン(オープン)ベストミーエヴァー(スイートピーS3着)などです。
現3歳世代出資馬の勝ち上がり率は67%、地方・海外共有の3歳世代も合わせると78%が勝ち上がっています。
ナオミエキスプレスの23
血統(ジェイ)
ビッグアーサー産駒の牝馬勝ち上がり率は17%と低調です。
芝ダート比率は半々くらいですが、父産駒らしくほとんどが、1400m以下で勝ち星をあげており、スプリンターとみるのが定石でしょう。
母父ディープインパクト系との配合では15頭が出走し13%が勝ち上がりとサンプルは少ないものの、あまりいい数字ではありません。
ディープ系の中では本馬の母父はリアルインパクトと適正距離短めの部類なので、適性迷子的にはならないかもしれませんが。
スプリンターの上級牝馬はなかなか出ないので、確率論的には一発重賞狙いというよりは条件戦でコツコツ系の馬を狙いたい人向けだと思います。
母は中央未勝利も、ローカル短距離レースを中心に掲示板内には何度も来ており、一定の能力があったと評価できます。
この能力から考えるとその後笠松で勝てなかったのは謎なのですが、よく見ると馬体重が母は軽いですね。420kgほどしかないので、地方ダートを走るにはパワー不足だったのでしょう。
逆にこのサイズでこれだけ頑張っていたと言うのは、身体能力の高さを示しているとも言えます。
本馬はサイズは大きく出たので、母の身体能力を引き継いでいれば面白いかもしれませんね。
一方3代母はクロノジェネシスやノームコアを産んだクロノロジストでボトムラインは豪華ですが、2代母以降苦戦しており、そこは冷静に考える必要があるかと思います。
血統(エムイシ)
祖母のきょうだいにクロノジェネシスとノームコア。
良質な牝系であるが、この枝がやや目立っていないのが気になる。
ビッグアーサーはテスコボーイの良質なスピードを、累代する事にハイペリオンでひたすら再構築していった構成。
ある意味最もバクシンオー的な馬と言える。
牝馬は、そんなハイペリオンを強調しすぎるとあまり良くなく、カーリアンでほぐすかネヴァーベンドでパワフルに締め直すかが向いている。
ハイペリオンを足すのであれば、ネレイドくらい本気で足した方が良い。
つまり、締めるのも緩めるのも極端に振った方が良い。
本馬は、その視点からするとやや中途半端と感じられる。
母のナオミエキスプレスがHold Your Peaceを刺激した「完成した血統」に見えるため、その印象が更に強まってくる。
この父であるなら、ディープインパクトを刺激した配合の母が良いと思うが果たして…?
血統の方向性
馬場:芝
距離:短距離
成熟:成長力はあるタイプ
馬体:ヌレイエフを感じるトモに、硬質な馬体。ビッグアーサー的な特徴はよく出ている。ただし、現段階ではまだまだ成長途中であり、ツアーで撮影された動画では、フレーム感と比べると非力さが気になった。評価を下げた1頭。
カレースーパーマリオRPGの方向性
皆さんはスーパーマリオRPGのピーチはどの様に育成しただろうか?
私が初プレイした時は何も考えず、ステの伸び率が一番高い物を選び、一番非効率的な育成をしていた。
それでも、ひまんパタ甲羅(防具)とセーフティリングを装備させれば、クリスタラーも倒せてしまうのがこのゲームの良いところである。
しかし、それはあくまで小学生向けの救済策。
ピーチの真髄は、物理攻撃にあったのである。
パーティの中で最も物理攻撃が高いのはクッパ。
特化育成することで、188まで上昇する。
一方でピーチは159までしか行かない。
差は29もあり、ピーチの回復要因という役割を考えると、餅は餅屋に任せた方が良い。
と、思っていた。
みなさんも一度は気になったことはないだろうか?
「意外とクッパのダメージが出ない」ことに。
万能型に育成したマリオのひまんパタ甲羅(武器)より、明らかにダメージが出ない。
そう、クッパの装備は意図的に攻撃力が低くなっているのである。
SFC版のクッパ最強武器 ドリルクローの攻撃力は40。
マリオ最強武器 ひまんパタ甲羅は90。
なんと50も差があるのである。
ひまんパタ甲羅は隠し武器なので除外するとしても、次点のウルトラハンマーは攻撃力70。
マロのソニックシンバルも70。
ジーノはややナーフされて57。
クッパの40は異常に弱いのである。
さて、ここでピーチ姫が出てくる。
クッパと特化した場合の攻撃力の差が29であった。
ここにドリルクローの40を足すと、武器なしのピーチ姫との差は69。
つまり70以上の武器があれば、クッパ以上の攻撃力をもたらすのである。
マリオやマロの(通常ゲットの)最強武器は70。
そして、ピーチ姫の、最強武器 フライパンは、なんと
90
ああ…クッパカアイソウ……………………………………
ということで、ビッグアーサーはどちらかに特化したほうが強い。
ナオミエキスプレスは両刀ピーチのような感じで、もう少しどちらかに特化したかった。
まあでも、ビッグアーサー譲りの、ひまんパタ甲羅(防具)並の短距離特化性能と馬体のフレームはあるので駆け抜けられてもおかしくなさそう。
スランプの壁を越えられた気がします。
馬体歩様(ジェイ)
サイズはバッチリです、胸も深いですしスプリンターとしては牝馬でもこのくらいサイズがあった方が安心です。
バランス的にトモ高に見えるのでまだ伸びるかもしれませんね。
横から見ると、硬いですね。ストライドも狭いです。
こういった歩きは好きじゃない方も多いかと思いますが、たとえば地方の短距離を走る馬であればこのくらいコツコツでも大丈夫だったりします。
ただ、もうちょっと硬いなりにも全身連動性など、
感じるものが欲しかった気が個人的にはします。
返しも
前脚は左前気になりますね。オフセットですかね?
外に向かって曲がっているように見えます、大型馬ですし前脚は,要注意ですね。
一方、飛節はかなり安定しています。
このサイズ感の牝馬でこれだけ安定しているのはいいですね、これはこの馬のいいところだと思います。
頓挫がなければ来年の今頃にはもう走ってるかもしれません。
総評(ジェイ)
矢作厩舎がこの馬にとってどうか?と言うところは難しいですね。
矢作セレクトの馬だそうなのですが、大きな舞台を目指すタイプには僕は見えなかったので、未勝利や条件戦で足踏みすると転厩や、厩舎内の序列が下位になる可能性も考慮しておく必要はあると思います。
矢作師は数を制限してると話していましたが、例年の傾向だと見切られると外に放出されるので厩舎だけで選ぶ方は要注意です。
左前以外はスプリンターと考えれば悪くない馬だと思いますが、血統スタッツを超える魅力があるかどうかは皆さんの判断次第かと思います。
告知
ジェイがこのように馬の見方を勉強する過程で、大変お世話になったオーストラリアのNSW州の中條大輝調教師と、馬の見方についてや 競馬について勉強していく会員制コミュニティ「JJ Racing Club」をDMMオンラインサロンさんにて運営中です。
今年1月にはサロンメンバーの皆様と共にセリに参加し、モアナというニックネームの素晴らしいタガロア産駒の牝馬をわずか350万円ほどで落札できました。
オーストラリアでは日本のような馬主資格がなくとも正式な馬主になれますので、日本で馬主資格を持っていない方も共有馬主になっていただくことができます。
モアナは1/40口が約11万円、月の維持費は放牧中が月4000円程度。
入厩中が月1.2万円程度となっています。
サロンでは中條調教師や獣医師のOz氏、サララボライターでもあるエムイシ氏のディープなコラムを毎週配信している他、オーストラリアンで開催されるセリに上場される注目馬ついても配信中です。
さらに、毎月中條調教師やジェイとサロンの皆様との相互交流会をオンラインで行っています。
直接調教師に質問をぶつけられる他、レース回顧で調教師やジョッキーの心理について勉強するなど大変会員の皆様の満足度が高く評判が良い交流会となっています。
オーストラリア 競馬をベースに学んでいきますが日本の 競馬にも活かせる部分はあると思います、ぜひお気軽にご参加ください。
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