この馬を一言で表せば、ニックスの詰め合わせ。
ガーンディーヴァの血統表を理解したらゴルシのニックスの8割を理解できると思います。

ゴルシニックスの教科書として残していきますので、是非ブックマークしておいてください。

では、１頭ずつ血統表を見ていきます。

血統解説

レッドスパーダ

レッドスパーダは、ゴルシ牡馬でも最上級のヴェローチェオロの母と3/4同血です。(父タイキシャトル×母父ストームキャット)

特にタイキシャトルは、父系が超絶ニックスのロージズインメイと同じデヴィルズバッグ系。
母がニジンスキー×ナスキロ×ナスペリオンと、ゴールドシップが求める要素を1頭で補完してしまっている馬です。

ストームキャットはあまり相性は良くないものの、影響力が薄まればその中の血はむしろニックスだらけ。タイキシャトルを経由することでマイナスにはなりません。

アドマイヤコジーン

ステイゴールド系と抜群の相性を見せるアドマイヤコジーン。

父ステイゴールド×母父アドマイヤコジーンでは出走3/4が勝ち上がり、ウインブライトが含まれます。
父父ステイゴールド×母父アドマイヤコジーンでも3/5が勝ち上がり、高松宮記念3着のトゥラヴェスーラがいます。父ゴルシでは1頭だけいますが、マイネルモメンタムなので勝ち上がっています。

これはステイゴールドの母母ダイナサッシュとアドマイヤコジーンの母アドマイヤマカディの血統が非常に相似している事に求められます。
ゴールドシップの場合、さらにパストラリズムも近い血統を持っているためより強固なニックスが見込めますね。

頭数は少ないですが、積極的に狙っていきたいニックスです。

マイニング

母のI Passが非常に素晴らしい。
父のバックパサーは説明不要の超ニックス血統。
母父マジェスティックプリンスもロイヤルチャージャー、アリバイ、マームードなどのゴルシ要素を強化する血統が豊富に含まれている。
また、ニックスとして最近注目しているエイトサーティも持っているのは完璧。

カコイシーズー

ウインマイティーの母父。
カコイシーズーも非常にアメリカンな良血で、ゴルシに欲しい突進系血統を非常に豊富に持っている。
特に母父Jesterは、父トムフール　母エイトサーティで非常にゴルシに活力を与える血統。

さらに5代母ニジンスキーセンチメントも、父ニジンスキー、母スティールハートの全兄弟で、ゴルシ的な要素を押し上げるニックス。

このように全面的にニックス要素が強く、ゴールドシップの奥に眠る古のアメリカ血統が刺激されまくる構図。

札幌1800mでデビューしますが、舞台も悪くないので、楽しみにデビュー戦を見たいと思います。

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