今回はチームジェイとしてRSSとコラボ落札したサザンクレセントについて記事にしていきます。
よろしくお願いします。
サザンクレセントとは?
サザンクレセントとは2年前のマジックミリオンズアデレードセールで3万ドルで落札したアラバマエクスプレス産駒の牝馬です。
チームJメンバーの皆様とRSSとのコラボ落札で落札した1頭。私が初めて競りに現地参加し手を上げて落札した思い出の1頭でもあります。
デビュー戦はカントリーで見事勝利。
今回はその後休養を挟み2度目の実戦となっていました。
今回は予定していたジャンプアウトを馬場状態の悪さからスキップしたことなどもあり、VIC州メトロのムーニーバレー競馬場1200m、BM64の3歳牝馬限定レースに出走することになりました。
コックスプレートでお馴染みの変則形の競馬場ですね。
総賞金600万円+VOBISボーナスありと中央の未勝利戦に近い水準のレースです。
日本の中央で落札額300万円の馬が走っていると考えていただければ、その挑戦のハードルの高さは理解いただけるかなと思います。
メトロの金曜ナイターとは?
オーストラリアではカントリー、プロヴィンシャル、メトロの順番でレースレベルや賞金が高いと一般的に言われています。
ただ、そのメトロの中でも実は区分があり、水曜メトロ<ナイター開催<土曜メトロとレベルが上がっていくのが一般的です。
今回サザンクレセントが出走したのは、金曜ナイター開催ですので、土曜メトロの次にハイレベルなレース。
初めてのナイターに戸惑わないかという心配もありましたが、それ以上にムーニーバレー競馬場のナイターに自分が競りに携わった馬が出走しているというのはとても嬉しいことだなと思って中継を見ていました。
当日は5番人気に支持され、休み明け初戦と仕上がり途上ながらいい走りを見せてくれるのではと期待したものです。中継も日本時間で午後7時15分(現地時間後後9時15分)からだったので、仕事終わりに確認することができましたのでそれもありがたかったですね。
レース結果は?
外枠を引いていたことから、そもそもここで勝ち負けという感じよりは控える競馬を教えさせるのとジャンプアウトがわりという部分もあったので、着順は気にしない…と思いつつもやっぱり期待してしまうのが親心というもの。
レースでは他の馬のアクシデントで長くゲートで待たされたこともあってか、少し出負けしてしまいそのまま最後方追走となります。
手応えは良さそうでしたが、ペースが緩んだ時に前の馬に乗り上げそうになったようで(これは事後レポートで確認しました)減速してしまう場面もあり、少しスムーズとは言い難いレース運びでした。
直線では一番外を回す形。前残りのこの競馬場で勝ちを狙いにいくには絶望的な進路どりでしたが、2頭かわして8着でゴールインとなりました。
完全にレース結果的にも前残りでイン前をとっていないと勝負にならないレースだったのでこれは度外視でいいと思います。
今回1度レースを使ったことで前進することや、控える競馬を教えたことが後々生きてきたらいいなと思いますね。
Race 7 1200m – Broadside Lawyers (Bm64) 9:15pm.
Of $60,000: 1st $33,000, 2nd $10,800, 3rd $5,400, 4th $3,000, 5th $1,800, 6th $1,200, 7th $1,200, 8th $1,200, 9th $1,200, 10th $1,200. Apprentices can claim
Pos. Name Jockey Trainer Bar Wgt Mgn SP
1 Nepravda D Keane Ben, Will & Jd Hayes 6 59.0 01:10:890 5.5
2 Mckeyla J McNeil Robbie Griffiths 9 59.0 0.4L 3.4
3 Hustle In Heels J Mott Julius Sandhu 4 60.0 1.4L 3.2
4 Privalova L Currie Trent Busuttin & Natalie Young 2 59.5 1.81L 5.5
4 Reasonable Point L King Ben Brisbourne 10 58.5 1.81L 31.0
6 Ania M Castle David Brideoake & Matt Jenkins 1 58.5 2.56L 51.0
7 Secretdream C Macredmond Matt Cumani 7 59.0 3.56L 51.0
8 Southern Crescent D Stackhouse Aaron Purcell 8 59.5 4.56L 13.0
9 Tartan Belle Z Spain Jason Warren 5 58.5 5.02L 31.0
10 Porsha Crystal L Meech M & L Kavanagh 3 58.5 5.17L 20.0
今後について
今後については現時点で明示されていませんが、今後は条件戦レースで1つずつ勝利を重ねていく方針になりそうです。
次メトロを使うのか、カントリーに戻るのかは現時点で未定でRSSと調教師とも相談をするそうです。
焦ってはいけませんが3歳牝馬のうちにしか出られないリステッドレースなどもありますので、勝ちを重ねて3歳のうちにそういったレースで夢を見られたら面白いなとも個人的には思っているところです。
ブラックタイプにできれば繁殖価値も上がりますので最後バイアウトする時にも手元にお金が入りますしね。ここは日本の一口馬主クラブのように買い戻し金額が決まっているのとは、大きく異なる点ですね。
何はともあれ、今回の入厩のうちにまずはもう一つ勝利を届けてほしいなと思っています、がんばれサザンクレセント!
現役地方&海外馬主・競馬ライター
登録者5000人超え&累計再生250万回超えの一口馬主YouTuber。豪州競馬会員制コミュニティJJ Racing Club 共同代表。社会人1年目から一口馬主を始め、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。地方個人共有とRSS や中條厩舎の豪州共有に加え北米MRHでマイクロシェアを行う。血統スタッツや馬体・歩様を重視していて代表馬はトゥルーフェアリー、ロードヴァレンチ、ミスティックロア等。
—最近の私––
Bluetoothでスマホと接続可能なスピーカー。重低音がとても強調されるので洋楽やアップテンポな曲が好きな私のお気に入り。防水機能つきなのでお風呂に持ち込んで音楽を聴きながら本を読むのが毎日の楽しみ。
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