
私も会員であるDMMバヌーシーの2025年1期募集馬の全頭分析記事です。
見解は全てジェイの私見であり、結果を保証するものではありません。出資は自己責任でお願いいたします。
ジェイの主な共有馬はトゥルーフェアリー(G1ATCオークス・G1ヴァイナリースタッドS出走)リッチシャンパン(豪4勝)ドーンエクスプレス(川崎2勝)リレーションハート(門別・大井各1勝)ハッピーゲート(大井2勝)出資馬は、ロードヴァレンチ(オープン)ミスティックロア(オープン)マックアルイーン(オープン)ベストミーエヴァー(スイートピーS3着)などです。
血統
2世代目種牡馬のコントレイル産駒です。
コントレイル産駒は執筆時点で出走産駒がおらずどのような結果になるかわかりませんが、芝の種牡馬として順当に大成すると話される関係者の方と、意外とダート馬に出る産駒も多いと思うと話される方がおり、どうなるのか個人的に注目しています。
個人的には母系が欧州系や豪州系などであれば基本は芝。米国系であればコントレイルの母系と相まってダートもこなせる馬が出てくる感じになるのではないか?とみています。キズナみたいなイメージですかね?
いずれにしてもディープインパクトの後継種牡馬として多大な期待を寄せられているのは間違いないと思います。
本馬は母系が米国系になるので、牝馬に出ているのはどうなのかな?と思う部分もあります。性別を考えてもダート色があまり前に出てきすぎないといいですよね。
シスタリーラヴはディープモンスターやダノンアレーという2頭の活躍馬を輩出している名繁殖で、半兄のグランデスフィーダやリガーレ、エースフライトもクラブで募集されたお馴染みの繁殖です。
この母の子はフレームが大きく脚長で、柔らかく体を使える馬が多いので勝ち上がり率が高いのも納得です。
リガーレは私も出資していて現状まだ3歳1勝Cですが、ダートも試していないですし晩成傾向がある母系なのでまだまだクラスを上げていける期待値はあるのかなと思っています。3歳の現時点でももうちょっとやれるかと個人的には思っていたんですけどね。
ディープ系種牡馬で活躍馬を出していることからもディープ系のコントレイルがついているのは頼もしいところ、ディープ後継としてついているまさに王道パターンかと思います。
1つ上の全兄エースフライトから連続でコントレイルをつけられており、その配合に牧場は自信を持っているのかなと思います。
これまでのシスタリーラヴの子供は池江厩舎所属でしたが今回は手塚厩舎所属に変わりました、この変更は何を意味するのでしょうか?
また、Xを見ていたところ、イクイノックス産駒の牝馬であるシスタリーラヴの25はユニオンで提供されるとの情報を見つけました。
同じ牝馬でありながら外のクラブであるDMMにこの24産は出していいます。
そのため繁殖入りはDMMが自家ですることになるのがこれまでの通例です。それに対してユニオンは牧場が引退時に10%で買い戻しをすることができますので、ユニオンがどちらの牝馬を有力視しているか?と言われると、25産の方だということだと考察できます。しかし、一方で矢野牧場さんのユニオン提供馬は成績が悪いという情報も寄せられており、若干混乱しています(笑)
馬体歩様
4月生まれながらすでにサイズがあり、手足も長いので芝中長距離馬っぽいフォルムですね。
兄弟馬を見ていても、成長力あるので最終的には兄たち同様大型になっていきそうな気がします。
この母は子出しがよく、どの子も柔らかさがあり前後の連動性がよく背中が使えるのですがこの子もそう。
横からの歩様を見ると、やはりいいなと思います。
柔らかさや可動域の広さ、背中と首の使い方や前後の連動性は今回の1期募集でトップクラスだと思います、リガーレもそうでしたが、教科書的な動きをする馬だなという気がします。
歩きを見る限りめちゃくちゃダートっぽいというわけでもないのですが、これはどうなんでしょうね?コントレイルをゴリゴリの芝種牡馬としてみるならこれでいいような気がしますが思ったよりダート寄りになったケースを考えるとちょっと中途半端な感じにならないか心配な気もします、できれば芝で行ってほしいですね、牝馬ですし。
あと、上の子に比べてこの子は右前の蹄が内向していてちょっと怖い感じがしますね。
これから大型になると仮定すると相当な負担がかかる可能性があります。母産駒の出走歴をみてもそこまで虚弱体質っぽい感じは受けませんが、できれば前脚の形状が怖いのでギリギリまで様子見をしたいところです。
全兄や半兄の売れ方をみても即満口はないと思いますので、じっくり様子を見ながら向き合っていくのがいいんじゃないかと思います。あとは全く瓜二つというわけではないですが、全兄エースフライトがどうなるかも確認してから出資したいところですね。
あとは厩舎が変わったことはどっちのメッセージなのか?がわからず難しいです。関東馬になるのでチャンピオンヒルズを使えないのは痛い気もするのですが果たしてどうなるでしょうか?
注目馬の1頭であることは間違いありませんが、出資を検討されている方もすぐ飛び付かなくてもいいのではないか?という気がします。一番いいシナリオは「コントレイルが芝種牡馬だとわかる、全兄が活躍、頓挫なく育成進む」。この3つが揃えば自分も出資を検討したいと思っていましたが、、、25産がユニオンに行くという情報を得て若干テンションが下がりましたね。繁殖の規約がどうなっているか、この馬は詳細が出たらしっかりチェックしておこうと思います。
告知
サララボ代表のジェイが馬の見方や競馬を勉強する過程で、大変お世話になったオーストラリアのNSW州の中條大輝調教師と、馬の見方についてや 競馬について勉強していく会員制コミュニティ「JJ Racing Club」をDMMオンラインサロンさんにて運営中です。
これまで3度サロンメンバーの皆様とセリに参加しており、モアナとターボ、さらに大狩部牧場さんとコラボでサニーという素晴らしい3頭落札できました。
オーストラリアでは日本のような馬主資格がなくとも正式な馬主になれますので、日本で馬主資格を持っていない方も共有馬主になっていただくことができます。
共有オーナーは1/40口から募集しており月の維持費は放牧中が月4000円程度。
入厩中が月1.2万円程度となっています。
サロンでは中條調教師やサララボライターでもあるエムイシ氏のディープなコラムを毎週配信している他、オーストラリアンで開催されるセリに上場される注目馬ついても配信中です。
さらに、毎月中條調教師やジェイとサロンの皆様との相互交流会をオンラインで行っています。
直接調教師に質問をぶつけられる他、レース回顧で調教師やジョッキーの心理について勉強するなど大変会員の皆様の満足度が高く評判が良い交流会となっています。
オーストラリア 競馬をベースに学んでいきますが日本の 競馬にも活かせる部分はあると思います、ぜひお気軽にご参加ください。
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