今回はRisingSunSyndicate共有馬のリッチシャンパン号について記事にしていきます、よろしくお願いします。
リッチシャンパンのこれまで
リッチシャンパンは気性面の問題などがあり、アーロン・パーセル厩舎からアンドリュー・ボビン厩舎に転厩となりました。
ボビン厩舎は自然の中のプライベート厩舎を構えているようで、動画レポートを見ると豊かな自然環境の中で水辺や自然の起伏などを用いてリラックスしながらトレーニングやコンディショニングが行えているようでした。
リッチシャンパンはアーロン厩舎の在厩時から、かなり競馬に使っていましたので、あと1戦、ボビン厩舎で実戦を使ったら放牧に出すという話でした。
そして、リッチシャンパンが転厩初戦に出走登録したのは、総賞金3.75万ドルと賞金水準が高めに設定されたエチューカ競馬場で行われた未勝利戦芝2100mでした。
レース結果は?
リッチシャンパンは内枠を引き、鞍上には一番最初のジャンプアウトに騎乗してくれたリンダ騎手が騎乗してくれました。
リンダ騎手はオーストラリアの有名な女性騎手で、逃げ・先行に定評があるということなので、リッチシャンパンの脚質には合っており好走への期待が高まりました。
レースでは、いいスタートからハナを主張すると、うまくペースをコントロールします。
道中は斜め後ろからプレッシャーをかけながらで、楽逃げというわけではありませんでしたし、3角あたりでは人気馬が外から競りかけてきてファイトが必要な展開となりましたが、これを完封して抜群の手ごたえで4角を回って直線に入ります。
人気馬が垂れていくのを背に、抜群の手応えで直線に入ってきたのを見て、さすがに今日は勝てるか!と期待したのですが…
最後の最後でガールズクラブという馬に差されてしまい、僅差の2着でフィニッシュとなりました。
今後について
リッチシャンパンはこれまでも惜しい競馬は何度もありましたが、その中でも今回のレースは一番惜しい競馬でした。
賞金が高く、決して相手関係も楽ではなかった中でこの競馬ができたのは大きな収穫だったと思いますし、リンダ騎手も「仕掛けが早かった」と話しているようですが、素晴らしい騎乗を披露してくれたと思っています。
彼女の逃げじゃなかったらここまでの手ごたえで直線に入ってきていないのではないかと思います。
元々放牧の予定だったようですが、レース後続戦でもう1つ競馬を使うことが決まり、今回のリンダ騎手が継続で乗ってくれるようです。
疲れがたまっていないか、心配ではありますが次こそ初勝利を期待したいと思います。
頑張れリッチシャンパン!
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