私も会員のノルマンディー2024年1次募集全頭分析を行っていきます。
見解は全てジェイの私見であり、結果を保証するものではありません。出資は自己責任でお願いいたします。
ジェイの主な共有馬はトゥルーフェアリー(G1ATCオークス・G1ヴァイナリースタッドS出走)ドーンエクスプレス(川崎2勝)リレーションハート(門別・大井各1勝)出資馬は、ロードヴァレンチ(オープン)ミスティックロア(オープン)マックアルイーン(オープン)ベストミーエヴァー(スイートピーS3着)などです。
現3歳世代出資馬の勝ち上がり率は67%、地方・海外共有の3歳世代も合わせると78%が勝ち上がっています。
No22シャンハイロックの23
血統(ジェイ)
初年度産駒の評判が高い2世代目種牡馬モズアスコットです。
地方馬ですが3戦3勝で重賞鎌倉記念を勝ったベアバッキューンを筆頭に、中央でもモズナナスターなど活躍馬が出ており、繁殖の質や種付け料を考えるとかなり善戦していると言えるのではないかと思います。
本馬は半兄にジェネラーレウーノを持つのですが、2代母含め実はそれ以外にめぼしい活躍馬はおらず、中央で勝てていない馬も多いので正直一発屋感は否めません。
ただ、最大火力はありますし種もいいので、安易に半兄の名前で飛び付かずしっかり馬を見て考えるのが良いかと思います。
インクロスも本数が多く濃いので、体質面などは要注意ですね。
馬体・歩様(ジェイ)
サイズやや大型でいい感じですね。
サイズの割に胸が浅いですが、まぁとはいえこのくらいなら全く問題ないレベルだと思います。
歩様を見ると踏み込みの力強さを感じますが、トモ高のバランスのせいか、背中と首の連動性がもう一歩に見えます。
首をグイグイ使えているのはいいと思うのですが、そのリズムと背中のリズムの一致度合いがイマイチな気がするんですよね。
踏み込みは力強いですし、返しも速いので随所にいいところもあると思いますけどね。
トモの容量がありパワーもありそうですし、中央勝ち上がりへの期待感は十分ありそうな気がします。
飛節安定感は普通くらいか、やや一般よりは安定している方かなと思います。
前脚はやや右前少しだけ気になりましたがこのくらいはセーフでよいと思います。
エムイシ短評
非常に面白い配合。
フランケルがガリレオ直子であるのに日本適性が高く、スピード能力がずば抜けている。
その要因はデインヒルを増幅させたこと、そして配合でミスワキかブラッシンググルームを増幅させていることにある。
ミスワキはサイレンススズカの母父で、非常にスピード感のあるバランス種牡馬で、ブラッシンググルームはヘイロー・ニジンスキーと脈絡するレッドゴッド系で日本適性の高い欧州血統。
父モズアスコットは、そんなミスワキとブラッシンググルームで走ったフランケル教科書通りの馬。
本馬は、そこにデインヒルとストームキャットを重ねたパワー型に振り戻す配合。
全体的にパワータイプが重なっているが、ナスキロ(ボルキロ)も豊富。
そ言うかそもそも父母相似で、形質的には父に似てくるであろう。
ただ、パワーバランス的にはパワー型のほうが大きいので、父のニュアンスはありつつもダート馬の確度のほうが高いか。
歩きは、これは良い。
柔らかさに詰まった筋肉。トモの丸さがデインヒル感が強いので日本的かと言われると怪しさは残るが、ダート馬だと思えばむしろ良い。
ただ前足がXになっており、負担は大きそう。値段もまあまあするので、そこのリスクトレードができるか。
私も行くかも。
告知
ジェイが馬の見方を勉強する過程で、大変お世話になったオーストラリアのNSW州の中條大輝調教師と、馬の見方についてや 競馬について勉強していく会員制コミュニティ「JJ Racing Club」をDMMオンラインサロンさんにて運営中です。
今年1月にはサロンメンバーの皆様と共にセリに参加し、モアナというニックネームの素晴らしいタガロア産駒の牝馬をわずか350万円ほどで落札できました。
オーストラリアでは日本のような馬主資格がなくとも正式な馬主になれますので、日本で馬主資格を持っていない方も共有馬主になっていただくことができます。
モアナは1/40口が約11万円、月の維持費は放牧中が月4000円程度。
入厩中が月1.2万円程度となっています。
サロンでは中條調教師や獣医師のOz氏、サララボライターでもあるエムイシ氏のディープなコラムを毎週配信している他、オーストラリアンで開催されるセリに上場される注目馬ついても配信中です。
さらに、毎月中條調教師やジェイとサロンの皆様との相互交流会をオンラインで行っています。
直接調教師に質問をぶつけられる他、レース回顧で調教師やジョッキーの心理について勉強するなど大変会員の皆様の満足度が高く評判が良い交流会となっています。
オーストラリア 競馬をベースに学んでいきますが日本の 競馬にも活かせる部分はあると思います、ぜひお気軽にご参加ください。
<参加はこちらから>
No responses yet