今回はシルクの出資馬ソワドリヨンの初戦の様子について報告する記事を書いていきたいと思います。
ソワドリヨンは一度デビュー戦の予定が示されましたが、調教中に肺からの鼻出血を発症。放牧となりデビュー予定は白紙となりました。
今回はそれを乗り越えての初陣となります。
デビュー戦の結果がどうだったのか、さっそく見ていきましょう!
鼻出血乗り越えデビューへ
再発しやすいと言われる内因性の鼻出血を発症し放牧となっていたソワドリヨン。(詳しくは過去記事参照)
今回は状態を整えて臨み、出走前に再発することなく追い切りを消化できました。
追い切りタイムは先週出走した同じくシルクの出資馬アズライトムーン(父サトノダイヤモンド)よりも良く、終いはかなりキレる脚を持っているようで、先行して長く脚を使うタイプが多い筆者の出資馬としては珍しいタイプのようです。
鞍上も未定となっていましたが、横山武史騎手を手配していただいたということで、初戦から期待が膨らみますね。
同じレースに同じくシルクのハーツクライ産駒の牝馬がいて(こちらは鞍上ルメール騎手)、若干の対抗意識を覚えますが、どの馬も無事にいいレースができることを願って出走の時を迎えました。
特にソワドリヨンにとっては、好走への期待もありますが、鼻出血を再発させずにちゃんと走り切れるか?というのも重要なポイントですからね。
デビュー戦の結果は?
ソワドリヨンはクリスマスイブ・2022年12月24日(土)の中山5Rのメイクデビュー中山・芝1800m16頭立て4番人気でデビューしました。
シルクのアルメリアや、東サラのレッドアルベール、ライオンのオックスリップなど、一口馬主クラブ馬が人気を集めるレース。
レースでは、ソワドリヨンは若干出負け気味も、最内枠を生かしラチ沿い好位4−5番手あたりで追走していきます。
経済コースを通り最後の直線、前の馬が壁になり進路がなかなか開かない中、果敢に横山武史騎手はインを突き狭い進路をこじ開けて3着に飛び込みました。
勝ち馬・オックスリップとは1馬身差、2着馬のドゥフレーシュとは半馬身差と勝ち馬との着差も少なく、経済コースを通ったとは言え、最後進路が狭くなりながらいい脚を使って勝ち馬に迫れたのは、かなりいいレースだったなという印象です。
今後への期待
執筆時点でレース後の更新はきていませんが、これで鼻出血の再発などのアクシデントがなければかなり今後に期待が持てるいいデビュー戦だったのではないかと思います。
特に成長力に富むハーツクライ産駒ですから、しっかり勝ち上がって更なる成長を見せてくれれば長く楽しませてくれるのではないか?と期待してしまいますね。
今回の走りを見ていると親バカな部分もあるかもしれませんが、芝で勝ち上がれる力は持っているように思えました。
なんとか、早めに勝ち上がって安心した上でじっくりと成長を促して欲しいなと思うところです。
鼻出血がなく予定通りデビューできていたら今頃はひょっとしたら、、、と少し思ってしまいましたが、そううまくいかないのがサラブレッドというものですからね。
無事是名馬、この言葉を改めて心に刻み、本馬の更なる活躍を期待したいと思います。
がんばれ、ソワドリヨン!
12月26日追加、鼻出血再発はなかったものの一旦放牧を挟むということです。次走で勝ち上がりを期待したいと思います!
現役地方&海外馬主・競馬ライター
登録者5000人超え&累計再生250万回超えの一口馬主YouTuber。豪州競馬会員制コミュニティJJ Racing Club 共同代表。社会人1年目から一口馬主を始め、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。地方個人共有とRSS や中條厩舎の豪州共有に加え北米MRHでマイクロシェアを行う。血統スタッツや馬体・歩様を重視していて代表馬はトゥルーフェアリー、ロードヴァレンチ、ミスティックロア等。
—最近の私––
Bluetoothでスマホと接続可能なスピーカー。重低音がとても強調されるので洋楽やアップテンポな曲が好きな私のお気に入り。防水機能つきなのでお風呂に持ち込んで音楽を聴きながら本を読むのが毎日の楽しみ。
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