どうも、ジェイです。今回は2020年12月、もう2年近く前になりますが、一口馬主として初めて賞金を獲得したときにの明細を見ながら、一口馬主のリアルをお伝えしていけたらと思っています。あれ、このタイトル見たことあるな?と思った方、鋭いですね。これは『ジェイのG1馬主への道』
私がYouTubeをやっていたときに9万回以上再生された、ヒット動画?の1つのリメイク版になります。
動画を非公開にしているのでせめて文字で情報をお伝えしようと思います!それでは早速行ってみましょう!
今回取り上げる馬は?
私の出資馬の初レースは、2020年12月の中山競馬場の2歳新馬戦でした。ソレンニータというドゥラメンテ産駒の牝馬でロードホースクラブの所属馬、1/500口を持っていました。
レースの結果は9着でした。
2020年12月、実は私のもう1頭デビューした別のロードホースクラブの出資馬がいました。ダンカーク産駒のロードギガースです。
この馬は2歳新馬戦8着でした。
さて、この2頭の戦績、お世辞にもいい結果だったとは言い難いと思いますが、1口あたりの賞金はどの程度だったのでしょうか?
賞金のシステムは?
レースの本賞金は平場であれば
1着=100%
2着=40%
3着=25%
4着=15%
5着=10%
というように着に応じて付与されます。
一方、6〜8着の場合(重賞の場合は10着まで)出走奨励金が交付されます。
6着=8%
7着=7%
8着=6%
となっています。
また、全てのレースで規定を満たせば特別出走手当が交付されます。
※タイムオーバーなど一部例外あり
実際の賞金はいくら?
こちらが実際の明細になります。
2歳新馬戦の特別出走手当はそれぞれ41万1000円でした。
ロードギガースの方は8着に入ったので出走奨励金が42万円入っています。
従って2頭の獲得賞金の合計は
132万2000円
ということになります。
ここから、源泉税や進上金、営業手数料や消費税などいろいろ引かれまして
500分の1口で残った金額はというと…
570円ですww
厳しいですね。500分の1口とはいえ、これは流石に少なく見えますよね?
それもそのはず、本当に少ないんですw
実はロードは特別出走手当はプールされて、年次分配でまとめて支払われます。
1口あたりに配分される新馬戦の出走奨励金は500円程度のため、
500円×2=1000円は今回の支給から省かれていることになります。
本当に今回の2レースで稼いだ額の1口あたりの配当は570円を合わせると、
約1500円ということになります。
大変ややこしいですねw
1戦した後の回収率は?
ちなみにこの時点で特別出走手当を支給したものとして計算される馬代+維持費(会費は除く)に対する回収率は…
ソレンニータ=0.8%
ロードギガース=1.8%
まあこの戦績でお互い1戦ずつですから仕方ないですね(笑)
みなさん馬に出資するとき、特に初心者の方は維持費をあまり大きく考えず最初の馬代のみのことを考えがちですが、維持費を払う期間は意外と長いので注意が必要です。塵も積もれば山となります。
例えば2歳1月から月1000円の維持費を払い続けるとして、
未勝利戦が終わる3歳9月まで現役を続けるだけでも
月1000円×21ヶ月=21000円
ノルマンディーの激安馬に1口出資できるくらいの値段になります。
頭数を増やす際には、この維持費がのしかかるということを意識した上で出資検討をされるのが良いかと思います。
僕が親しくしている節約大全のこまちさんは、どうせ維持費が重くのしかかるなら、初期の馬代が高くても活躍期待の高い馬に出資した方が投資効率的にはいいのでは?とお話しされていましたね。
様々な考えがあると思いますが、個人的には月の維持費はなんとか相殺する走りを各馬に期待したいなと思っているところです。みんな健康に頑張ってくれ〜!!
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登録者4000人超え&累計再生200万回超えの元一口馬主YouTuber。社会人1年目から一口馬主を始め、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。地方個人共有とRSS や中條厩舎の豪州共有に加え北米MRHでマイクロシェアを行う。血統の配合相性を重視していて代表馬はロードヴァレンチ、リレーションハート等。
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