【宝塚記念2023予想】海外馬主がガチ予想!イクイノックスを脅かすのはこの馬だ!

ジェイ
ジェイ
どうも、ジェイです。
今回は宝塚記念2023予想記事を掲載していきます。
G1レースは2連勝中と好調です、今週もバッチリ決めていきたいと思います。
よろしくお願いします、

過去10年データ

・馬齢

4歳(3-1-5-28)

5歳(7-4-5-37)

6歳(0-4-0-25)

7歳(0-1-0-14)

8歳(0-0-0-8)

⇒4歳~5歳が中心 7歳以上は割引

・ローテ

天皇賞春(4-3-2-32)

大阪杯(2-2-1-18)

鳴尾記念(1-3-0-13)

ドバイSC(1-1-2-6)

目黒記念(1-0-1-12)

⇒天皇賞春は3着以内馬(1-0-1-13)4着以下馬(3-3-1-19)と馬券外馬の巻き返しに注目

・性別

牝馬(4-1-6-15)

⇒複勝率42%と優秀 牝馬は要注目 過去10年中9年で馬券内に牝馬が入る

クッション値

土日は晴れ予報なので、クッション値は9.5以上と乾いた馬場になる想定で検討する。

乾いた阪神芝2200mの脚質は

・逃げ 複勝率41.2%

・先行 複勝率23.7%

・差し 複勝率25.0%

・追込 複勝率20.0%

となっていてレース数が少なくサンプルが少ないものの基本的に前に行ける馬を狙う方が良さそうだ。

逃げ馬は人気薄でも注意したい。

上がりに関しては

・上がり1位 複勝率36%

・上がり2位 複勝率44.0%

と他の舞台と比べて上がりの速さと馬券内率が連動しにくいところもこの舞台のポイント。

種牡馬別では

・キズナ産駒 複勝率40.0%

・キングカメハメハ産駒 複勝率53.8%

・ドゥラメンテ産駒 複勝率66.7%

とスタミナに富んだ種牡馬が優秀。

ディープインパクトやルーラーシップ、ハーツクライにエピファネイアなどは複勝率が低い結果となっている。



レース概要

阪神芝2200m内回りで行われるレース。

枠は内枠と外枠に良績が集まり、真ん中が不振なレースとなる。

2013年、2014年のゴールドシップの連覇や、2020年、2021年のクロノジェネシスの連覇。

2019年、2020年連続で2着のキセキなどリピーターが多いレースとしても知られる。

阪神芝2200m内回りは直線が短く、スローからのキレ勝負ではなくコーナーから加速していき捲り気味にポジションを上げていくいわゆるロングスパート能力に長けている馬が強い傾向がある。

そのため、欧州的なタフな血統が求められる傾向にあり、バゴ産駒のクロノジェネシスが連覇したのも頷ける。

逆に日本の主流血統であるディープインパクト産駒の成績が不振であることでも有名で、阪神芝2200m内回りの近5年のディープインパクト産駒の着順は(9-9-8-72)の複勝率26.5%単回収55.4%とディープ産駒としてはかなり不振。

逆に阪神内回りを得意とするキズナ産駒は(5-3-2-24)と複勝率29.4%単回収289.7%でディープインパクト産駒を上回る。

その他種牡馬で複勝率が優秀な種牡馬はドゥラメンテ産駒(3-2-2-4)やゴールドシップ産駒(3-1-2-8)などがいる。

全てに共通しているのはスタミナ血統寄りであるということ。

トニービン持ちの好走率も高く、長くいい脚を持続的に使える馬に狙いを定めていきたい。

天皇賞春は比較するには距離が長すぎるためか、好走馬との相関関係があまりないが、小回りでスタミナを求められる有馬記念で好走した馬は、ここでも好走する傾向がある。

リピーターレースであるということは、それだけこの舞台適性を求められるレースだということなので、舞台適性を重視して予想をしていきたい。

イクイノックスを能力でねじ伏せられる馬は今の日本国内の現役馬にはいないだろう。

しかし、特殊な舞台で抜群の適性を発揮すれば、イクイノックスを脅かす可能性がある馬はどの馬か?という視点で今回は印を打ってみた。

◎5イクイノックス

○11ジェラルディーナ

▲10ディープボンド

△14ブレークアップ

☆16ユニコーンライオン

穴17ドゥラエレーデ

注4ボッケリーニ



各馬評価

◎5イクイノックス

さすがにこの馬を外すことは不可能。

G1を3連勝中で、連携性の強い有馬記念を3歳時で斤量恵まれていたとはいえ完勝。

阪神2200mは初出走となるが、適性がベストでなくても力で押し切れてしまう気がする。

ドバイSC帰りのローテも悪くないし、死角となりそうな要素が非常に少なく軸に最適な1頭。

強いて懸念点を上げていくと、初の関西での出走や前走初めて逃げたので、今回どういったレースになるか?というあたりであろうか。

ただ、関西での初出走については、帰国後栗東入りし既に調整をしているため厳密には関西輸送にはならない。栗東の水が合わなければ…と思ったがフォトパドックを見る限りそんなこともなさそうで体調は良さそう。力を出せる状態にあると思う。

懸念となるのはもう一方、前走世界に衝撃を与えたドバイSCの逃げ切り勝ちのほう。

福永元騎手もメディアでもともと控えた馬が一度逃げる競馬を使うとそのあとが難しいとコメントしており、今回ルメール騎手がどのような騎乗をするかにも注目。

前に行きたい馬が今回は多いので、逃げずに好位~中団あたりに控えるのではないかと予想している。

粗を探してもこの程度の懸念点しか浮上しない馬なので、実力でひっくり返すのは相当難しいと思われる。

母系には好走傾向にあるトニービンも入り、血統的に裏付けも十分。

オッズの旨味を求めるなら馬単2着固定や3連単2着固定の少ない点数で勝負するのも戦略としてはありだと思うが、逆らわずに相手の穴馬を探した方が今回は無難な気がする。

○11ジェラルディーナ

イクイノックスの勝利を脅かす可能性が最もあると筆者が考えているのは、牝馬のジェラルディーナだ。

前走のQE2世Cと大阪杯で6着に沈んでおりやや物足りない印象を受けるが、連携性の強いイクイノックスが勝利した去年の有馬記念では展開が向いた部分もあったが3着を確保して牡馬と混ざっても戦える能力を示している。

また、去年は今回と同じ舞台の阪神芝2200mのエリザベス女王杯を勝利していて、その前も中山2200mで行われたオールカマーも勝っている。

モーリスはスタミナやタフネスが豊富な種牡馬で、欧州的スタミナを伝えるサドラー系を含む形。ボトムラインも英国系で今回の好走傾向にも合致している。

何より、大箱で直線キレ勝負では分が悪いものの、小回り非根幹コースで強さを発揮する馬なので、舞台適性が今回最もある馬の1頭だと考える。

牝馬成績も良いレースなので、テン乗りとなるが名手武豊騎手の一発に期待をしたい。

▲10ディープボンド

次点で頭の可能性があると考えているのが、キズナ産駒のディープボンドだ。

天皇賞春の3着以内の馬は好走しにくいというデータがあるが、他の要素から今回はディープボンドを3番手に評価したい。

ディープボンドは去年の宝塚記念の4着馬で、すでにこのコースへの適性を一定示している。

勝ち馬がタイトルホルダー、2着2馬身差でヒシイグアス、3着さらに2馬身差でデアリングタクト。デアリングタクトとハナ差の4着がディープボンドだった。

つまり、ほぼ馬券内とそん色ない走りを前回している。

ちなみにこの年の6着馬はエフフォーリア。7着ウインマリリン、8着パンサラッサと豪華メンバーだった。

馬の能力の比較は困難を極めるが、メンツを見比べると去年のメンバーの方がメンバーレベルは高そう。その中で馬券内に近い走りをしていたというのは素直に評価すべきだろう。

特にリピーターが多いレースなのでこのコースで実績があるのは大きな加点ポイント。

去年は惨敗したが一昨年の有馬記念でもエフフォーリアの3/4馬身差2着と力を示している。

キズナ産駒は阪神芝内回りの戦績がよく、欧州でもフォワ賞を勝ったようにスタミナも一線級。

ムラがあるタイプではあるので軸馬タイプではないかもしれないが、ハマったときの到達点の高さがあるので、買い目にはぜひ入れておきたい。

△14ブレークアップ

4番手には中穴のブレークアップを指名する。

父欧州系種牡馬に母父クロフネと連覇を果たしたクロノジェネシスと近い血統構成を持ち、SS色がない血統構成がこのレースでは加点評価になる。

スタミナが求められる東京芝2500mのアルゼンチン共和国杯を制していて、ローテ的に相性がいい天皇賞春の馬券外馬となる(天皇賞春は4着)。

また、阪神ではないが求められる適性が似た舞台である中山芝2200mで未勝利、1勝C、2勝Cと3つ勝ってきていて、舞台適性は侮れない。

実績的には上位馬たちより1ランク落ちてしまうが、舞台適性でその分カバーできれば非常に面白い存在。

☆16ユニコーンライオン

7歳馬の成績が不振ではあるが、5番手評価はユニコーンライオンを指名する。

前走クイーンエリザベスステークスは5着。これは馬券外にはなってしまうが、かなりハイレベルなレースだったので大健闘の5着といえる。

また、一昨年ではあるが宝塚記念で人気薄ながら2着に来た経験があり(勝馬クロノジェネシス)舞台適性は示しているため侮れない1頭。

血統的にも欧州血統でスタミナに富む構成。

今回ドゥラエレーデとこの馬がハナ争いかと思うが、なんとお互いピンク帽子。

ドゥラエレーデの方が外にいるのはこの馬にとっては不幸中の幸いで、いかにスムーズにポジションをとれるかがポイントになる。

あまりにも前が激流になってしまうとさすがに厳しいかもしれないが、ドゥラエレーデが譲ってくれた場合、この馬が残す可能性はかなり出てくるのではないかと期待する。

というのも、宝塚記念に限らず逃げ馬は各馬からゴリゴリにマークをされているときよりも、マークが外れているときの方が馬券内に来ると筆者は考えている。

完全に蛇足だが、最近の例で行くと、パンサラッサのサウジカップの勝利は、皆がパンサラッサをゴリゴリにマークしていたわけではなかったことも勝因の1つだと思っているし、予想時もそのことをYouTube配信で話していた。

皆がイクイノックスを意識して仕掛けるポイントを探る中、皆の意識から外れたこの馬が激走パターンはあると思う。逃げ馬の馬券内率が高いこの舞台でこそ狙いたい1頭。



穴17ドゥラエレーデ

本来外枠は有利ではあるのだが、前に行きたいこの馬にとって大外枠はプラスではないだろうと考えこの評価にとどめた。

実に11年ぶりとなる3歳馬の挑戦となり、データ的には読みにくい部分もある。

中山芝2000mのホープフルS勝ち馬であるので、小回り適性と能力は一定示しているということに加えて、この舞台でとんでもない複勝率の高さを誇るドゥラメンテ産駒だということで取り上げてみた。

UAEダービーもペリエールが先日ユニコーンSを制覇したように非常にハイレベルな中で2着に入っているところもこの馬が舞台を選ばない強さを持っていることを証明して理宇。

斤量の軽さを活かした逃げ・先行で古馬たちをぎゃふんといわせる走りを期待したい。

調教も自己ベストをマークしまくっていて、馬体重も増えながら動けているらしい。ドゥラメンテ産駒で母父オルフェーヴルであれば早熟よりは成長力にも富むタイプだと思う。

こちらもユニコーンライオンと同じ内容になるが、逃げ馬の成績がいいこの舞台で狙っていきたい。

注4ボッケリーニ

最後に注意が必要な馬として取り上げるのはボッケリーニ。

成績がいいキングカメハメハ産駒だ。

こちらも7歳馬と好走傾向からは外れてしまうが、今回数少ないトニービン持ちの馬ということで紐には入れておいてもいいのではないかと思いピックアップしてみた。

阪神芝2200mの戦績はないが、ローテとして悪くない鳴尾記念組(勝ち馬)かつ、中山2500mの日経賞で2年連続2着。東京芝2500mの目黒記念を制し、中山芝2200mのAJCCも3着に入るなど今回の舞台と求められる能力が近い舞台で好走しているところは特筆すべき点。

G1になると1枚力が足りていない気も戦績を見ているとするが、高配当を狙うのであれば適性と血統で抑えておくのもいいのではないかと思う。


ジェイ

現役地方&海外馬主・競馬ライター

登録者4500人超え&累計再生250万回超えの一口馬主YouTuber。豪州競馬会員制コミュニティJJ Racing Club 共同代表。社会人1年目から一口馬主を始め、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。地方個人共有とRSS や中條厩舎の豪州共有に加え北米MRHでマイクロシェアを行う。血統スタッツや馬体・歩様を重視していて代表馬はトゥルーフェアリー、ロードヴァレンチ、ミスティックロア等。

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