【一口馬主体験談】ノルマンディー2023募集馬見学ツアーに初参加した感想と1番よく見えた馬は? byジェイ

ジェイ
ジェイ
どうも、ジェイです。
今回は初めて参加したノルマンディー2023募集馬見学ツアーに参加したレポートを書いていきます、よろしくお願いします。

ノルマンディー2023募集馬見学ツアー概要 

◆ 日程
2023年10月7日(土)

◆ 定員
先着200名(同伴者含) 新千歳空港からの送迎希望は80名まで※同伴者の人数は3名まで

◆ スケジュール

10:15 新千歳空港集合(送迎希望の方)
12:00 HBA北海道市場集合(送迎なしの方)
昼食
12:45 展示スタート
16:00 終了、送迎希望の方は空港へ向け出発
17:30 新千歳空港着

◆ 参加費
送迎付き:8,800円
(新千歳空港⇔HBA北海道市場送迎代・昼食代込)
送迎なし:5,500円(昼食代込)

◆ 参加特典
【会員】
☆ ツアー優先出資枠
(1会員につき1頭1口分のみ。※母馬優先の対象馬は除く。優先枠を使用しなかった場合、月会費3か月分無料)
☆ 2,000クラブポイントプレゼント
【新規】
☆ ツアー優先出資枠(同条件)
☆ 入会金無料(有効期限あり)
※同伴者にはツアー優先出資枠、クラブポイントプレゼント、入会金無料の特典は付与されません。

参考:ノルマンディー公式HP




行程&コメント 

新千歳空港集合→HBAへ

→集合時間の1時間前着のフライトで新千歳空港入りしたので(当日フライト遅れが怖かったので)空港の椅子で募集馬情報を再検討しながら過ごしていました。

デアリングタクトの上着を着ている人など集合場所で明らかにツアー参加者っぽい方も見かけたのですが、そこまで人が集まっている感じでもなかったのでバス1台分くらいかな?と思っていましたが、スタッフの方が点呼を始めると「うわ、この辺の人たちみんなそうだったのか!」と一般人に擬態した?ツアー参加者たちがゾロゾロと集まり、最終的には観光バス2台分がほぼ満員状態でした。

席は自由なので友人と参加していた方は友人同士で喋りながらバスに乗っていましたが、僕はソロ参加だったので、途中から隣の席になった会員さんに話しかけて、ノルマンの話やら今気になっている馬についてやら話しながら会場に向かいました。

なんとノルマン初出資馬がクイントンという同じ馬(ファンド解散済み)という共通点があり隣の方とは会話が弾みました。こんなに会話が弾んでいたところあんまりなかったかも。

というのも見学ツアーはソロ参加の方の比率の方が多く(目測)バス車内はわいわい喋り声が飛び交う感じではなく、比較的静か。

競馬中継を無音で見ている人や、寝ている人、各々過ごしていました。

バス移動は予定通り、片道概ね1時間半ほどでした。

HBA北海道市場到着→昼食

HBA北海道市場に到着すると、まずは昼食です。

謎の食券システムが採用されていて、バスから下車すると弁当引換券とドリンク引換券2枚をもらいます。

流石に弁当1人で2つ食べる人いないでしょ(笑)とは思いつつもここは素直に従います。

昼ごはんは、エクリプスホテルのお弁当と豚汁、ドリンク(僕はヨーグルトドリンクを選択、2本もらえます)。豚汁があったかくて美味しかったですね、しみました。

席は自由で、僕は外の簡易机とパイプ椅子的な椅子で食べました。

ソロで食べるのも寂しいので、隣の席に座っていた人とそのまま一緒に行動、一緒にお昼も食べました。

昼食時に社員さんやスタッフさんと喋れるのかな〜?と少し期待していたのでそんな気配は全くなし(笑)

むしろ社長さん含めスタッフさんたちは弁当の食券のもぎりやら、裏方作業をしていました。

展示スタート

展示は周回展示というパドックのような場所を1頭ずつ、3周ほど回る展示と、個別展示と言って約10頭を一斉に見る展示があります。

周回展示は12時45分から開始ですと言われていたのですが、昼食を早めに食べ終わった方からパレードリンクのいいスポットの場所取りをみなさんされていて、初参加だった僕は少し出遅れました。

しかも、おそらく気性が怪しい馬が出されていたのだと思いますが、12時45分の周回展示を前にして、パレードリンクに入って歩いている募集馬もいました。

その馬は6番のシンコーメグチャンの22です。

※僕が展示の方に行ったときにいたのがこの馬でそれより前に出てきていた馬もいたかもしれません。

血統的におとなしい子ではないと思いましたが、事前練習?でもしっかりチャカついてました。

個別展示では血統評論家の望田氏の解説をBGMに1頭ずつ馬を見ていきます。

事前に注目していた馬、ノーマークだったけど実馬を見るとよく見えた馬などさまざまでしたが、ひとまず見て気づいたことをひたすらメモ。

今後の全頭診断に向けて全頭馬を見ながらメモを打ち、よく見えた馬は自分で見返すために動画撮影をしました。

周回展示が終わると、休憩を挟んで個別展示です。

約10頭ずつ出てくるのですが、時間が限られるため写真を撮りに回るくらいであれば全頭いけると思いますが、じっくり確認したりスタッフの方と話をしたりすると全頭は無理だと思いますのである程度あたりをつけていくといいと思います。

写真は大人気だったサウンタの22。

ドゥラメンテ産駒のラストクロップですからね。

主催側はマイクを持ちながら展示を回り、募集馬について解説をされていましたので、そちらの情報を得たい人はそれについて回る形でもいいと思います。

私は自分で馬を見て引き手の方に気になったことを確認して回りたかったので、主催者御一行はほぼ完無視(笑)

むしろ人数が多くなり落ち着いて馬を見られないので、御一行とはなるべくバッティングしないようにルートを組んで気になる馬を回りました。ここは好みだと思います。

岡田さんらの話を聞きたい人は、それについて回るのも良いでしょうし、それより馬をじっくりみたいんだという人は、僕のようにあえて違う場所に行くのもいいかなと思います。

スタッフの方と話しながら回ると、概ね1ロットで約半分の5−6頭は確認できたかなと思います。

個別展示は3ロット分繰り返して終了です。

当日入りで早朝の便のフライトから、バスの移動、さらに募集馬を集中して歩き回ってみたためなかなかの疲労感がありましたが、見たい馬はしっかりみられましたし、ノーマークだったけど実馬をみて急浮上して出資したいと思える馬もいましたし、大変充実感のある見学ツアーでした。




お土産類 

参加者特典として、デアリングタクトのトートバックとバインダー、岡田一族のおすすめお菓子類などがもらえました。

お菓子は普通の市販されているものですが(笑)

デアリングタクトトートバックは造りもしっかりしていて、当日バインダーなどのものを入れるだけでなく普通にエコバッグ的な使い方や競馬場に行く時の手提げカバンとして重宝しそうです。

出資者の方からしたらたまらないと思います。

そもそも、送迎付きプランでも8800円でクラブポイントが2000ポイントつきますので実質6800円。

かなり安価です。

さらに、ツアー参加者に与えられる優先出資枠を使わなかった場合は3ヶ月分の会費が無料になる=3300円免除となるため、これを適用するとツアー参加費が空港往復送迎付きで3800円と赤字レベルになってしまうんですよね。

これで昼食もついて、お土産もつくわけですから、このツアーで儲けるという考えはなく、馬を見てもらって馬を買ってもらうためのサービスとして行なっているんだろうなと感じました。

私はツアー最優先枠はありがたく使わせていただく予定ですので、実質6800円ですけどね(笑)

今後への改善要望

全体的に大変満足度は高かったのですが、1点だけ気になったポイントがありました。

人繰り的に難しいところがあるのは重々承知ですが、個別展示で馬について引き手のスタッフの方に質問した時、ちらほら「この馬僕普段担当じゃないのでわからないです」というコメントがあった馬がいました。

たしかに、担当じゃない方が展示で馬を引くことはあるでしょうし、これはマンパワー的に仕方ないと思います。

ただ、せめて短いコメントだけでも、自分の担当していない馬を引く場合には本来の担当の方に聞いておいて、伝えてもらいたかったなというのが本音です。

特に出資優先度が高い馬、本命視している馬で「わかりません」という回答だとちょっと参加者としてがっかりしてしまう部分はあると思います。

会費も安いですしこの見学ツアー自体も安価なので多くを求められないのは重々承知ですが、ほんの数分、聞き取ってそれを答えてもらえるだけでも参加者の満足度はかなり向上すると思いますので、あえてここは厳しい目線での意見も述べさせていただきます。

私も今回東京から飛行機移動で参加しましたし、他にも遠方からこの日のために集まった方々が多くいらっしゃいました。

みなさん情熱を持って、お金も時間もかけて参加されている方が非常に多いと思うので、ぜひ来年ここが改善していると嬉しいなと思います。

1番よく見えた馬は? 

ここまでツアーの体験談を書いてきました。

ここからは、少しだけ個別の募集馬について書いていこうと思います。

事前に立ち姿や血統で当たりをつけていったものの、実馬を見るとかなり評価が変わる馬が多かったですね。

ノーマークだったけれど浮上した馬については次の更新する記事で書いていきたいと思います。

今回の記事では総合的に1番よく見えた馬を書いていきます、それは…。

13番のメイグレイスの22です。

僅差で6番のシンコーメグチャンの22なのですが、気性が結構やばそうなので総合力でメイグレイスの22かなと今は考えております。

前勝ちでトモはまだ入っていませんが、スタッフの方曰くまだ馬場で乗り出しておらずこれから調教を重ねていけばトモも良くなってくるだろうという話でした。

周回展示ではスピードに乗って歩けずそこまでよく見えませんでしたが、その後の個別展示ではとてもよく見えましたね。

胸が深いですしトモ高のシルエットでまだまだ成長しそう。

また、ノルマンディーはヘニーヒューズ産駒の戦績がよく、ある程度育成方法や走る馬の形を掴んでいるようでした。

背中が短いので距離はそこまで持たない、1400m迄くらいかもというコメントでしたが馬体のサイズ感やイメージ、血統とは合致しているので良いと思います。

早い組は坂路を上がっているそうで、そこまで進んでいる組ではないようですが、早熟性もあるヘニーヒューズという血統はノルマンのゆっくり目の育成でもそれなりのタイミングでデビューできると思うので、会う気がします。

今年は少し、全体的に育成は早めにやっているという話もツアー内ではありました。




総括

総合的には大変満足度が高く来年もぜひ参加したいと思えるツアーでした。

少し肌寒かったですが、天気にも恵まれて絶好の見学日和でしたね。

クラブのツアー自体初めて参加したのですが頭数も32頭と多すぎず少なすぎず、ちょうどいい頭数なので、疲れ果てるほどでもなく馬を集中して見ることができました。

私は東京からの参加だったため通算移動時間が長くそこはしんどかったですが、馬を見ている間はあっという間に時間が過ぎていきましたね。

やはり立ち姿の写真と実馬を見るのでは全く印象が異なるので、実馬を見ることの重要性は改めて感じました。

欲を言えばBIG BOSS岡田牧雄さんに会いたかったですけどね(笑)

また来年、仕事の都合がつけば参加したいと思います。

ツアーでお会いした方、また来年お会いしましょう!!


ジェイ

現役地方&海外馬主・競馬ライター

登録者5000人超え&累計再生250万回超えの一口馬主YouTuber。豪州競馬会員制コミュニティJJ Racing Club 共同代表。社会人1年目から一口馬主を始め、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。地方個人共有とRSS や中條厩舎の豪州共有に加え北米MRHでマイクロシェアを行う。血統スタッツや馬体・歩様を重視していて代表馬はトゥルーフェアリー、ロードヴァレンチ、ミスティックロア等。

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