様子見の末…2024年桜花賞馬候補！？DMM・キャリコの21に出資しました。

ベランジェール（キャリコの21）とは？

ベランジェールは父モーリス、母父ディープインパクトで2代母がモシーンという良血牝馬です。

DMMバヌーシーの2歳世代の中では育成も早く、ノーザンFからの評価はとても高いようでした。

北海道では脚元の怪我リスクを気遣ってか、15ー15程度の乗り込みが多く、スピード調教が不足しているのではないか？と素人目には考えておりましたが、天栄でも評価が高いので問題ないのかな？と思っていました。

今年のノーザンF産の2歳世代のモーリスは近親のダノンエアズロックを筆頭に、新馬戦から好成績を出す馬が相次いでいて、ベランジェールもこの波に乗ってくれたらと期待が膨らみました。

なにより、出資時は桜花賞を目標にして欲しいと思って、高額な牝馬でありながら1口出資を決めた馬でしたし、初戦から勝ち負けまではいかないにしても掲示板内くらいは、入って欲しいと思っていました。

しかし、木村調教師からは状態がやっと上がってきた、体力不足など課題も指摘されていて、SNSで見られる追い切り前後の歩様などを見ていると、ちょっと僕が見てもまだ完成は先かな？と思わせるものもありました…。

https://twitter.com/blackfrog1221/status/1679332321768382464?s=20

木津さんは毎日のように滞在中のベランジェールの映像をアップしてくださっていました。

これを見ると腹回りが細く、馬体重は450kgほどとのことですが、その割には頼りなく感じますよね。

牝馬なのでこのくらいでもいいのかもしれませんが、もう少し胸囲が増えてきて腹回りもしっかりしてこないといけないのかな？と思います。

そんな中ではありましたが、最終追い切りでは好タイムを出し2023年7月16日（日）に函館5R芝1800m新馬戦でルメール騎手を背にデビューすることが決まりました。

デビュー戦の結果は？

べランジェールは3枠4番から2番人気で出走しました。

これは、POGなどで評判になっていたことに加えて、ルメール騎手を確保していた点が大きいかと思います。

べランジェールは最終追い切り以外は正直時計的には物足りず、相手はライオンのレーヴジーニアルやバロンなどいい時計を連発している馬が多数いましたので、さすがに2番人気の馬ではないのでは？と思いました。

この辺りはDMMバヌーシーあるあるというか、2000口クラブは出資者の応援馬券などもあるためかオッズの旨みはないことが多い気がします。

それはさておき、レースはというと…

ベランジェールはまずまずのスタートを切りますが、後ろに控える競馬に。

折り合いは問題なさそうでしたが道中10番手あたりから直線を向いてもあまり伸びてこず、14頭中12着でフィニッシュとなりました。

最後の直線ではルメール騎手も着外を悟ってか、流していてあまり追われていないような印象がありました。

レースを終えて思うこと

厩舎内の序列争いも厳しい木村厩舎なので、もう少し競馬をしっかりして能力があるところを示して欲しかった部分はあります。

正直出資時から考えると期待はずれ感は否めませんがこれも競馬、仕方ないですね。

15-15は抜群に良くても早い時計を出したら案外だったという馬もいるようですしね。

とはいえ、まだ初戦ですし今回は行った行ったの競馬で前にポジションがないと勝負にならないようなレースでした。

また、モーリス産駒なので洋芝やパワーの必要な馬場は得意なのかな？と戦前思っていましたが調教の時計の出し方や走り方などを見ているとパンパンの良馬場でスピード勝負の方がこの馬は得意なのかもしれません。

1800mも長かったとのことなので次はマイル戦ですかね？

条件が変われば、一変する可能性はあると思いますし、今年はモーリス産駒は仕上がりが早いですが本来成長力がある血統です。

夏は調教を積んで秋に再度、という流れになるでしょうし、3歳クラシックという雰囲気ではなくなったかもしれませんが、なんとか未勝利戦終了までに勝ち上がってじっくりと力をつけていってくれたらと思います。

まだ諦める時期ではないですし仕上がり途上の状態ではあったかと思いますが、一度レースを経験したことがプラスに働けばいいなと思います。

頑張れ、ベランジェール！

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