3度目の正直!新たにオーストラリアの2歳新馬を共有しました!

ジェイ
ジェイ
どうも、ジェイです。
この度私がお世話になっているRisingSunSyndicate(以下RSS)にて、新たに2歳新馬を共有しました。
今回はなぜ新たに馬を共有したのか?を記事にしていこうと思います。
よろしくお願いします。

なぜ新たな馬を?

新たに共有したオーヴィエの20

これまで、RSSさんで新種牡馬グラント産駒のホーリーシールの20と、中條厩舎のリアルスティール産駒のシダーレーンの20の2頭を共有していました。

しかし、RSSさんのホーリーシールの20は放牧地で他馬に蹴られて死ぬという信じられない出来事があり、残念ながらデビューすることなくこの世をさってしまいました。

この事故は大変残念でしたが幸い、死亡保険の適応対象期間内だったため、セリ落札価格分は共有者に分配されることが決定しました。

募集価格はセリ価格より当然上乗せはありますし、これまで払ってきた維持費などもありますから当然マイナスではあるのですが、ある程度の補填となりました。

セントロイドの時もそうでしたが、今回のホーリーシールの20についても、RSSのマネジメントの問題というよりは、不運によるものが多かった印象でした。

川上社長をはじめとして、RSSの皆さんにはこれまでも良くしていただきましたし、更新メールや動画、写真の頻度・クオリティは日本の一般的にな一口馬主クラブに比べても優れていると感じています。

まだ渡豪できていないものの、一口のクラブ会員ではなく共有とはいえ馬主として馬を持っているという実感があり応援にも熱が入る部分があります。

今の所残念ながら活躍馬は全く出ていませんが、自分の中での熱は依然として高いものがあります。

同じRSSでは、土曜メトロというハイレベルな舞台で好走している馬も出てきていますしね。

そこで、今回は死亡保険を流用しながら同じくRSSさんでまだ残口がわずかに残っていたリッチイナフ産駒の2歳セン馬・オーヴィエ(HAUTVILLERS)の20を2.5%共有することを決心しました。

残念な結果となってしまったホーリーシールの20の馬主にだけ、残口のある馬に特別価格での案内があったことも後押しになりました。(割引額は公開不可のため差し控えます)




勝ち上がり率70%越え!リッチイナフ産駒の牡馬

まず、このオーヴィエの20の魅力として「血統」があると思います。

父リッチイナフ(RichEnuff)はオーストラリアで活躍する種牡馬Written Tycoonのサイアーラインで、自身は短距離重賞2勝、G1コーフィールドギニーでも2着に入りました。

このリッチイナフは種付け料は安価な部類に入りますが、勝ち上がり率が安定していて優秀です。

セリ時点では、産駒は86頭出走し、うち54頭が勝利を挙げています。

勝ち上がり率にすると実に62.8%です。

ただこの数字で注意したいのはオーストラリアは日本と違い…

・地方中央などの垣根がなく、地方的立ち位置のカントリーの勝利も勝ち馬に含まれている点

・日本の中央のように未勝利戦のタイムリミットがない点

などがあるため、日本の中央馬の勝ち上がり率と同じ感覚で見るべきではないということです。

それでも、勝ち上がり率60%越えは優秀な数字ですし、1万ドルクラス(100万円前後)の種付け料を考えると、さらにその種牡馬としての安定感は素晴らしいものがあると思います。

さらに、今回のオーヴィエの20は牡馬です。(現在は去勢されセン馬)

リッチイナフ産駒の牡馬は勝ち上がり率70%以上なのです、これはかなり魅力的な数字ですね。

まだ産駒で大物は出ていませんが、これだけ安定的な成績を出していれば大きなタイトルを取る馬が出るのも時間の問題かと思います。

母の繁殖能力とニックス

父リッチイナフの安定感だけでなく、本馬の魅力は母オーヴィエの繁殖能力の高さにもあります。

母の兄妹馬ラシュヴァリ(La Chevalee)は募集時は4勝でしたが、その後勝ち星を伸ばし執筆時点ではシドニーのメトロ級でも勝利し6勝と約50万豪ドルを稼いでいます。

このラシュヴァリの父はWritten Tycoon、本馬の父父です。

本馬と血統構成的にも近いものがあり、非常に頼もしいですね。

他にも、ラシュヴァリの全兄妹でセン馬のドムタイクーン(Dom Tycoon)も10万ドル以上の賞金を獲得していてこの父との相性は間違いなさそうですね。

本馬はWritten Tycoonの後継種牡馬のリッチイナフに父は変わりますが、母との相性の良さは継続されるのではないか?と推測しました。

また本馬の母父Flying SpurはBMSランキング現在5位。

リッチイナフ産駒との相性はまだサンプルが少なく評価が難しいところがありますが、Written Tycoonとの相性を見てみると、Breednetでは最も相性が良いTop NicksとしてFlying Spurが紹介されています。

この組み合わせでは34頭が出走していて、28頭が勝ち上がり。RIch Hipsを筆頭に5頭のステークスウィナーを輩出しています。

とんでもない数字ですよね?

リッチイナフを種付けしたのは生産者側もこの組み合わせの良さを狙ってのものではないかと考え、この馬に強く惹かれました。

↑RSS川上代表著書 南半球で馬主になる

今後の活躍を期待

現在、本馬は去勢されていて来年4月のVOBISの総額100万ドルレース出走に向けて調教を進めているとRSSから報告をもらっています。

このレースに出走が叶い、好走できればいきなり募集額回収の可能性もあり、期待が膨らみますね。

馬体的にも父が短距離馬だけあって本馬もサイズがしっかりとあり、豪州らしいガッチリとした馬体をしています。

父産駒は短距離で走る馬が多く出ていますが、本馬は姉も距離がもっていることなどから川上代表からは「1600~2000mでも使えると思う」と聞いています。

気性的に前向きすぎるというか、ちょっと闘争心が強めな馬らしいですが、なんとか折り合って活躍の場を広げてくれたらと思います。

逆にリッチイナフ産駒はちょっと闘争心強目くらいの方が走るという話もあるらしいですけどね。

個人的に一口馬主でも気性が難しくてレースにならない・・・という苦い経験は何度かありました。

本馬の場合はすでに去勢されていて、少し安定してきているようです。

どうにか、大きな舞台で活躍してほしいと願う気持ちもありますがまずは無事にデビューを迎えどんなレースでも1着で駆け抜ける姿を見られたらと、今はそんな気分です。

厩舎は筆者としては初となるアーロン・パーセル調教師。実績十分の職人肌の調教師だそうです。

なんとか、この馬の良さを引き出してくれたらと願うばかりです。

↑RSS川上氏も登場するアフターコロナの留学


ジェイ

現役地方&海外馬主・競馬ライター

登録者4000人超え&累計再生200万回超えの元一口馬主YouTuber。社会人1年目から一口馬主を始め、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。地方個人共有とRSS や中條厩舎の豪州共有に加え北米MRHでマイクロシェアを行う。血統の配合相性を重視していて代表馬はロードヴァレンチ、リレーションハート等。

—最近の私–

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